始皇帝に関する本･小説 おすすめ8選 中国の初代皇帝
中国の歴史、その中で特に一人の強大な存在、始皇帝。彼の功績や残酷さは、中国史に大きな影響を与え、それを描いた書籍や小説は数多く存在します。皇帝としてのカリスマ性や思索を描いた伝記風小説、彼が生きた時代の街並みを描いた歴史物語、思わぬ展開が待ち受けるサスペンスや、始皇帝が登場するファンタジー小説など、その内容は様々。読むことで当時の世界にタイムトリップした気分になれる、そんな魅力的な作品ばかりですよ。興味ある方はぜひ読んでみてくださいね。
『始皇帝 : 中華帝国の開祖』
| 作者 | 安能,務,1922-2000 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2019年11月 |
『始皇帝』
| 作者 | 塚本,青史,1949- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2009年08月 |
『眠れなくなるほど面白い 図解 始皇帝の話 中国統一という偉業を成し遂げた 始皇帝の実像に迫る！』
紀元前246年、13歳で即位し、史上初めて中国を統一して500年の争乱の歴史に終止符を打った秦の始皇帝。歴史に残るその戦いと数々の偉大な功績、また謎に満ちた生涯、始皇帝を支えた多くの忠臣を、最新研究をもとに図解、イラストを交えてわかりやすく解説する。人気マンガ『キングダム』で脚光を浴びた「始皇帝」の人物像と中華統一や数々の偉業の謎と軌跡に迫る。
はじめに
PART1 始皇帝の何がすごいの？
PART2 始皇帝誕生までの軌跡
PART3 即位と7国統一までの戦い
PART4 始皇帝を支えた将軍・賢臣たち
PART5 統一事業と始皇帝の死
COLUMN
1始皇帝＝暴君像は『史記がルーツ
2近年になって見直される始皇帝像
3中国を苦しめ続けた遊牧民族・匈奴
4「馬鹿」の語源は趙高と胡亥の逸話から
| 作者 | 渡邉 義浩 |
|---|---|
| 価格 | 935円 + 税 |
| 発売元 | 日本文芸社 |
| 発売日 | 2022年03月28日 |
『天下一統 始皇帝の永遠』
主従の野心が「王国」を築く！
いま話題の始皇帝、激動の生涯ーー
質子(ちし)として生まれながら天下統一を成し遂げた
初代皇帝を取り巻く圧巻の人間ドラマ！
「戦国七雄」がひしめく中国戦国時代。趙正(ちょうせい・後の始皇帝）は
質子として趙の都・邯鄲(かんたん)で生まれた。
父・子楚(しそ)が大商人・呂不韋(りょふい)の工作により秦王となるが急死したため、
趙正が十三歳で即位する。呂不韋から権力を奪った趙正は韓を攻略。
天下一統までの苦難と闘いに満ちた始皇帝の生涯をダイナミックに描く歴史巨編！
| 作者 | 小前 亮 |
|---|---|
| 価格 | 858円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2019年07月12日 |
『人間・始皇帝』
| 作者 | 鶴間,和幸,1950- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2015年09月 |
『始皇帝全史』
| 作者 | 鶴間 和幸 |
|---|---|
| 価格 | 1683円 + 税 |
| 発売元 | カンゼン |
| 発売日 | 2020年02月07日 |
『始皇帝完全ビジュアルガイド』
| 作者 | 鶴間,和幸,1950- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | カンゼン |
| 発売日 | 2021年12月 |
『秦の始皇帝 (講談社文庫 さ 9-9)』
| 作者 | 咲村 観 |
|---|---|
| 価格 | 40円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 |
皆さん、いかがでしたでしょうか。「始皇帝」を描いた魅力的な作品たちをご紹介しました。読み終えた後に感じる、どっしりとした重みや、物語の中に描かれる人間の生き様、そして歴史に刻まれた始皇帝の偉業。それぞれの作家が独自の視点で描いた始皇帝の人物像に、きっとあなたも魅了されることでしょう。
一般的に皆さんがイメージする始皇帝は、中国統一を果たした偉大な皇帝でありながら、厳しい法制度を敷いたり、兵馬俑を作らせたりするなど、ある意味で厳格なイメージがありますよね。しかし、それら一つ一つが、ある目的のため、ある時代の中で最善とされた結果であることを、これらの作品を通して感じていただけると思います。
始皇帝といえば「統一者」「権力者」といったポジティブな側面だけではなく、「暴君」といった否定的な側面も持ち合わせています。だからこそ、作者たちがそれぞれの視点で始皇帝を描くことで、読者もその多面性を感じ取ることができるのです。
また、それぞれの作品を読むことで、始皇帝という一人の人間がどのようにして時代を動かし、歴史を刻んでいったのか、それを紐解いていくのもまた一興。皇帝という権力者のみならず、人間としての姿、そしてその時代の人々との関わり等を浮かび上がらせています。
それぞれの作品で、皆さんが思っている始皇帝とはまた違った始皇帝の姿が見えてくることでしょう。それを楽しみながら読むのもまた、このおすすめ作品たちの醍醐味ですね。
この度ご紹介した作品たちが、皆さんの読書の一助になれば幸いです。始皇帝という歴史上の人物を理解することで、過去の出来事を深く思索するきっかけに、ぜひともお役立ていただければと思います。だって、歴史を知ることで、現在がよりリアルに感じられ、未来について考える糧になるんですよ。楽しい読書ライフをお過ごしください。
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