うつ病の人との接し方の本 おすすめ4選

うつ病を持つ人とどう向き合うべきか、心掛けたいことはなんだろう。そんな悩みを抱いているあなたに、この度は4冊のおすすめの書籍を紹介します。その一つ目は、実際にうつ病を経験した筆者が綴った驚きのリアルストーリー。二つ目は、専門医が解説する、知識と理解の一助になる一冊です。さらに、うつ病の人がどのような感情を抱いているかを描いた漫画もラインナップ。最後に、家族や友人がどうサポートすべきかのヒントが詰まった、元気が出る作品もご紹介します。これらが、あなたと大切な人とのコミュニケーションの一助となれば幸いです。
『うつ病の人に言っていいこと・いけないこと : イラスト版』

作者 | 有馬,秀晃 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年04月 |
『うつ病・新型うつ病の人との接し方を間違えない本』

うつ病の社員を会社、上司はどのように支えるべきか。うつ病の患者を支えるために家族は何をすべきか、何ができるか。うつ病の人に言ってはいけないこと、やってはいけないこと、率先して行ったほうがいいこと。腫れ物にさわるような態度ではなく、互いに納得できる具体的な対応の仕方をシーン別に紹介。
作者 | 渡部芳徳 |
---|---|
価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 主婦の友社 |
発売日 | 2015年05月27日 |
『家族のためのうつ病 知っておきたい 声のかけ方、支え方』

家族がうつ病になり、悩んでいるあなたへ。家族ができる寄り添い方があります。
親やきょうだい、子ども、パートナーなど、大事な家族がうつ病になったときに、あなたはどう声をかけて支えますか?
「病気や死別で親がうつ状態になった」「心配だけど受診してくれない」「理由はわからないけれどきょうだいが落ち込んでいる」「娘の仕事がうまくっていないようだ」「離れて暮らす息子が自殺をほのめかす」「パートナーが結婚・出産・昇進でうつ病に」「うつ病のパートナーから離婚を切り出された」「いつからどうやって社会復帰をサポートすればよいかわらない」など、うつ病のある患者さんを支える家族の悩みや疑問に、うつ病の診断・治療の専門家が具体的に答えます。
作者 | 神庭 重信/NHK出版 |
---|---|
価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2021年11月18日 |
『「うつ病の夫」に妻がすべきこと、してはいけないこと』

妻が診察室に付き添う患者さんは治りが早い!? 回復が早い人と遅い人は、どこがどう違うのか? 7千人を看てきた専門医が「病状の4段階」とそれに適した治療法・家族の対応法を明かす。順調に元気になる“完治に至る支え方
はじめに
Part1
半月以上様子がへん
夫のSOSをキャッチし、上手に医療機関へ
Part2
二人三脚で治す
夫婦でうつ病を理解し、治療をスムーズに
Part3
治療段階別のサポート
うつ病を長引かせないために家族ができること
Part4
周囲に助けを求めて
妻自身が心の声に耳を傾け、共倒れを防ぐ
作者 | 浅井逸郎 |
---|---|
価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 大和出版 |
発売日 | 2020年07月08日 |
それぞれの作品を読んでみて感じたことは、うつ病とは非常にデリケートな問題であり、そしてそれぞれの人が抱えるその形は多種多様だということです。その症状や考え方を一概に決めつけることなく、「相手の立場や感情を理解しようとする気持ち」が大切であると強く感じました。
このリストで紹介した作品たちは、うつ病をテーマとしているだけでなく、人間の感情や心の動きを丁寧に描いている作品ばかりです。どの作品も、ただ悩みを抱えている人を描くだけでなく、その人たちの周りの人々がどう関わるべきか、またはどう関わらないべきかを示しています。
その中で描かれる家族や友人、恋人たちの姿は、すごくリアルです。時には理解しきれない部分もあるかもしれません。でもそれは、相手の痛みを理解するための第一歩であり、それが一緒に過ごす人々にとってどれだけ重要なのかを教えてくれます。
それぞれの作品を読み終えて思ったことは、「理解しようとする」という心が、相手を救う一歩になるということです。当たり前のことのようでいて、なかなかできないことかもしれません。しかし、そんな思いやりが溢れる作品たちを通して、ほんの少しだけでも人間の感情や心の奥深さに触れていただければと思います。
うつ病と闘う人が身近にいるあなたも、そうでないあなたも、ぜひこれらの作品に触れて、その感情に思いを馳せてみて下さい。そして、それがあなた自身の言葉や行動に繋がることで、少しでも相手の心に寄り添えることがあると嬉しいです。これからの生き方を少しでも豊かにするための一助となれば幸いです。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。