動物行動学の本 おすすめ6選 わかりやすい

動物行動学に興味を持つあなたへ。充実したラインナップをお届けします。シンプルでわかりやすい解説で、初学者でも動物行動学の魅力をこれでもかと感じられる一冊。さらに深みを求めるあなたに向けて、専門的な知識も盛り込んだ一冊もピックアップ。ある種の動物にスポットを当てた一冊や、実際のケーススタディを通じて学べる一冊もご紹介します。そして、動物行動学の視点から人間の行動を考察した一冊が最後に待っています。6つのおすすめから、あなたの興味に合った一冊を見つけてくださいね。
『動物のひみつ : ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 : 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う』

作者 | Ward,Ashley 夏目,大,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2024年03月 |
『サイエンス超簡潔講座 動物行動学』

動物がどのように行動するかは,生存や繁殖に関わる非常に重要な事柄です。人類は有史以来,動物たちの行動に関心をもち続けてきました。この「サイエンス超簡潔講座」はコンパクトながら,動物の行動がどのように進化したか,また,どのように発達するのか(遺伝子,エピジェネティクス,経験の相互作用などの観点から),そして動物社会および集団行動を理解する方法について,十二分に学ぶことができます。
動物行動学を専門とするワイアット博士は,研究を通して明らかになった哺乳類,チョウ,ミツバチ,魚,鳥などの本能や社会的学習や文化についても解説します。
動物たちの行動を学ぶ一般教養としても,動物行動学を学ぶ学生のみなさんの教科書としてもおすすめの一冊です!
第1 章 動物たちはなぜそのような行動をするのか
狩りから動物行動学へ/ティンバーゲンの「四つの問い」/「四つの問い」を統合する
第2 章 感覚と応答
コウモリとガ/感覚入力/神経回路/ホルモンと行動/寄生虫による操作
第3 章 行動はどのようにして発達するのか
成功のためのレシピ/氏か育ちか/刷り込み/遺伝子と行動/進化、遺伝子のコ・オプションおよび遺伝子調節/脳の遺伝子発現に対する社会的影響/表現型可塑性と発達経路/性決定、そしてオスとメスの行動/2世代から何世代にもわたる効果/モデルシステムとしての鳥のさえずり/遊び
第4 章 学習と動物の文化
すべての動物は学習する/学習は行動反応に柔軟性を与える/将来のために食料を隠す/学習するハチ/社会的学習と文化/道具の使用/動物たちは何を考えているのか
第5 章 生き残るための信号
メッセージを伝える/正直な信号/ミツバチのダンス/ベルベットモンキーの警戒声/種間コミュニケーション/信号の搾取ー 盗聴と欺瞞
第6 章 勝利のための戦略
行動生態学/経済的な「決定」/資源をめぐる競争/子育てと配偶システム/性比/性淘汰
精子競争と隠れたメスの選択/性的対立/利他主義を説明する/血縁者を優遇する/協同繁殖/真社会性の進化/進化的軍拡競走/行動生態学の未来
第7 章 群れの英知
自己組織化/集団運動/集団的決定/アリの道しるべ/シロアリの巣/ミツバチの民主主義/自然淘汰と集団行動/自己組織化モデルの応用
第8 章 行動を応用する
ともに生きていくには/人間と動物の対立を減らす/行動と動物保護/人間が引き起こす地球規模の変化/飼育下での動物福祉/伴侶動物を理解する/今後どんな動物に注目すべきか
作者 | |
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価格 | 1799円 + 税 |
発売元 | ニュートンプレス |
発売日 | 2021年04月20日 |
『ソロモンの指環 動物行動学入門』

作者 | コンラート ローレンツ/日高 敏隆 |
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価格 | 871円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2014年10月30日 |
『改訂版 動物行動図説』

家畜・伴侶動物・実験動物・展示動物など,様々な動物の行動を動機・状況などに沿って分類し,600枚以上の写真と解説文で紹介した行動目録の改訂版
現『動物行動図説』との違いは実験動物(マウス・ラット)の追加と,展示動物(動物園動物)の増強
【主な目次】
1.動物行動学と応用動物行動学
1.1 動物行動学とは何か
1.2 生態学の動物行動学
1.3 動物の行動
1.4 動物の感覚
1.5 学習ならびに行動発達
1.6 応用動物行動学とは何か
1.7 産業動物の特殊性
1.8 伴侶動物の特殊性
1.9 展示動物の特殊性
1.10 実験動物の特殊性
2.行動レパートリー
2.1 個体維持行動
2.2 社会行動
2.3 葛藤行動と異常行動
3.各動物種の行動の紹介
3.1 ウシとその他の大型反芻動物
3.2 ウマ
3.3 ブタとイノシシ
3.4 ヤギ・ヒツジとその他の中・小型反芻動物
3.5 ニワトリ
3.6 イヌ
3.7 ネコとその他のネコ科動物
3.8 霊長類
3.9 実験動物(マウス,ラット)
3.10 その他の飼育動物
4.行動調査の方法
4.1 行動の記載方法
4.2 データの収集と記録
4.3 データのまとめ方
作者 | 動物の行動と管理学会 |
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価格 | 4290円 + 税 |
発売元 | 朝倉書店 |
発売日 | 2024年04月04日 |
『基礎からわかる 動物行動学』

