千海博美がイラストを描いた本10選

愛らしいキャラクターと美しい背景が魅力の千海博美さんのイラスト本10選を紹介しますね。青春の赴くままに描かれた学園もの、エキゾチックな世界観が広がるファンタジー、等身大の人間ドラマまで、バリエーション豊かな作品群です。どの作品も、千海さんらしい独特なタッチと緻密な描写が光っています。コミカルな表情作りから、壮大な世界観の描出まで、その技術は圧巻。また、一つ一つのシーンが物語をしっかりと語っているのも千海さんの作品の特徴。読むたびに新鮮な驚きがあり、何度でも手に取りたくなること間違いなしです。描かれた世界にどっぷりと浸かりたい方には、ぜひおすすめですよ。
『現代“間食”考 狭間からみる人類の食』

民俗学、文化人類学、心理学などの分野から、間食の歴史や役割を多角的に考察。「間食」を通じて「食事」の本質に迫った2023年度〈食の文化フォーラム〉の記録。
「間食」とは何か?霊長類における間食行動の観察から、アフリカ狩猟採集民やモンゴル遊牧民の食生活、さらには現代社会における多様な間食のあり方まで。民俗学、文化人類学、心理学などの多角的視点から、間食の起源と歴史、現代社会における意味を考察する。さらに、多様な文化圏における間食のあり方を紹介。いつ、どこで、誰と、何を、どのように食べるのか?間食という日常的な行為から、食文化の多様性と普遍性、そして人間の食の本質に迫る。
●目次
[巻頭言]
間食に垣間見る人間の食の本質(守屋亜記子)
[序 章]
間食論へのアプローチ(野林厚志)
はじめに 「三度の食事」/補食/充足と過剰/間食の功罪
[第1部]間食の起源
第1章 霊長類の「間食」(市野進一郎)
[第2部]間食の民族誌
第2章 アフリカ狩猟採集民にとっての間食とは(池谷和信)
第3章 モンゴル遊牧民の食べ方 間食と食事の区分はあるか(石井智美)
第4章 シリア都市民の間食 ナッツ・果物・菓子・ファストフード(黒木英充)
第5章 戦後イタリア社会に生まれたメレンディーナ(宇田川妙子)
第6章 西部インドネシアの間食 ご飯でなければ間食なのか(阿良田麻里子)
[第3部]日本の間食
第7章 現代日本の農村にみる間食とその類 間食・おやつ・菓子・お茶うけ(江頭宏昌)
第8章 長野県の家庭料理、おやつの特徴 仕事の合間の一服文化(中澤弥子)
第9章 間食と食事との相互変化 民俗学の見た食文化研究より(山田慎也)
[第4部]間食と社会
第10章 間食の実態とその内容 栄養疫学研究からの知見(佐々木敏)
第11章 生活者にとっての食の価値(野沢与志津)
第12章 心理学からみた間食(大森美香)
[総括]
間食 考えるに適した食事(野林厚志)
あとがき(野林厚志)
執筆者紹介
作者 | 野林 厚志/公益財団法人味の素食の文化センター |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2025年01月27日 |
『ウーマン・トーキング ある教団の事件と彼女たちの選択』

WOMEN TALKING
by Miriam Toews,2018
「これは必読!『侍女の物語』から抜けだしてきたよう」マーガレット・アトウッド(←NHK Eテレ「100分de名著」で話題)
「私たちは子どもを守りたい」
教団で起きた大量レイプ事件。「悪魔の仕業(しわざ)」「作り話」とされてきたが、実は身内による犯行だった。実話にもとづくサスペンス!
あるキリスト教系団体の村(コロニー)で起きた大量レイプ事件。最年少の被害者は3歳の少女。それは「悪魔の仕業(しわざ)」「作り話」とされたが、実は身内の8人の男による犯行だった。彼らを保釈させようと村の男たちが外出する2日間。女たちは子どもを守るために未来を選ばねばならない。何もしないか、闘うか、村を出ていくか。文字の読めない女たちの会議(ウーマン・トーキング)が始まる。実話にもとづくサスペンス。マーガレット・アトウッドが「必読」と絶賛。第95回アカデミー賞脚色賞映画、原作!
「これは必読! この驚異的で、悲しく、衝撃的にして心を打つ小説は現実の事件を元にしており、まるで『侍女の物語』から抜けだしてきたようだ」M・アトウッド
「痛烈……悪の本質、自由意志の問題、集団的責任、文化決定論、そして何よりも赦しについてふれる」ニューヨーク・タイムズ
カバーイラスト/千海博美
カバーデザイン/鈴木成一デザイン室
六月六日 オーガスト・エップ、会議前に記す
六月六日 女性たちの話し合いの議事録
六月六日 オーガスト・エップ 夜、会議と会議の間に記す
六月七日 女性会議の議事録
六月七日 会議の後にオーガスト・エップ記す
謝辞
訳者あとがき
作者 | ミリアム・テイヴズ/鴻巣 友季子 |
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価格 | 1518円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2025年05月23日 |
『半生【はんせい】の絆』

