柳田邦男の本
もし、普段読まないジャンルにもチャレンジしてみたいと感じているなら、柳田邦男の本がおすすめですよ。彼の作品は、日本の風土や生活文化を生涯にわたって深く考察し、その中に宿る日本人の精神性を見事に描き出す作品がたくさんあります。言葉ひとつひとつが繊細で、読んでいるとまるで画を描くような心地がします。また、彼のエッセイは日常の中の小さな驚きや新たな発見を与えてくれます。生き方や考え方に新たな視点をもたらすこと間違いなしです。一冊手にとって、日本的な世界観に触れてみてくださいね。
『「死後生」を生きる 人生は死では終わらない』
人は死によって肉体は失くなっても、その人の思いや愛や言葉や行為は、遺された者たちの心の中でずっと生き続けるーー。
88歳のノンフィクション作家、柳田邦男さんは、そのことを「死後生」と名付けました。
本書は、「生と死」というテーマに、半世紀あまり取り組んできた柳田さんの集大成的アンソロジーであり、逝く人、見送る人に贈る「希望」の一冊となっています。
【主な目次】
■「死後生」という希望の発見
■「人生の最終章」は自分で書く
■「さよなら」なき別れからどう生きなおすか
■わが心に生きる先人たちの「死後生」
日野原重明/金子兜太ほか
■「生きなおす」ための5つの視点
■「犠牲」--わが息子・洋二郎の「死後生」
■「死後生」の証ーー亡き人との15人の日常会話
■「人生の最終章」を支えた言葉たち
| 作者 | 柳田 邦男 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2025年01月24日 |
『砂漠でみつけた一冊の絵本』
| 作者 | 柳田邦男 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | |
| 発売日 |
『生きる力をくれた一冊の絵本』
| 作者 | 柳田邦男 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 |
『人生の1冊の絵本』
こころが何かを求めている時、悲しみのなかにいる時、絵本を開いてみたい。幼き日の感性が、いきものたちの物語が、木々の記憶が、そして祈りの静寂が、そこにはある。世界各地の150冊ほどの絵本を紹介しながら、その深い魅力を綴る。
1 こころの転機
ゆびがなくても、おかあさんになれるんだ
少女のこころの危機と絵の力
疎外された少女に雪解けが
もうひとつのこころの動きが
自己否定が自己肯定に変わる瞬間
障害のある子どもの限りない創造力
何をすることが、いちばんだいじか
なにはともあれ外に出てみよう
2 こころのかたち
人はなぜ学び、なぜ働き、なぜ祈るのか
人は何を求めて旅に出るのか
感性が刺激される逆転劇
光より速い人間の想像力
ずっこけ、でも明日があるさ
ファンタジーはグリーフワークの神髄
ファンタジーの世界で遊ぼうよ
いまひとたびの、あの元気と明るさを
五〇歳からの六歳児感性の再生法
3 子どもの感性
夢のなかで遊ぶ子どもの世界
子ども時代を生きるとは
おさな子が「おにいちゃん」になるとき
子どもが人生への一歩を刻むとき
どろんこのなかの生きる楽しさ
4 無垢な時間
生きものの眼差し、人間の眼差し
どうぶつが生きる、ひとが生きる
いのちを育む鳥の巣讃歌
雪の森はこころを静寂の世界に
無垢な時間を与えてくれる動物たち
冬でも生きている小さないのち
5 笑いも悲しみもあって
なんとなく笑えるって、いい時間だ
不条理な悲しみの深い意味
やっぱりじんとくる純愛物語
童話という語り口の深い味わい
少年が本に魅せられるとき
生きるに値すると思えるとき
6 木は見ている
木は見ている、人の生涯を
木に育まれる人間のこころ
花のいのち、人のいのち、しみじみと
森を守った物語
落ち葉たちの円舞曲
葉っぱの旅、なんと深い感動が……
7 星よ月よ
星は見えない夜もそこにあって
まるい月に目を輝かせる赤ちゃん
強烈な色がひらく異界
静寂のなかの音、のどを潤す冷水
目に見えないものこそ
夢幻の世界にこころ漂わせて
人生の最後の「贈り物」とは
8 祈りの灯
祈りの灯、消えないように、消えないように
亡き人の実存感がこころにストンと
空を翔ける空想家のメッセージ
言葉のない絵本のインパクト
空襲、こころに刻まれるあのこの死
戦争や災害をどう伝えるか
あとがき
登場する絵本索引
| 作者 | 柳田 邦男 |
|---|---|
| 価格 | 1144円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2020年02月29日 |
『それでも人生にYesと言うために JR福知山線事故の真因と被害者の20年』
| 作者 | 柳田邦男 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 |
『犠牲 : わが息子・脳死の11日』
| 作者 | 柳田,邦男,1936- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 1999年06月 |
『自分を見つめる もうひとりの自分』
子どもに先立たれた親、愛する伴侶を喪った人、東日本大震災によって明日への希望が見いだせない人たち。著者が目の当たりにした、心傷ついた人たちへ向けて、優しいまなざしで言葉を投げかけ、自分を深く見つめることの大切さを伝える。
| 作者 | 柳田 邦男 |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | 佼成出版社 |
| 発売日 | 2016年01月30日 |
最後になりましたが、全ての人生には色んな色彩があるんですよ。そんな人生の色彩を徹底的に彩り追加する存在と言えば、やはり柳田邦男の存在を忘れてはなりません。その視点、その感じ方、その表現力には、まさしく圧倒されるばかり。引き込まれるように読み進むと、自分自身の視野が圧倒的に広がり、まるで新たな世界に足を踏み入れたかのような驚きと感動が味わえることでしょう。
その表現する力、それはまさに言葉の魔術師。平凡な日常も、柳田邦男が描くことで全く新たな景色となる。そこにはきっと、新たな発見、驚き、悲しみ、喜び、そして深い考察が散りばめられているに違いありません。そんな経験を通じて、読者自身が成長し、考え方が深まる。それが彼の作品の最大の魅力だと私は思います。
それから、彼の作品は、きれいごとだけではなく、時として辛辣な現実を突きつけられることもあります。しかし、それは決して否定的な意味ではなく、現実を直視し、向き合うことの大切さを教えてくれます。その過程で、自分自身と向き合い、考える機会を与えてくれるのです。
それぞれの人生がどれもかけがえのない一冊の小説であり、その主役はもちろん自分自身。でも、その人生を彩るにはやはり様々な視点が必要ですよね。そんな時、頼りになるのが柳田邦男の作品です。是非、あなたの小説に新たな色彩を加えてみてください。きっと、新たな世界が広がることでしょう。今回の紹介がそんなあなたの手助けになれば、これ以上の喜びはありません。それでは、忘れられない読書体験をお楽しみください!この世界に潜む見落としやすい美しさ、人間の深淵、様々な可能性を発見する旅へと、あなたを誘います。
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