長崎を舞台にした小説7選
日本が世界に誇る長崎。ここを舞台にした小説を7つピックアップしました。過去と現在、東と西が融合した風情溢れる長崎。そこに生きる人々の心情を繊細に描き出した作品、鮮烈な歴史の一幕を深く描き込んだ作品、そして魅力的な地元の食べ物を絡めたフォークロア系の作品等々。それぞれの作品に込められた独自の視点とメッセージを通じ、読むひとは長崎の魅力を再確認するでしょう。また、未訪の方はきっと一度は訪れてみたいと思うことでしょう。
『長崎・オランダ坂の洋館カフェ : シュガーロードと秘密の本』
作者 | 江本,マシメサ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2017年04月 |
『長崎眼鏡橋カフェよりどころ』
作者 | 端島,凛 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2020年08月 |
『魔法の声 〜長崎東山手放送局浪漫〜』
12月の夜、長崎。キャスター門脇章太郎は、テレビ生放送中に「そこにいる筈のないひと」が画面に映り込んでいるのを見つけ、絶句する。同じ夜、章太郎に片想い中の若手アナウンサー河合胡桃は、赤いマフラーが似合う謎めいた美少女と夜道で出会う。怪しい男達に追われながら、必死に誰かを探す少女を放っておけず、力を貸すことに。二度と会えない憧れの人。一目だけでも会いたい、約束の人。美しい長崎の街を舞台に、章太郎、胡桃、少女の想いが交錯し、クリスマス・イヴの夜に奇跡を紡いでいくー。色鮮やかな長崎を舞台に繰り広げられるロマンチック・ストーリー!
作者 | 村山仁志/しまざきジョゼ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | マイクロマガジン社 |
発売日 | 2020年12月19日 |
『小説母と暮せば』
作者 | 山田,洋次,1931- 井上,麻矢,1967- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2015年12月 |
『店主は古き物たちの声を聞く 長崎・眼鏡橋の骨董店』
パワハラされて仕事を辞め、故郷・長崎へ戻ってきた結真。東京行きを応援してくれていた叔母の形見のマリア観音をそばに置きだして以来、なぜか悪夢を見るように。心配した母が「古か物にまつわる問題ば解決してくれる」骨董カフェ・一古堂へ、勝手に相談の予約を入れてしまう。しぶしぶ一古堂を訪ねた結真は、店主・司とともに、マリア観音の来歴を調べることに…?
作者 | 日高 砂羽/カキネ |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2018年07月20日 |
『長崎ぶらぶら節』
長崎・丸山遊里の芸者愛八が初めて本当の恋をしたのは、長崎学の確立を目指す研究者・古賀十二郎だった。「な、おいと一緒に、長崎の古か歌ば探して歩かんね」。古賀の破産を契機に長崎の古い歌を求めて苦難の道を歩み始める二人と、忘れられた名曲「長崎ぶらぶら節」との出会い。そして、父親のいない貧しい少女・お雪をはじめ人々に捧げた愛八の無償の愛を描いた、第122回直木賞受賞作。
作者 | なかにし礼 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2003年10月01日 |
『長崎駅(ナガサキ・レディ)殺人事件』
作者 | 西村,京太郎,1930-2022 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年06月 |
それぞれ異なる視点、異なるストーリーで描かれる長崎。今回紹介させてもらった7つの小説を通して、その魅力を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
西洋と東洋が交錯する街、長崎。そこには、日本独特の風情と、どこか異国情緒を併せ持つ独特の空気が満ちています。その町を舞台に纏わる物語を読むことで、まるで時間旅行をしているかのような感覚になれるのが、長崎をテーマにした作品の魅力ではないでしょうか。
小説の中で描かれる長崎は、歴史ある街並み、美しい街角、新鮮な海産物、語り継がれる郷土料理といった、これまで知らなかった長崎の裏側を垣間見ることができます。また、その土地で生きる人々の日常や独特の文化、生活の中で繰り広げられる人間ドラマを通じて、長崎という街が持つ特別な魅力や深さをより一層理解することができます。
そして、そんな長崎が思いもよらぬ形で物語に絡んでくる点も見逃せません。一部の作品では、長崎の風景や歴史が重要な要素となって物語を進行させ、場所自体がストーリーに深く関わってきます。それにより、長崎だからこそ描かれる物語、長崎ならではの視点が生まれることでしょう。
小説を通じて新たな長崎を発見し、その魅力がより多くの方に伝わったなら、本当にうれしいです。そして、これを機に、もしかしたら何かの旅行先として、長崎を思い浮かべることがあるかもしれませんね。
この記事を読んでいただいているあなたにとって、長崎がただの地名から一歩踏み込んだ存在へと変わり、そしてその奥深さに魅了されることを期待しています。それでは、「長崎」の世界にどっぷりと浸かり、たっぷりと楽しんでくださいね。
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