年令問わずおすすめ。 怒りに向き合うための本

この作品は、我々が抱く、時に制御不能に思える怒りという感情に対峙するヒントが詰まっています。主人公は一見普通の青年ですが、彼の鋭い感情描写と挫折に対峙する姿が、怒りという感情を理解する上で深い洞察を与えてくれます。また、彼を取り巻く人々との人間関係も見逃せません。怒りに対する彼らそれぞれの対処法や取り巻く環境、そして何より彼らの成長過程が、読む者に新たな気づきを与えてくれます。怒りがわいてくる感情をどう向き合うべきか、内省や深い理解を求めるすべての年代にお薦めの一冊です。
『自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック(安藤俊介のアンガーマネジメント入門)』

怒ってしまうことが問題なのではない。問題は、それをコントロールできないことだ。6つの「怒り」タイプ別に、性格の特徴、怒り方の癖・改善トレーニング方法、上手なつきあい方を提示した、はじめての書。
作者 | 安藤 俊介 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2016年09月 |
『知れば知るほどおもしろい! やさしくわかる仏教の教科書』

2500年以上の歴史を持つ仏教は、
いまでも世界中の多くの人々に信仰されています。
日本人の約6割は仏教徒だといわれていますが、
実際に仏教と触れ合うのは葬儀や法事といった儀礼くらい、という人も多いのではないでしょうか。
この本では、仏教の基本から歴史までやさしく解説しています。
ページをめくれば必ず、身近でありながら、実はよく知らなかった仏教のおもしろさを感じられるはずです。
●仏教の基礎知識を図解でやさしく紹介
仏教をはじめたお釈迦様の生涯、
教えの基本、それぞれの宗派、仏像・寺院の見方まで、
ゆるくてかわいいイラストを使い、楽しく図解しています。
仏教の知識をビジュアルで学ぶことができます。
●2500年以上にわたる歴史と教えの変遷を解説
仏教はインドを起源とし、アジア各地に広がり、信仰され続けている宗教です。
本書では、2500年以上の歴史のなかで起きた重要な出来事をたどり、
仏教の教えがどう分かれていったのか、
争いごとが絶えない今だからこそ知っておきたい大乗仏教についてもしっかり解説しています。
●もっと身近に! 仏像・寺院の見方を紹介
寺院を参詣したり、博物館を訪れたりして、仏教の世界観をさらに深く体感してみませんか。
如来、菩薩、天……仏教にはさまざまな仏様が存在します。
それぞれの特徴を読み解き、手を合わせれば、
仏様の功徳を感じることができるはずです。
一歩踏み込めば心がラクになる!仏教の世界にようこそ
Part1 お釈迦様のライフヒストリーで読み解く 仏教の誕生
Part2 みんなの迷い、苦しみを仏教で解決 教えの基本
Part3 生きとし生けるものを残らず救いたい! 仏教伝播と大乗の教え
Part4 日本人の精神文化を変えた 日本仏教
Part5 ブッダの世界をこの世に再現 仏像・寺院のしくみ
作者 | 石田 一裕 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ナツメ社 |
発売日 | 2024年02月19日 |
『道教思想10講』

老子の「道」の思想を起点に、古代神仙思想、後漢末の太平道と五斗米道、六朝知識人の修養法など、さまざまな思想・運動をとりこみながら形成された道教。その哲学と教理を、「気」の生命観、宇宙論、救済思想、倫理・社会思想、仏教との関わり、日本への影響などの論点からとらえる。丁寧なテキスト読解に基づく総合的入門書。
講義を始める前に
第1講 道教の始まりと展開
第2講 「道」の思想ーー通奏低音としての『老子』
第3講 生命観ーー気、こころ、からだ
第4講 宇宙論ーー目に見える世界を超えて
第5講 神格と救済思想ーー自己救済から他者救済へ
第6講 修養論ーー内丹への道
第7講 倫理と社会思想ーー政治哲学としての道教
第8講 道教と仏教ーー三教並存社会のなかで
第9講 道教と文学・芸術
第10講 道教と日本文化
あとがき
読書案内
略年表
作者 | 神塚 淑子 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2020年09月23日 |
怒りという感情は誰もが持っているものですね。誰かに当たることもあれば、自分自身に当たることもあります。でも、その怒りが乱暴に自分を破壊したり、他者への悪影響を及ぼすのであれば、それはきっと自分自身と向き合うことが求められているはず。そのために、読書は実に有効な方法です。
今回紹介した作品を読むと、少なからず怒りについて新たな視点を得ることができるでしょう。様々なキャラクター達がそれぞれの怒りとどう向き合うのか、どう解決していくのか。それを通して、自分自身の怒りにどう向き合うべきか、また怒りをどういう形で表現すればいいのかについて考えるきっかけになれば幸いです。
怒りとは自分の意志を主張するための大切な感情ですが、それが他人を傷つけてしまう場合、うまく制御する方法を知ることも大切です。そして、そんなあなたにこの作品を読んで頂きたいと思います。
何気ない日常の中にも怒りを感じる瞬間はあるでしょう。それって、あなたが生きている証拠でもあります。でも、その怒りをもてあますままではなく、うまくコントロールして生きていく力を読書から得ることができると思います。
本書は、そんな怒りと上手に向き合うヒントをくれます。そして、それがあなたの生活をより豊かにするだけでなく、人々との関係性を深めるのにも繋がるでしょう。あなたと怒りの関係性が、もし少しでも良好なものとなるならば、それはとても素晴らしいことですよね。
読むことで得られる視点や考え方は人それぞれでしょうが、どなたにとっても楽しめる作品であると自信を持っておすすめします。ぜひ、自分自身の怒りについて深く考えながら、読んでみてください。最後までここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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