推古天皇に関する本・小説 おすすめ5選 初の女性天皇

みなさん、古代日本の歴史を深く知るなら、初の女性天皇、推古天皇について語られた本や小説はいかがでしょう?彼女の生涯は神秘と謎に満ち、物語のエッセンスを湛えています。逆境からの挑戦や、初の女性天皇としての道筋、恋愛の裏面…多くの角度から見つめた物語を5つご紹介します。勇敢な彼女の生涯が間違いなくあなたを魅了し、心を揺さぶるでしょう。ヒストリカルフィクションが好きな方は、これを読み逃すわけにはいかないでしょう。立ち読みするだけでも楽しめますよ。
『和らぎの国小説・推古天皇』

作者 | 天津,佳之,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日経BPマーケティング (発売) |
発売日 | 2022年02月 |
『推古天皇 遺命に従うのみ 群言を待つべからず』

推古天皇(554年から628年)初の女性天皇
熾烈な継承争いを主導し、39歳で即位。36年におよぶ治世を通じて、仏法を軸とする国造りを推進し、王権自律化の一歩をすすめたが、その事績の多くは、これまで叔父蘇我馬子や甥厩戸の働きとされてきた。本書では、初の女帝の事績を捉え直すとともに、その実像に迫る。
はしがき
第一章 欽明と蘇我堅塩媛の子として
1 双系系譜の中の「額田部王」
2 世襲王権の形成と蘇我氏
3b異母兄敏達との婚姻
第二章 政争の渦中へ
1 敏達の死
2 用明の即位
3 殯宮での出来事
第三章 権力掌握
1 穴穂部・守屋討滅
2 群臣推挙による即位
3 「向原家」と豊浦宮
4 讃え名「炊屋姫」
第四章 遣隋使と仏教
1 三宝興隆
2 遣隋使派遣
3 裴世清を迎えて
4 堅塩媛改葬
第五章 遺詔の重み
1 亀裂の萌芽
2 遺詔と群臣会議
3 二つの推古陵
第六章 語りの中の推古
1 蘇我系王統の記念碑ーー天寿国繍帳
2 仏法興隆の記憶ーー『日本霊異記』冒頭説話
参考史料・参考文献
あとがき
推古天皇略年譜
人名・事項索引
作者 | 義江 明子 |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2020年12月09日 |
『碧玉の女帝推古天皇』

仏教伝来によって「神」と「仏」の大いなる霊力が相まみえる中、皇位継承をめぐり、蘇我馬子と物部守屋の激しい権力抗争が起きる。その後、我が国初の女帝となった「神宿る大王」推古天皇のもと、冠位十二階の制定、十七条憲法の発布など国政の礎を築いた「菩薩の化身」聖徳太子。古代神話の世界を受け継ぎながらも歴史の表舞台へと降り立った二人の偉人の神秘と悲劇に彩られた生涯を描く、壮大なる古代史ファンタジー。
作者 | 三田誠広 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | Gakken |
発売日 | 2002年01月 |
『女帝推古と聖徳太子』

(1)なぜ、推古が女帝として即位しなければならなかったのか?(2)なぜ、聖徳太子は即位して大王(天皇)にならなかったのか?-本書は、これまでさまざまに議論されてきた二つの問題に、新しい角度から挑もうとするものです。ただし、聖徳太子の側からだけでこの問題を考えるのではなく、推古朝という、特異な女帝を生み出した時代を概観することで、聖徳太子が即位できなかった情勢なり理由なりを浮かび上がらせ、さらに、女帝推古の内面にまで立ち入って、思い切り想像の翼を広げています。
作者 | 中村修也 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2004年01月 |
『推古天皇: 斑鳩に桃李咲く』

作者 | 三枝 和子 |
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価格 | 2980円 + 税 |
発売元 | ケイエスエス |
発売日 |
今回は、初の女性天皇として名を連ねる推古天皇に関する本や小説を中心にご紹介させていただきました。そして何よりも、これらの作品を通じて、彼女がいかにしてその地位に就き、どのような挑戦を乗り越えてきたのかを感じ取ることができるでしょう。
推古天皇の生涯はまさしくドラマと言えるでしょう。しかし、彼女の魅力はそれだけではありません。そんな彼女が、歴史の舞台で主導権を握り、時代をリードしていく様子は、まさに感動的です。それぞれの作品では、様々な視点から彼女と彼女の時代を切り取っていて、それぞれが独自の色合いと深みをもっています。
そして、これらの作品を読むことで、ただ歴史に名を刻んだ女性天皇というだけでなく、人間の一人としての推古天皇と出会うことができます。その苦悩や喜び、決断に至るまでの葛藤など、極めて人間味溢れるエピソードに触れることで、彼女が抱えていたであろう実感を肌で感じることができるのです。
これまで歴史の中で光と影に包まれてきた推古天皇の人間像を、これらの作品が鮮明に浮かび上がらせてくれます。それぞれが持つ描写や解釈を読み解きながら、読者自身が彼女について考える機会を得られることでしょう。
一冊でも、ご自身の手に取ってみてください。彼女の生きざまに触れ、思索し、そしてそこから何かを学び取る。そうしたロマンを追求していただければと思います。これらの作品が、あなたの歴史観を新たな方向へと導いてくれることでしょう。
以上、初の女性天皇、推古天皇に焦点を当てた作品のご紹介でした。次回も皆様にとって参考になる、心に残る作品をご紹介できるよう努めてまいります。どうぞお楽しみに。
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