地政学って何?と思ったら読む本8選

「地政学って何?」そんな疑問を持つあなたにピッタリの本8冠をご紹介します。地政学の基礎から深層まで理解できる一冊、国家の権力闘争を描いたサスペンス小説、人間の欲望と地政学が交錯する現代のビジネスノベル、そして歴史と地政学が絡み合った歴史小説まで、幅広く揃えました。また、現代の国際情勢を地政学の視点で読み解く評論本もピックアップ。さらには漫画も含めたこのリストで、地政学の面白さを存分に味わってください。初心者にも親切な解説から、専門家が読み応えを感じる深遠なテーマまで、一冊一冊の中に、地政学的な見方で世界を解釈する醍醐味を詰め込みました。是非、あなたの地政学への第一歩にしてみてくださいね。
『サクッとわかるビジネス教養 新地政学』

作者 | 奥山真司 |
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価格 | 不明 |
発売元 | |
発売日 |
『13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海』

子どもも大人も知っておきたい世界のしくみ!
「地政学」がわかれば、歴史問題の本質/ニュースの裏側/国同士のかけひき…が見えてくる!
高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、
「地政学」が楽しくわかりやすく学べる一冊
【絶賛の声、続々!】
真山仁氏(『ハゲタカ』著者)
「大人にこそ読ませたい未来を生き抜く必読書
戦争、平和、日本の行く末を知る羅針盤がここにある!」
杉山晋輔氏(前駐米大使)
「今の日本にこそ求められている一冊!
複雑な国際情勢が物語でやさしくわかる」
プロローグ カイゾクとの遭遇
1日目 物も情報も海を通る
2日目 日本のそばにひそむ海底核ミサイル
3日目 大きな国の苦しい事情
4日目 国はどう生き延び、消えていくのか
5日目 絶対に豊かにならない国々
6日目 地形で決まる運不運
7日目 宇宙からみた地球儀
エピローグ カイゾクとの地球儀航海
作者 | 田中 孝幸 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2022年02月25日 |
『あの国の本当の思惑を見抜く 地政学』

地形的に見ると、アメリカもロシアも中国も弱い。
だから、戦争をやめられない。
近年、「世界情勢を理解したい」という需要が増えています。
ロシアのウクライナ侵攻、パレスチナ・イスラエル戦争、中国の台湾・尖閣諸島・南シナ海での野心的行動など、ニュースで不安定な国際情勢にまつわる話題を見聞きしない日はありません。
国際政治を考える上で、まず見るべきものは何でしょうか?
歴史、文化、統計、報道ーーどれも重要です。
しかし、本書はそれが「地理」であると考えます。
ニュースを普段見ていると、外国首脳の発言や人々の意見ばかりが目に入ります。
それらを見ていると、世界情勢を動かしているのは「人間の意志」だとつい思いがちです。
しかし、人間の思考や行動は、私たちが思っている以上に地理に動かされています。
それも、気づかないうちに。
地理を基準に世界を眺めると、次のようなさまざまな事実が見えてきます。
●アメリカは大きな海に守られているが、その分他国を攻めづらく、それほど恐れられていない
●ロシアはヨーロッパの大国と平らな地形で繋がっているせいで、領土を拡大し続けなければならない
●対立を深めるアメリカと中国は、実は国土や隣国との関係など、「似た者同士」である
●日本にとって朝鮮半島はユーラシア大陸との「橋」。朝鮮の安全を確保することは伝統的な地政学的課題
寒い場所では、港が流氷で閉ざされて、貿易ができません。
「国を守ろう」と思っても、地形が平坦だとかなり苦労します。
地理が「檻」だとすれば、国は「囚人」です。
囚人に何ができて、何ができないかを知るには、まず檻の形を知らなければならないのです。
本書は、地政学動画において平均再生回数150万回という圧倒的な支持を得る著者・社會部部長が、不変の地政学の法則を解説する1冊。
「海と陸」というシンプルな切り口を中心に、これまで世界で起きてきたことの真の理由を知り、今の世界で起きていることを「自分の頭で考えられるようになる」本です。
序章 今、地政学を学ぶ意義
第1章 アメリカ 強そうで弱い国
第2章 ロシア 平野に呪われた国
第3章 中国 海洋国家になろうとする大陸国家
第4章 日本 大陸国家になろうとした海洋国家
終章 地政学から学べること
作者 | 社會部部長 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | サンマーク出版 |
発売日 | 2025年01月24日 |
『90枚のイラストで世界がわかるはじめての地政学』