中国で魯迅と並んで評価される、伝説の作家の代表作を新訳・文庫で刊行。一生ぶん続くことは叶わなかった、男女の恋の運命をめぐる傑作
作者 | 張 愛玲/濱田 麻矢 |
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価格 | 1892円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2025年03月19日 |
『夏休みの殺し屋』

奇妙な依頼の数々に、彼らはついつい「推理」をしてしまう……。
殺し屋が日常の謎を解く異色のミステリー短編集。
人気シリーズ第4弾!!
人知れず副業で殺し屋稼業を営む富澤允と鴻池知栄。二人のもとに届く殺害依頼はいつも謎めいている。
畑に人形を埋め続けるターゲット、死体に椿の花を添えて欲しいというオプション、“夏休み”期間限定の殺害──。
目次
近くで殺して
人形を埋める
残された者たち
花を手向けて
夏休みの殺し屋
作者 | 石持 浅海 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2025年04月08日 |
『十五夜草 小烏神社奇譚』

作者 | 篠綾子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 |
『幽霊草』

作者 | 篠,綾子,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2024年06月 |
『クスノキの女神』

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。
一方、認知症カフェで玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。
玲斗が二人を出会わせたところ瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。
待望のシリーズ第二弾!
作者 | 東野 圭吾 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2024年05月23日 |
『女と男、そして殺し屋』

殺し屋は、殺害前に推理する──。
殺し屋×推理小説 第3弾が文庫書下ろしで登場!
殺しの依頼の不可解な点から、二人の殺し屋、それぞれの視点で一つの真実へとたどり着いていく推理過程はシリーズの中でも圧倒的な重厚感と面白さ。
遠くで殺して
ペアルック
父の形見
二人の標的
女と男、そして殺し屋
作者 | 石持 浅海 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2024年03月06日 |
『人類最初の殺人』

どんな犯罪にも「起源」があります。「殺人」は人間にとって最大の禁忌ではないでしょうか。最初の事件は、20万年前の原始人によるものでした。動機は「怒り」です。信じていた仲間に失望し……大きな棍棒で仲間を殺しちゃったんです。太古の昔、この原始人にいったい何かあったんでしょうかーー。本篇ではこうした「人類最初の犯罪」の顚末の数々をお話しします。殺人、詐欺、盗聴、誘拐、密室殺人……様々な犯罪の起源を描いた驚きの五篇を収録。圧巻のデビュー作、待望の文庫化!
作者 | 上田未来 |
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価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2023年11月15日 |
『恐るべき太陽』

作者 | Bussi,Michel,1965- 平岡,敦,1955- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年05月 |
以上、千海博美さんのイラストが描かれた本を10冊、ピックアップしてみました。一冊一冊、その美麗なイラストはまさに息をのむほど。雄大な景色、繊細な人物描写、個性溢れるキャラクターたち、全てがまるで画廊を歩いているかのような錯覚に陥るほどの美しさです。なんとも言えない繊細さや、独特の世界観は、彼女ならではのもの。千海博美さんが織り成す世界に、心から感動しました。
また、彼女が描くイラストの中には、物語のストーリーやテーマを映し出す力があります。たとえば、キャラクターたちの視線や表情、それぞれのポーズからは、それぞれのシチュエーションや心情が色濃く表現されていて、物語そのものを深読みすることができます。文字だけでは伝えきれない微細な感情や心模様を、見事に描きだしているのが千海博美さんの作品の魅力だと思います。
今回ご紹介した以外にも、千海博美さんの個性と才能が光る作品は数多く存在します。本記事が皆さんの新たな発見や、千海博美さんの世界への一歩となれば幸いです。何度も繰り返し見て、その美しさを味わうも良し、テーブルに飾ってお部屋を彩るも良し、彼女の描く世界に触れる時間は、きっと素敵な体験になるでしょう。
それぞれの作品に敬意を表し、感謝の気持ちを込めて。あなたの素敵な読書ライフに、ほんの一助となれば幸いです。これからも新たな作品を求めて、一緒に素敵な読書ライフを送っていきましょう。
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