英国ファンタジーを知る本 おすすめ6選

英国ファンタジーの世界へようこそ!ここでは魔法が日常風景となり、非現実が現実と同じ価値を持つ世界が広がっています。伝統的な剣と魔法のセッティングから、現代社会を舞台にした幻想作品まで、多彩なファンタジーが待っています。魔法使いや幻想的な生物たちとの出会いや、意想外の冒険が織り成すストーリーに、きっと心を奪われることでしょう。そして、それぞれの物語が伝えるメッセージに、深く感じ入ることもあるはずです。ここで紹介する6冊の本は、その写し絵とも言える傑作選。初めて触れる方でも安心して読み進められますよ。
『図説英国ファンタジーの世界』

作者 | 奥田,実紀,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2016年11月 |
『英国ファンタジー紀行』

作者 | 山内,史子,1966- 松隈,直樹,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2003年10月 |
『英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩』

5つのテーマでめぐるロンドン旅ガイド
『ハリー・ポッター』『くまのパディントン』『ピーター・パン』『風にのってきたメアリー・ポピンズ』『クリスマス・キャロル』『不思議の国のアリス』『ピーターラビット』──時代を越えて、世界中の人々から愛され続けるイギリスのファンタジー文学や児童文学作品。
本書では、その中から30作品を選び、ロンドンの街に点在する物語の舞台やゆかりの地を、「駅」「テムズ川」「公園」「英国王室」「観光地」という5つのテーマに沿って訪ね歩くとともに、ロンドン郊外へも足を伸ばします。子どものころから幾度となくページをめくってきた物語が、不思議と魔法の世界へ続く扉を開く鍵になる──そんな新しい旅へと皆さまをご案内します。二度目からのロンドンは、ぜひテーマのある旅を!
旅の予定がある方にはもちろんのこと、予定がない方にもページをめくるだけでも楽しんでいただけるオールカラーのビジュアルガイドブック。テーマ別の歩いてたどれる散策マップ付きです。
【編集担当からのおすすめ情報】
ロンドンは不思議と魔法に包まれた魅力あふれる街です。ロンドンの街はひととおり観光したことがあるいうリピーターの方にも、本書でご紹介したテーマで街を歩いていただくと、きっと新たな発見と驚きがあることでしょう。
第1章 物語とともに歩くロンドン
◆物語がはじまる憧れの駅へ
〜ハリー・ポッターと賢者の石/くまのパディントン
◆テムズ川沿いにひそむ物語へと続く扉
〜ハリー・ポッターと賢者の石/ピーター・パン/クリスマス・キャロル/オリバー・ツイスト/ドリトル先 生アフリカ行き/風にのってきたメアリー・ポピンズ
◆公園は子供たちと妖精の遊び場
〜ピーター・パン/シャーロック・ホームズの冒険/フラワー・フェアリーズ/くまのパディントン/風に のってきたメアリーポピンズ/ハリー・ポッターと賢者の石/ドリトル先生アフリカ行き/クマのプーさん /おばけ桃が行く/ダルメシアンー100と1ぴきの犬の物語
◆現実と想像が交差する英国王室史
〜小公女/秘密の花園/幸福の王子/オリバー・ツイスト/小公女/アーサー王と円卓の騎士/時 の旅人/王子と乞食/ドリトル先生アフリカ行き
◆ロンドンのそこかしこで見つかる物語のかけら
〜ハリー・ポッターと賢者の石/シャーロック・ホームズの冒険/オリバー・ツイスト/不思議の国のア リス/フラワー・フェアリーズ/クマのプーさん/くまのパディントン/ピーターラビットのおはなし
第2章 物語とともにロンドンからの小旅行
◆ハートフィールドに広がるクマのプーさんの森
◆ピーターラビットの故郷・湖水地方
◆古い屋敷で夢を見るコッツウォルズ
◆英国ファンタジーの聖地オクスフォード
【物語と散策をより楽しむためのコラム】
その1 イギリスはほんとうにおいしい
その2 甘くおいしいお茶の時間
その3 花とともにあるイギリス人の暮らし
その4 建物の時代で物語の背景を知る
その5 気まぐれに降るロンドンの雨
作者 | 山内 史子/松隈 直樹 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2016年06月29日 |
『ファンタジーと英国文化』

なぜ英国はファンタジー王国なのか?
英国の文化的、風土的背景から名作をたどる。
『チャーリーとチョコレート工場』『思い出のマーニー』から
『ハウルの動く城』、『ハリー・ポッター』まで。
そして『アリス』『ホビット』『ナルニア』『ピーター・パン』
『パディントン』もみんな英国生まれ!
写真多数!
作者 | 安藤聡/著 |
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価格 | 2800円 + 税 |
発売元 | 彩流社 |
発売日 | 2019年05月28日 |
『英国ファンタジーの風景』