作者 | いつかやる社長 ika,pub.2022 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 飛鳥新社 |
発売日 | 2022年11月 |
『地図でスッと頭に入る地政学』

なぜロシアはウクライナに侵攻したのか?中国が台湾統一を望む理由、ミサイルを発射し続ける北朝鮮、次の成長国はどこ?「グローバル・サウス」の共通点とは?アメリカの中東離れのきっかけとなったシェール革命、米中半導体戦争の最前線に立つ台湾、中国の「新地図」に怒り心頭な周辺国…などなど、世界を揺るがす国際情勢や経済事情、紛争と諸問題のエポックのなかから地理的要因のあるテーマを選び、地図や図解をつかって地政学的にひも解いた一冊。
【陸の力・海の力】中国やロシアはランドパワー、アメリカや日本はシーパワー。どちらが強くて優位性があるのか?
【ランドパワー対シーパワー】ランドパワーとシーパワーが何度も衝突を繰り返してきたリムランドと呼ばれる緩衝地帯
【ガザ侵攻】イスラエルによる強権的支配にイスラム組織ハマスがついに暴発!パレスチナ紛争に終わりはあるのか?
【ウクライナ戦争】欧米諸国の軍事同盟NATOとロシアの対立が、ウクライナへの侵略を招いた!
【米中対立】覇権勢力と新興勢力の戦いはもはや運命なのか!?激化するアメリカと中国の対立
【北朝鮮の核兵器・ミサイル開発】核開発やミサイル発射を続け、国際社会に脅威を与える北朝鮮。その背景にみえる地政学的理由とは?
【中国による台湾統一の野望】にらみ合う中国と台湾。中国が台湾統一を望むのは海洋覇権への足がかり?
【中国とインドの人口増加】インドが中国を抜いて世界一に!アジアの二大巨頭が人口大国になったのはなぜ?
【ブレグジット】さらば大陸!イギリスが選んだEU離脱の道。その大胆な選択は正しかったのか?
【グローバル・サウス】国際社会で存在感を高めているグローバル・サウスと呼ばれる国々。その多くは南半球にある
【中国の一帯一路構想】ユーラシア大陸に巨大経済圏誕生?中国が推進している一帯一路には深い闇が隠されていた!
【アメリカの中東離れ】シェール革命により、アメリカが世界一のエネルギー大国に。進む中東からアジアへの方向転換
【BRICS+6】欧米主導の国際秩序へ物申す。新規加盟の6ヵ国を加え、勢いを増しているBRICS
【QuadとIPEF】中国への対抗措置を講じる日本が積極的に動いている戦略対話と経済枠組みの実態は?
【半導体戦争】アメリカが死力を尽くして中国から台湾を守ろうとするのは半導体の供給不足を恐れるがため!?
【日本の半導体産業】世界一の半導体メーカーが日本の熊本に工場を建設。熊本を選んだ理由は何?
【監修者】鈴木達人(すずきたつじん)
地理の予備校講師。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)アラビア・アフリカ語学科卒。スタディサプリをはじめ、全国の大手予備校で地理を教える。講習では100人規模の大教室が満席になる人気講師。おもな著書に『世の中のしくみが氷解する 世界一おもしろい地理の授業』(KADOKAWA)などがある。
作者 | 鈴木 達人/昭文社 出版 編集部 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 昭文社 |
発売日 | 2024年01月26日 |
『地政学が最強の教養である “圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問』