「動物はなぜそのような行動をするのか?」「動物は何を考えているのか?」
人類は有史以来,動物たちの行動に関心をもち続けてきました。本書は,動物の行動がどのように進化したか,また,どのように発達するのか,遺伝子,エピジェネティクス,経験の相互作用などの観点から解説。最新の科学で動物の数々の秘密を明かすとともに,哺乳類,チョウ,ミツバチ,魚,鳥など,さまざまな動物が学習する仕組みや独特の文化など,ユニークな生態も紹介します。
不思議に満ちた動物の世界をコンパクトにまとめた1冊です。
※本書は2021年発行『サイエンス超簡潔講座 動物行動学』をニュートン新書として発行したものです。
第1 章 動物たちはなぜそのような行動をするのか
狩りから動物行動学へ/ティンバーゲンの「四つの問い」/「四つの問い」を統合する
第2 章 感覚と応答
コウモリとガ/感覚入力/神経回路/ホルモンと行動/寄生虫による操作
第3 章 行動はどのようにして発達するのか
成功のためのレシピ/氏か育ちか/刷り込み/遺伝子と行動/進化,遺伝子のコ・オプションおよび遺伝子調節/脳の遺伝子発現に対する社会的影響/表現型可塑性と発達経路/性決定,そしてオスとメスの行動/2世代から何世代にもわたる効果/モデルシステムとしての鳥のさえずり/遊び
第4 章 学習と動物の文化
すべての動物は学習する/学習は行動反応に柔軟性を与える/将来のために食料を隠す/学習するハチ/社会的学習と文化/道具の使用/動物たちは何を考えているのか
第5 章 生き残るための信号
メッセージを伝える/正直な信号/ミツバチのダンス/ベルベットモンキーの警戒声/種間コミュニケーション/信号の搾取ーー盗聴と欺瞞
第6 章 勝利のための戦略
行動生態学/経済的な「決定」/資源をめぐる競争/子育てと配偶システム/性比/性淘汰
精子競争と隠れたメスの選択/性的対立/利他主義を説明する/血縁者を優遇する/協同繁殖/真社会性の進化/進化的軍拡競走/行動生態学の未来
第7 章 群れの英知
自己組織化/集団運動/集団的決定/アリの道しるべ/シロアリの巣/ミツバチの民主主義/自然淘汰と集団行動/自己組織化モデルの応用
第8 章 行動を応用する
ともに生きていくには/人間と動物の対立を減らす/行動と動物保護/人間が引き起こす地球規模の変化/飼育下での動物福祉/伴侶動物を理解する/今後どんな動物に注目すべきか
作者 | トリストラム・D・ワイアット/沼田英治/青山 薫 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | ニュートンプレス |
発売日 | 2022年05月18日 |
『おとなのための動物行動学入門』

人間から見れば不思議な動物の行動が、じつは理に適っていたり進化の賜物であったりすることが、古今東西の実証研究に基づいて分かりやすく説かれる。読みながら時に感心したり声を出して笑ったり。自分たち人間の生き方に思いを馳せることも。大人のための教養的エッセイ集。
福祉的な感覚ーーコウモリはなぜ利他的
動物と数ーー彼らは、どこまで数を数えられるか
氏か育ちかーー遺伝と学習のはなし
視覚の世界を覗くーーなぜ私たちは騙されるのか
負けて得する争いーーヤドカリの世界を見る
動物たちの雄と雌ーー雄雌の戦略の違いを探る
動物たちの超能力
--自然からの語りかけに耳を傾けたい
創造と発見ーー新しいものへの挑戦
躍動感に満ちたサルの世界
--チンパンジーの心を探る
次世代を担う子どもーー彼らはどう育つべきか
右と左の世界
--左右性の視点から動物と私たちを見る
生活とリズムーーコンディションをコントロールする
動物の群れーーなぜ動物たちは集まるのか
チョウの美しさーー雌は美しい雄を好むか
生物の多様性ーー生きものたちの様々な工夫
人口と食糧ーー私たちは何を食べるべきか
作者 | 今福道夫 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 昭和堂 |
発売日 | 2018年08月03日 |
それでは、本日は動物行動学の本を6冊、おすすめとしてご紹介させていただきました。様々な動物の行動パターンを学びたい方、生物の進化や生態学に興味のある方、または単に動物が好きな方にとって、これらの本は大変有益だと思います。
読んだ後には、見慣れたあの動物たちが新鮮に見えてくるかもしれません。ペットとのコミュニケーションに役立つヒントが得られるかもしれませんし、身の回りの生き物たちをより深く理解する一助になることでしょう。それを通じて、私たち人間も含めた生命全体の神秘と美しさについて感じることができるかと思います。
特に理論的な部分や学術的な知識が一杯詰め込まれている本もありますが、それらは専門的な知識がなくても理解できるよう配慮されています。また実際の動物たちの観察結果やエピソードも交えて書かれているので、誰もが楽しく読むことができます。
でも、せっかくなので、自分で観察してみるというのもおすすめですよ。一冊の本を手にすることで、見えてくる世界が広がる。それが読書の楽しさではないでしょうか。
今回ご紹介した本の中にあなたが興味を持つものがあれば、ぜひ手にとってご覧いただきたいと思います。もちろん、それが動物行動学や生物学への一歩となるきっかけになると嬉しいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後も皆様の知識や理解を深めるために、そして何よりも楽しんでいただけるような本の紹介を続けますので、どうぞよろしくお願いします。
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