研修医が読むべき本 おすすめ8選

医師を目指す皆さん、大変な日々を過ごしていることと思います。今回は、そんな皆さんにぜひ読んで欲しい、8つの本をピックアップしました。現場での現実や失敗、成功に学ぶ細かな心の動きを描いた作品、人間の生きる意味や命の尊さについて考えさせられる作品、医者になることの喜びや苦悩を赤裸々に描いた作品など、バラエティ豊かです。疲れた時にはユーモラスな漫画でリフレッシュし、考える糧を求める時には深みのある小説に触れてみてください。お読みいただくことで、何か新しい発見や気付きがあればうれしいです。
『研修医のための内科診療ことはじめ : 救急・病棟リファレンス』

作者 | 杉田,陽一郎 塩尻,俊明 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 羊土社 |
発売日 | 2022年03月 |
『研修医1年目の教科書 不安や緊張が期待に変わる!』

作者 | 長崎一哉/橋本恵太郎 |
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価格 | 3410円 + 税 |
発売元 | 金芳堂 |
発売日 | 2024年01月 |
『あの研修医はすごい!と思わせる 症例プレゼン』

作者 | 松尾 貴公/水野 篤 |
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価格 | 3520円 + 税 |
発売元 | 羊土社 |
発売日 | 2019年03月01日 |
『研修医サバイバルブック』

研修医時代に出会う「壁」は医療技術に関することだけではない.「相性が悪い先輩との付き合い方」「興味のない科からの熱烈な勧誘」「病棟スタッフの名前が覚えられない」……,そんなささやかな疑問や心配事が,研修期間の学びを阻む高い壁となりうる.本書では実際に研修医からリアルな声を集め,小さな問にも一流の指導医に大真面目に答えてもらった.問う側も答える側も本音で語った研修期間を生き抜く実践書である.
作者 | 久村正樹/編集 堀井翼/編集 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中外医学社 |
発売日 | 2023年10月20日 |
『研修医当直御法度 第7版 ピットフォールとエッセンシャルズ』

作者 | 寺澤 秀一/林 寛之 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 三輪書店 |
発売日 | 2022年10月08日 |
『研修医になったら必ずこの手技を身につけてください。 : 消毒、注射、穿刺、小外科、気道管理、鎮静、エコーなどの方法を解剖とあわせて教えます』

作者 | 森本,康裕 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 羊土社 |
発売日 | 2022年04月 |
『研修医のための見える・わかる外科手術 = SURGERY FOR RESIDENTS : 「どんな手術?何をするの?」基本と手順がイラスト300点でイメージできる』

作者 | 畑,啓昭 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 羊土社 |
発売日 | 2015年11月 |
『研修医のための人生ライフ向上塾!』

日本一ゆるい研修医のためのライフハック本、爆誕!ストレスマネジメントの専門家が、
キャリアの疑問から医療職との人間関係、医師のバーンアウト問題までをぶった切る!
ストレスにさらされながらも、しなやかに適応する術、「健康生成論」の実践を専門とする筆者が、
初期研修生活のライフハックから医師人生におけるストレスへのマネジメントについて、ときに学術的、ときに超主観的につづります。
日経メディカルOnlineにて同タイトルで好評連載中のコラムが、書き下ろし補講コラムや特別対談を加えてついに書籍化。
■主な内容
第1講 研修生活、基本のキ編
2日目 研修初日にすべきたった1つのこと
4日目 4月のこじらせを乗り切る5箇条!
6日目 研修だるい…もしかして、五月病かも?
補講コラム(1) 頑張るほどつらくなるのはなぜ?、ほか
第2講 コミュニケーション編
10日目 看護師さんと仲良く働くための3ポイント!(実践編)
12日目 クラッシャー上級医って、パワハラでしょ?(問題のある上級医対応入門編)
補講コラム(2) 筆者、実は愚痴らなくなった?!、ほか
第3講 仕事論編
19日目 もしかしてあなたも? 困ったデキレジモドキ
20日目 ようやく慣れたと思ったら、次の科ローテかよ!
22日目 真面目ちゃんが燃え尽きるとき
補講コラム(3) 20歳代は「ものさし」をつくる時期、ほか
第4講 これからのキャリア編
27日目 人間関係はゆるくいこう!
28日目 日々の研修に割くパワーは80%でいい、ほか
特別対談(1)匿名研修医座談会「初期研修のホントと今どき研修医のホンネ」
特別対談(2)柏木秀行×鈴木瞬「新時代を燃え尽きずに働いていくために」
作者 | 鈴木 瞬 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 日経BP |
発売日 | 2019年03月25日 |
それでは、研修医の皆様方におすすめしたい8冊の本についてのご紹介はここまでとなります。各作品それぞれに、医療現場の厳しさはもちろん、患者さんやその家族との接し方、同業者との協力関係の大切さなどが描かれており、現在の研修医の皆様方が抱えるであろう悩みや不安を緩和してくれることでしょう。
本を読むことは、言葉通り新たな視野や価値観を開くきっかけとなります。ひとつひとつのエピソードから得られる教訓や学びは、自身の経験を超えた深い理解を生み出す素材となります。それはまるで、他人の経験を自分のものにするかのように。だからこそ、時間を見つけては本を手に取り、その世界に浸ることを是非お勧めしたいと思います。
「本は人生の指導者であり、道しるべ」だと名言がありますが、研修医の皆さんもこの言葉を胸に、これからの医師としての生涯学習の一環と位置づけ、読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。医師という立場には、専門知識を身につけるだけでなく、人間性を磨き、コミュニケーション能力も兼ね備える必要があります。そのためには、本から学ぶことはとても有意義だと思います。
どの作品も素晴らしいので、全部読んでみたい!という方も、自分の関心に合わせて1冊だけ選んでみたいという方も、きっとその選択を後悔はさせません。どの本もその道の先人たちの経験と学びが詰まっており、研修医の皆さんの理想とする医師像にまた一歩近づくきっかけになること請け合いです。
また、忙しい現場で息抜きの時間として読むのも良いですし、日々の診療に直接活かすヒントを探すのも良いでしょう。是非とも、今回ご紹介した作品を通して、新たな視点や思考を身につけていただきたいと思います。本を開くことで、自分自身の内面も開かれ、自己成長の一助となるに違いありません。それでは、皆さんの素晴らしい医師人生を、心から応援しております。
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