●地政学1つで、“圧倒的教養”が身につく
あらゆる教養の中で、地政学こそが「最強の教養」であるーー。
その威力は、一般に言われている「世界情勢がわかるようになる」だけにとどまらない。
「地政学が最強な理由」を挙げたらキリがないほどだが、その際たる例が「“圧倒的教養”が身につく」点だ。
経済学、哲学、歴史学、宗教学、文化人類学、政治学、地理学……。地政学にはあらゆる学問が詰まっている。地政学を学ぶということは、同時にそれらすべての学問の知見を一気に身につけるに等しいのだ。
いま世界のビジネスエリートたちが、こぞって地政学を学んでいる。
それはなぜか?
まさしく、「地政学が最強の教養である」ことに気付いているからだ。
日本、アメリカ、中国からロシア、アジア、中東、欧州まで。
基本も最新情報も、地政学を全網羅。
【CONTENTS】
第1章 なぜ地政学が最強の教養なのか?
・【最強な理由1】世界情勢の解像度が上がる
・【最強な理由2】長期未来予測の頼もしいツールになる
・【最強な理由3】教養が身につく
・【最強な理由4】視座が変わる・相手の立場に立てる ……
第2章 「地政学の思考法」を授けよう
・地政学とは「その国の元首になるロールプレイングゲーム」
・それでも、やっぱり「地理」は大事なワケ
・「地政学の思考法」6つのキーコンセプトーー気候、周辺国、民族性、産業、歴史、統治体系 ……
第3章 「島国」の地政学ーーアメリカ・日本
・ランドパワーを経てからシーパワーになる
・白熱する米中覇権争いの現状
・国内の分断で帝国アメリカは凋落するのか?
・台湾有事発生を防ぐ役割も日本は期待されている
・円安が起きているワケ ……
第4章 「内陸×大国」の地政学ーー中国・ロシア
・少数民族封じ込めのためにも強権的になる
・「一人っ子政策」が中国の軍事作戦に与える影響
・ウクライナ戦争でとん挫する? 中国の巨大経済圏構想「一帯一路」
・【ロシア・ウクライナ戦争の本質】第一次大戦との酷似
・NATO拡大が均衡を崩すーージョージ・F・ケナンの予言 ……
第5章 その他の地政学ーー中東・インド・東南アジア・ヨーロッパ
・リムランドでも地理により運命が変わる
・スンニ派とシーア派に宗教対立はない
・ロシアへの配慮を見せるインド
・民間レベルでも進む中国とASEAN連携
・欧州で生まれた地政学は戦争の道具となる? ……
第6章 未来の地政学
・気候変動の地政学
・南極をめぐる資源争い
・世界の湾岸都市が水没する
・宇宙は新たな地政学ホットスポット
・地政学を乗り越えるには ……
第7章 日本がやるべきことは
作者 | 田村耕太郎 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | SBクリエイティブ |
発売日 | 2023年01月07日 |
『教養としての「地政学」入門』

世界の今の見え方が変わる!
地政学とは何かーー?
ナチスも利用した「悪魔の学問」ではない。
ビジネスにも不可欠な「弱者の生きのびる知恵」である。
出口治明が語り下ろす、目からウロコのエッセンス
≫地政学はなぜ必要か?
平たくいえば「国は引っ越しできない」から。
≫「陸は閉じ、水は開く」
-シュメール人のことわざに地政学の萌芽があった。
≫「どうすれば、サンドイッチの具ならずに済むか、という問題」をめぐって、
世界史の権謀術数は繰り広げられてきた。
≫海上の覇権争奪戦に関係するシーレーン(海上交通路)において、
「鍵をにぎるのが半島や海峡」である。
≫「人間の真の勇気はたったひとつである。現実を直視して、それを受け入れる勇気である」
-ロマン・ロランの名言から、日本の今を紐解く。
作者 | 出口治明 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 日経BP |
発売日 | 2021年02月26日 |
『自衛隊最高幹部が明かす 国防の地政学』

