事件は密室で起きている!密室ミステリー7選

密室ミステリー、それは完全に閉ざされた空間で起きる事件を解き明かす魅力的なジャンルです。 心理戦と推理の応酬が織りなす展開は、読者を極限の興奮へと導きます。「どうやって?」「誰が?」「なぜ?」密室から逃げ出す鍵は、これらの疑問を解明すること。見た目は普通の部屋でも、その扉が閉じればそこは独特の世界。ここでご紹介する7作品は、同じ密室でも各々異なる魅力を放っています。怪談のようなホラー要素が強いもの、心理描写に重きを置いたもの、時にはユーモラスなものまで。必ずあなたをハラハラ、ドキドキさせること間違いなし!あなたも一緒に謎解きの旅へ出かけてみませんか?
『』

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価格 | 不明 |
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『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』

第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作!
「連発される密室トリックの中ではドミノの密室がイチ推し。本格ミステリ刊行ラッシュの中に割って入るだけの力はありそうだ」大森 望(翻訳家・書評家)
「密室殺人づくしの趣向が楽しい。主役の二人をはじめキャラ設定もいかにもマニアックかつ軽快」香山二三郎(コラムニスト)
「これでもかというくらい密室ネタを盛り込んで、遊び心たっぷり。探偵役となる少女も謎めいていて魅力的だ」瀧井朝世(ライター)
「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。
そんななか著名なミステリー作家が遺したホテル「雪白館」で、密室殺人が起きた。館に通じる唯一の橋が落とされ、孤立した状況で凶行が繰り返される。
現場はいずれも密室、死体の傍らには奇妙なトランプが残されていてーー。
作者 | 鴨崎 暖炉 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2022年02月04日 |
『錬金術師の密室』

七人しかいない錬金術師の一人が殺された。軍務省錬金術対策室の唯我独尊の女錬金術師と生真面目な青年軍人は三重密室の謎を追う
作者 | 紺野 天龍 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2020年02月20日 |
『密室は御手の中』

人跡まれな山間部にある新興宗教『こころの宇宙』の聖地・心在院。そのさらに奥深くに位置する瞑想室・掌室堂には、百年前、瞑想中の修験者が施錠された堂から消え、山中で発見されたという逸話が残る。あるミッションを担い偽名で潜入した女探偵・安威和音(あい・わおん)は、密室のはずの堂で信者のバラバラ死体に遭遇。さらに立て続けに2つの遺体を目にすることとなりーー。世間から隔絶された地で起きた連続変死事件に挑む!
作者 | 犬飼ねこそぎ |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2024年10月08日 |
『雪密室 新装版』

雪と鍵。
二重の密室状態から、犯人が消えた。
父は警視、息子は作家。
法月親子は密室殺人のトリックを解き明かせるか?
雪の山荘へ招かれた法月警視。客人が揃った夜、招待主の美女の死体が離れで発見される。部屋は施錠され、雪の上には発見者の足跡だけ。不可能状況から自殺で処理しようとする地元警察に対し、殺人を疑う法月警視は、綸太郎とともに密室トリックの解明に挑む。大人気「法月綸太郎」シリーズ、始まりの一作。
作者 | 法月 綸太郎 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年02月15日 |
『46番目の密室』

作者 | 有栖川,有栖,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年08月 |
『杉下右京の密室』

右京は無人島の豪邸で開かれたパーティーに招待され、主催者から参加者の中に自分の命を狙う者がいるので推理して欲しいと頼まれる。翌朝、主催者は遺体で発見されるが…。右京はどのように犯人を割り出していくのか(「大富豪の挑戦状」)。好評シリーズ第3弾!!
作者 | 碇卯人 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2016年03月 |
それでは最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。今回は様々な密室ミステリー作品を7つご紹介させて頂きました。鋭利な洞察力と鮮やかな推理を駆使して、どんでん返しに驚かされる楽しさは、このジャンルを愛する読者ならずとも感じられることでしょう。
それぞれの作品で描かれる内側への閉ざされた空間、密室。そこでは時に恐怖が、また時にサスペンスが生まれます。死者の声が届かない、ただ一人が生き残り、真実に辿り着くためには推理が必要。そんな絶望的な状況からの生還劇は密室ミステリーにおける醍醐味と言えるでしょう。
また、どの作品も物語が進展するにつれて、登場人物たちの心理的な変化や秘めた真意が明らかになります。それらの展開がさらに物語を引き立てる要素になっていますし、読後の余韻も深く残してくれます。
今回ご紹介した全ての作品は、ただ謎を解くだけではなく、人間性を描きつつ独自の世界観を展開しています。さまざまな著者の手によって描かれた密室ミステリーは、推理と物語の美しさを同時に堪能できる作品たちとなっております。
未読の方も、既読の方も、きっと何か見つけることができるでしょう。あなたが次に読む一冊は、もしかすると、今回ご紹介した作品のどれかかもしれませんね。数多くの素晴らしい作品からあなたが選ぶその一冊が、どんな時間を作り出すことでしょう。存分に楽しんでいただけることを、心からお祈りしています。
今後も様々な視点から作品を選び、これからも皆さまの読書ライフに寄り添うような記事を書いてまいります。次回もどうぞお楽しみに。あなたと密室ミステリー作品との素晴らしい出会いが待っています。
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