仲野徹5選
唐突ですが、あなたは情緒あふれるストーリーテリングが好きですか?それなら、仲野徹さんの作品にハマること間違いなしですよ!恋愛も冒険も、彼の作品に描かれる世界は、どんなジャンルでも繊細さを失わずに、心に響く名作ばかり。5つの作品を選びましたが、一作ごとに実に個性的。事件のタネや登場人物の成長に目を奪われる一方で、彼の描く日本的な情緒や風景にも注目です。その粋な筆遣いはまさに圧巻。どの作品も心が揺さぶられますよ。仲野徹さんの世界観を堪能するのに最適な5作品、ぜひチェックしてみてくださいね。
『医学問答 西洋と東洋から考えるからだと病気と健康のこと』
| 作者 | 仲野徹/若林理砂 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 左右社 |
| 発売日 | 2024年07月 |
『こわいもの知らずの病理学講義』
ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありえません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい。書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃんやおばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。脱線に次ぐ脱線。しょもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、知的エンターテインメント。
| 作者 | 仲野徹/著 |
|---|---|
| 価格 | 1850円 + 税 |
| 発売元 | 晶文社 |
| 発売日 | 2017年09月19日 |
『エピジェネティクス 新しい生命像をえがく』
はじめに
序章 ヘップバーンと球根
第1章 巨人の肩から遠眼鏡で
1 美しい実験
2 エピジェネティクスとは何か
3 パラダイムの転換なのか?
第2章 エピジェネティクスの分子基盤
1 ゲノムに刷り込まれる情報
2 遺伝子発現の制御
3 ヒストンの修飾
4 DNAのメチル化
第3章 さまざまな生命現象とエピジェネティクス
1 植物だってエピジェネティクス
2 女王様をつくるには
3 行動や記憶も左右する
4 「獲得形質」はエピジェネティックに遺伝する?
第4章 病気とエピジェネティクス
1 がんの発症と診断・治療
2 バーカー仮説と生活習慣病
3 ゲノム刷り込みが関与する疾患
第5章 エピジェネティクスを考える
1 三毛猫とX染色体
2 エピゲノム解析
3 生命現象を支える柱
終章 新しい生命像をえがく
おわりに
| 作者 | 仲野 徹 |
|---|---|
| 価格 | 1056円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2014年05月 |
『仲野教授の 笑う門には病なし!』
医学部教授、64歳。まもなく定年。
(そんなに)知られていない才能が開花!?
オモロくてやけに知的な著者初のエッセイ集。
・ひどい肩こりでタイ古式マッサージへ。痛いと言っても力を緩めてもらえず。
・交差点で信号待ち。突然市バスが突っ込んできた。危機一髪!
・爪にも老化が及んで、マニキュアを塗ってみました。
・思い切って短髪に。家族には、散髪したことにすら気づかれませんでした。
・教室に入ったら、学生たちが後方の席にびっしり。
……でも、元気です。
日々の健康法、コロナ禍のステイホームとオンライン授業、趣味の義太夫、秘境への旅、老化への対処、教育の現場から…など、77本のエッセイを収録。
◉本書の一部
仮説の検証ーー鼻毛の巻/ちん味を食す/先生、咳がとまりません/ブラジャーとマニキュア/新型コロナな日々/「たこ坊」の閉店/おしゃべりな散髪/医学に興味がありますか/第三の孫/おせっかいおじさん宣言/わたしのカレーは左かけ…etc.
※日本医事新報社『日本医事新報』にて「なかのとおるのええ加減でいきまっせ!」と題して連載中のコラムより、2018年2月〜2021年3月に掲載されたものを厳選。
はじめに
第一章 笑う門には病なし!
第二章 なかのとおる、危機一髪!
第三章 自己流コロナ生活
第四章 隙あらば秘境を目指す(国内編)
第五章 なかのの教育論
第六章 ちょっと社会の話
第七章 なかのの師弟論
第八章 隙あらば秘境を目指す(国外編)
第九章 新しくて懐かしい老後
第十章 私はおせっかいおじさん
おわりに
| 作者 | 仲野徹 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | ミシマ社 |
| 発売日 | 2021年08月24日 |
『仲野教授の この座右の銘が効きまっせ!』
*** 3/15(金)リアル書店先行発売! ***
元・阪大医学部教授、『こわいもの知らずの病理学講義』『エピジェネティクス』の著者による、仕事・人生・学問に生かせる〈大きな〉教養。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」「山よりでっかいシシは出ん」「沈黙は金」
「石の上にも三年」「生きてるだけで丸もうけ」「座右の銘はない」…
これが仲野教授にかかるとどんな解釈に?
目からウロコの「座右の銘」解説30本。
●本文より
「これは世界的な真理だが、決して他人に向けて放ってはならず、自分に発するにとどめておくべき格言がある。それは『ホンマのことを言われて怒るのは人間のカス』というものだ。」(p75「手間はミニマムvs横着は敵」)
「座右の銘というのは、多くの場合、短いセンテンスです。刈り込まれすぎているがために、意味がわかりにくくなることがありそうです。断定的になりすぎているというきらいもあります。それに、多くは昔から語り継がれている言葉ですから、時代にそぐわなくなっている場合も。(…)石の上にも三年、これはもう、ほとんど全否定したい。」(P131「石の上にも三年」)
「読み終わった時、きっとあなたも新たなる座右の銘を持ちたくなるはずです。それは、この本で紹介したものでもいいし、他のものでもかまいません。それから、人によっては、今まで抱いてきた座右の銘を、本当にそれでいいのかと吟味しなおす機会になることでしょう。」(p5「はじめに」)
| 作者 | 仲野徹 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | ミシマ社 |
| 発売日 | 2024年03月20日 |
ここまで、仲野徹さんの代表作を5つ紹介させていただきました。美しい絵柄と緻密な物語、そして深い人間描写を織りなすその作風は、一度読むと忘れられない魅力を持っています。それぞれの作品には、作者である仲野徹さん自身が持つ、生物への敬意や自然への畏敬の念が込められていて、それが作品を通して読者にも伝わってきます。
特に、仲間や家族への愛情、生と死、自然と人間、希望と絶望といった普遍的なテーマを、独特の視点から描き出す仲野さんの筆致は、きっと多くの読者の心を動かすはずです。また、その作品は、はたから見れば簡単そうに感じるかもしれない平凡な日常にこそ、価値があると教えてくれます。
仲野さんのストーリーテリングは、素晴らしい文章力だけでなく、鮮やかなイメージ力、豊かな表現力によって語られます。その作品一つ一つが、フィクションでありながらもリアルで、とても深く感じられるものに仕上がっています。物語を通して得られる経験、感情、考えは、読者自身の人生観や価値観を豊かにし、新たな視点を提供してくれるでしょう。
作品は、いろいろな形で人々に喜びや感動を与えてくれます。仲野さんの作品もその一つで、読む人によって様々な解釈や共感を生み出すことができます。その作風は、一見シンプルでも、その中には深いメッセージが込められています。
これら5作は、仲野さんの多様な魅力を詰め込んだものばかりです。ぜひ皆さんも、この機会に仲野さんの世界観に触れてみてはいかがでしょうか。幅広い視野と深い洞察力、人間の悲喜こもごもを描く温かな筆致を通じて、あなた自身の世界が一層豊かになることを願っています。それでは、素敵な読書タイムをお楽しみください。
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