「戦争の時代」に日本を守り抜くために
ロシア・ウクライナ戦争が続く欧州、イスラエル・ハマス戦争に揺れる中東、台湾・朝鮮半島有事が懸念される東アジア、サイバー・宇宙空間までーー。
日本で最も本気で国防と向き合う専門家集団によるワンランク上の地政学!
“憂国の志士たち”による渾身の戦略論
序章:防衛省・自衛隊が実践する地政学 折木良一(自衛隊第三代統合幕僚長)
第1章:東アジアの地政学
【南西諸島】「日本有事」の最前線として 住田和明(第二代陸上総隊司令官・元陸将)
【中国】陸海空を超えた型破りの「超限戦」 渡部悦和(渡部安全保障研究所所長/元陸上自衛隊東部方面総監)
【台湾】日本にとっての「台湾防衛」の意味 小野田 治(日本安全保障戦略研究所上席研究員/元空将)
【朝鮮半島】日本は朝鮮半島有事の最前線 磯部晃一(磯部戦略研究所代表/元陸将)&鈴来洋志(陸修偕行社現代戦研究会座長/元韓国防衛駐在官)
第2章:インド太平洋の地政学
【東南アジア・南シナ海】地理が歴史を繰り返させる 武居智久(第三十二代海上幕僚長)
【インド】対中牽制の鍵を握る非同盟国 中村幹生(陸修偕行社安全保障研究委員会研究員/元パキスタン防衛駐在官)
【南太平洋】海洋国家の要衝としての島嶼国 関口高史(元防衛大学校准教授/予備1等陸佐)
第3章:米国の地政学
超大国の動揺と覚悟 吉田正紀(双日米国副社長/元海上自衛隊佐世保地方総監)
第4章:欧州の地政学
【NATO1】拡大するNATOとロシアの因縁 長島 純(中曽根康弘世界平和研究所研究顧問/元空将)
【NATO2】軍事だけではないNATOの価値 吉崎知典(東京外国語大学大学院総合国際学研究院特任教授)
【ロシア】ウクライナを侵攻した大国の論理 佐々木孝博(元ロシア防衛駐在官/元海将補)
第5章:中東の地政学
【イスラエル】最強国家イスラエルVSイラン率いる「抵抗の枢軸」 菅原 出(グローバルリスク・アドバイザリー代表/PHP総研特任フェロー)
【海賊対策】海賊対策から見る中東地勢戦略 中畑康樹(元海上自衛隊補給本部長・元海将)
第6章:新しい地政学
【北極海】大国がせめぎ合う「大人の海」 石原敬浩(海上自衛隊幹部学校非常勤講師・退役1等海佐)
【核問題】日本の核武装はありうるか 尾上定正(笹川平和財団上席フェロー/元空将)
【サイバー】兵器・領域・ルールなき戦場 田中達浩(サイバー安全保障研究所代表/第三十三代陸上自衛隊通信学校長)
【宇宙】安全保障の命運を握る異空間 片岡晴彦(日本宇宙安全保障研究所副理事長/第三十二代航空幕僚長)
作者 | 折木 良一 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2025年02月28日 |
以上、地政学に関する興味深い作品を8つご紹介させていただきました。世界の動きや国際関係について考えるヒントがこれらの作品には詰まっています。地政学とは、地理的な視点から政治や経済など、人間社会の動きを分析する学問ですが、一概に説明するのは難しいテーマかもしれません。
それでも、複雑なテーマを手に取りやすい形で提供してくれるのが、小説や漫画の力です。登場人物たちの視点を通じて、実際の国際情勢や歴史的な出来事を理解する手掛かりになるかもしれません。それぞれの作品が描く世界や物語を通して、地政学の面白さ、奥深さを感じ取っていただければ幸いです。
もしかすると、これらの作品を通じて地政学への理解が深まるだけでなく、新たな視点や思考のヒントを得られるかもしれません。興味を持った作品があれば、ぜひ一冊手に取ってみてくださいね。
そして、その作品を読むことで、日々のニュースが少し違った形で見えてくるかもしれません。新聞の見出しも、テレビの報道も、これまでとは違う視点から読み解いてみる楽しみが広がります。
地政学に興味がある方、まだピンと来ない方も、これを機に地政学の面白さに触れてみてはいかがでしょうか。新たな門出に、この記事が少しでも役立てば、筆者としてこれ以上ない幸せです。皆さんの読書生活が、より一層豊かで有意義なものになりますように。
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