小林一茶に関する本・小説 おすすめ8選
いざ江戸時代へ旅立ちましょう、小林一茶という名の俳人と共に。知識人ではなく庶民を生き抜いた一茶の俳句の奥深さに触れられる作品が目白押しです!旅人、愛人、そして父としての一茶の人生を描いた感動のドラマ。また江戸文化の豊かさも存分に味わえますよ。一茶の独特の視点から見える映像描写には目を見張るものがあります。そしてなんといっても一茶の人間味あふれる俳句に魅了されること請け合い!彼の作品が作り出す世界観に引き込まれてみてはいかがでしょうか。ぜひお楽しみください。
『小林一茶 : 日本の古典』
作者 | 大谷,弘至 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年09月 |
『楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか』
老(おい)が身の
値(ね)ぶみをさるるけさの春 一茶
「値踏みをする」は「値段を見積もる」という意味です。老人である一茶に対して、世間の目はあたかも商品の値段を付けるかのようであるというのです。一人住まいの貧しい老人である自分は価値のない存在としてみられている……一茶は、そんな世間の冷酷な視線ですら面白がり俳句にしてしまいます。いったいどうやったら、そんなことができるのでしょうか。
本書は、一茶の生涯をたどり、彼が遺した俳句を味わいながら、つらいことばかりが多い人生と向き合い、世間という荒波の中でどのように暮らしていていけばよいのか、生きるヒントを探る旅のガイドブックのようなものなのかもしれません。
作者 | 大谷 弘至 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2021年11月09日 |
『一茶 : その生涯と文学』
作者 | 小林,計一郎,1919-2009 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 信濃毎日新聞社 |
発売日 | 2002年10月 |
『ひねくれ一茶』
江戸の荒奉公で苦労の末、好きな俳諧にうち込み、貧窮の行脚俳人として放浪した修業時代。辛酸の後に柏原に帰り、故郷の大地で独自の句境を確立した晩年。ひねくれと童心の屈折の中から生まれた、わかりやすく自由な、美しい俳句。小林一茶の人間像を、愛着をこめて描き出した傑作長編小説。田辺文学の金字塔。
作者 | 田辺 聖子 |
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価格 | 979円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1995年09月15日 |
『一茶』
生涯、二万に及ぶ発句。稀代の俳諧師、小林一茶。その素朴な作風とは裏腹に、貧しさの中をしたたかに生き抜いた男。遺産横領人の汚名を残し、晩年に娶った若妻と荒淫ともいえる夜を過ごした老人でもあった。俳聖か、風狂か、俗事にたけた世間師か。底辺を生きた俳人の複雑な貌を描き出す傑作伝記小説。
作者 | 藤沢 周平 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2009年04月10日 |
『ビジュアルでつかむ! 俳句の達人たち 小林一茶』
作者 | 藤田真一/マキゾウ |
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価格 | 3135円 + 税 |
発売元 | ほるぷ出版 |
発売日 | 2024年06月17日 |
『小林一茶 : 時代を詠んだ俳諧師』
作者 | 青木,美智男,1936-2013 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2013年09月 |
『一茶と女性たち 小林一茶を理解する231句』
一茶の女性を見る目は優しい。三人の妻を含めて女性の句をたくさん残していた。薬理学者の著者が明らかにした、一茶がもっていた病気の真実とは…そして一茶の三人の妻たちと子供が辿った運命とは…一茶の隠された真実がここに語られる。一茶のタブーに挑戦し、新たな側面を掘り起こした力作。
作者 | 小林 雅文 著 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 三和書籍 |
発売日 | 2004年06月15日 |
以上、小林一茶について知ることができる本や小説を8つご紹介させていただきました。江戸時代を生き抜いてきた一茶の、その時代にしか生まれない豊かな表現や抒情性、そして何より一茶特有の柔らかな人間味が描かれた作品ばかりとなっています。
一茶の作品は、シャープで繊細な視点によって、我々が日常で見過ごしてしまうような小さな美や、さりげない喜びを切り取っています。彼の俳句を通して、今も色あせることなく伝わってくるその哲学は、現代に生きる我々も多くの気づきを与えてくれることでしょう。
また、作品を読むことで一茶という人物について深く知ることができ、普段読むことのない江戸時代の生活や風俗も学べます。一茶が生きた時代というのは、現代からは想像もつかないほど違った世界ですが、その中で一茶が詠んだ俳句を読むことで、過去と現在がつながっていく感覚を味わうことができます。
以上の作品は、小林一茶に興味がある方はもちろん、日本文化に興味を持つ方や、新しい視点で日本の歴史を学びたいと思っている方にもおすすめです。今回紹介した以外にも、一茶の世界をさまざまな角度から紐解いている本や小説は数多く存在します。それぞれの作品には、一茶の魅力が凝縮されているので、ぜひ一冊でも手に取ってみてください。一茶の世界観が、あなたの日常にも新たな風をもたらしてくれるかもしれません。
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