『不思議の国のアリス』や『ホビット』、『ハリー・ポッター』など、なぜ英国では優れたファンタジーが生まれるのか。作者にゆかりの土地と、作品の舞台・背景を紹介し、その魅力に迫る。
1 二つの『アリス』物語
2 『たのしい川べ』と「おひとよしのりゅう」
3 『小さな白馬』
4 『ナルニア』と『ホビット』
5 『パディントン』シリーズ
6 『トムは真夜中の庭で』と『思い出のマーニー』
7 『チャーリーとチョコレート工場』と『マティルダ』
8 『ハウルの動く城』
9 『ハリー・ポッター』シリーズ
作者 | 安藤 聡 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 日本経済評論社 |
発売日 | 2019年08月19日 |
『なぜ英国は児童文学王国なのか ファンタジーの名作を読み解く』

『不思議の国のアリス』『ナルニア国物語』『借り暮らしの小人たち』『くまのパディントン』そして『ハリー・ポッター』まで、時代を超えてファンタジーの傑作が生まれる英国。その背景には英国特有の風土や文化、歴史的要因があった!
【目次】
序章 なぜ英国は児童文学王国なのか
?
第一章 ルイス・キャロル……アリスの違和感
第二章 エリザベス・グージ……キリスト教文学としての『小さな白馬』
第三章 メアリー・ノートン……『借り暮らしの小人たち』シリーズの同時代性
第四章 ルーシー・M・ボストン……『グリーン・ノウ』シリーズとその背景
第五章 フィリッパ・ピアス……川辺の物語
第六章 マイケル・ボンド……『パディントン』シリーズとその背景
第七章 ペネロピー・ライヴリー……『時の縫い目』に見る土地の精霊と英国的伝統
第八章 ロアルド・ダール……文学論としての『マティルダ』
?
第九章 C.S.ルイスとJ.R.R.トルキーン……インクリングズとその周辺
第十章 『喜びの訪れ』と『ナルニア国物語』
第十一章 『ナルニア国物語』におけるユーモアの重要性
第十二章 『ナルニア国物語』における〈祈り〉
?
ロアルド・ダール文学紀行(続)
マイケル・モーパーゴウ……現代英国の国民的児童文学作家
マイケル・ロウゼン……子供と文学の仲介者
J.K.ロウリング文学紀行
あとがき
【著者プロフィール】
明治学院大学文学部英文学科教授。おもな著書に『ウィリアム・ゴールディング──痛みの問題』(成美堂)、『ファンタジーと歴史的危機──英国児童文学の黄金時代』『ナルニア国物語 解読──C. S. ルイスが創造した世界』『英国庭園を読む──庭をめぐる文学と文化史』『ファンタジーと英国文化──児童文学王国の名作をたどる』(以上、彩流社)、『英国ファンタジーの風景(大妻ブックレット2)』(日本経済評論社)、『英文学者がつぶやく 英語と英国文化をめぐる無駄話』(平凡社)など。
作者 | 安藤 聡 |
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価格 | 4180円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2023年04月28日 |
たくさんの素晴らしい作品の中から選ぶのはなかなか難しいですよね。でも、今日紹介した作品たちは、そんな英国ファンタジーの魅力をたっぷりと堪能できるものばかりだと自負しております。ひとつひとつには、作者の見事な創造力と豊かな想像力が詰まっていますよね。それぞれが独特の世界観を持ち、緻密に描かれたファンタジー世界に引き込まれること間違いなしです。キャラクターたちの成長や冒険を通じて、読者自身も新たな視点を得たり、考え方が広がるかもしれません。
また、紹介した作品はすべて英国発ですが、それぞれが英国独特の風情を感じさせ、読むことでまるで異世界旅行をしている気分になれますよね。ファンタジーの醍醐味が詰まった彼らの作品を通じて、リアルでありながらも夢のような世界を体験できるのが、英国ファンタジーの素晴らしさだと思います。
これらの作品が、新たなファンタジーの世界への一歩になれば幸いです。未読の方はぜひ手に取ってみてくださいね。もちろん、既読の方もまた読んで新たな発見があるかもしれませんよ。そして何より、これらの作品があなたの心に豊かな冒険の種を蒔き、色とりどりの感情の花が咲き誇ればと思います。これからもあなたと一緒に、素敵なファンタジー作品を探し続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
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