日本の蒸気機関車の絵本
一人でも多くの方に、「日本の蒸気機関車の絵本」を知ってもらいたいです。その温もりある描写、重厚感あふれるストーリーは、どの年代の方にも勧めたい一冊です。日本の蒸気機関車の歴史をたどっていく過程で、歴史好きはもちろん、鉄道ファンも夢中になること間違いなしです。キャラクターが躍動感溢れていて、まるで実際に自分が蒸気機関車と共に旅をしているかのような感覚につつまれます。緻密な描写からは著者の深い愛情を感じることができます。一度読んだら、必ず心に残る作品です。
『じょうききかんしゃビーコロ』
ビーコロは工場の中だけしか走れない、小さな蒸気機関車。修理にやってくるのは、力強いデゴイチや速く走れるシロクニなどの機関車たち。ある日、古くて美しい姿の機関車・ヨシツネが工場へやってきた。ヨシツネはビーコロが、思いきり外を走ってみたいという思いを持っていることを知り、ビーコロのために、他の機関車仲間や作業員さんたちにも協力をよびかけて、特別列車を走らせることになる。先頭はもちろんビーコロ!
作者 | ミノオカ・リョウスケ |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 2019年08月29日 |
『きしゃにのっていってきます! 大井川鉄道の旅』
大井川鉄道には、めずらしい蒸気機関車や、日本で、ただひとつのアプト式機関車がはしっています。さぁ、谷間をはしり、森の中をぬける、たのしい鉄道の旅にでかけましょう。幼児〜小学初級向き。
作者 | 松本典久/井上広和 |
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価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 小峰書店 |
発売日 | 1991年07月 |
『さようならよざえむさん』
作者 | 有馬志津子/藤沢友一 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 岩崎書店 |
発売日 | 1982年03月 |
皆さん、いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したのは日本の蒸気機関車をテーマにした絵本なのですが、ただ単に機関車の美しい姿を描き出しているだけじゃないんですよ。見ているだけで時代の背景を感じさせるような描写がされており、その舞台設定には作者の深い知識と愛情が詰まっています。
話もとても楽しく、大人が読んでも十分に楽しめる内容。特に、各頁に描かれた蒸気機関車がまるで主役のように活躍する場面は、大人の方が子供以上にワクワクさせられるかもしれません。そして何といっても、絵本だからこその魅力、それはやはりイラストですよね。一枚一枚が芸術作品と言っても過言ではない程、細部にわたって描かれた蒸気機関車。その姿をひと目見れば、きっとあなたも鉄道ファンになってしまうはず。
しかもこの絵本、ただ見るだけでなく、実際に手にとって感じることができるのがまた良いところ。分厚い紙に印刷された色彩豊かなイラストは、まさに絵本ならではの魅力を感じさせてくれます。
子供から大人まで、そして、鉄道ファンでない方にも楽しんでいただける絵本。日本の蒸気機関車の魅力を五感で感じてみるのはいかがでしょうか。きっと素敵な一冊に出会えるはずですよ。
それでは、次回も新たな一冊のご紹介をお楽しみに。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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