江戸時代の暮らしがわかる本10選

みなさん、こんにちは。江戸時代の生活に興味はありますか?たとえば、当時の人々はどのような衣食住を送っていたのでしょうか。それとも、彼らの娯楽や冒険について知りたいですか?ここで紹介する10冊の本を読めば、その質問に対する答えがきっと見つかります。これらの作品は、全てがリアルな江戸時代を描いています。風刺とユーモラスな描写が溶け込んだ作品から、リリースさせる社会情勢を描いたシリアスな作品まで、幅広いジャンルのものを揃えています。江戸時代を様々な角度から眺めることができますよ。ぜひ、一冊でも手にとって、江戸時代の魅力を感じてみてくださいね。
『見て楽しむ 江戸時代の暮らしと文化の絵事典』

江戸時代を舞台とした小説・ドラマのお供に最適な、江戸時代の用語・風習がすぐに引ける「絵事典」。
江戸城の将軍から、裏長屋住まいの庶民まで、江戸で生活する人々の暮らしや享受した文化について、浮世絵などの絵画資料はもちろん、イラストを多用しながら解説。
江戸に住む人々の暮らしが生き生きとよみがえります。
作者 | 安藤 優一郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 成美堂出版 |
発売日 | 2024年11月05日 |
『江戸時代 テーマ別だから政治も文化もつかめる』

混沌とした江戸前史から、泰平の世の暮らしまで260年にわたる歴史と文化の変遷がわかる!260年の泰平を謳歌した江戸時代。浮世絵は日本を代表するアートとして世界から注目され、成熟した生活様式はエコスタイルとしても参考にされる。本書では政治にとどまらず外交・文化・生活の面からも分かりやすく江戸時代を解説する。第1章「統べる」徳川15代とその治世家康の江戸開府から幕末まで265年の歴史と出来事を知る第2章「治める」泰平の世を築いた幕藩体制厳しい大名統制や宗教・外交政策幕府はいかに日本を治めたのか第3章「楽しむ」大江戸八百八町のにぎわい町火消、上水道、歌舞伎、遊郭江戸のインフラから娯楽まで第4章「愛でる」華開くお江戸アート今も世界から注目を集めるジャパニーズ・アートを鑑賞第5章「暮らす」庶民の暮らし?生活・仕事・遊び?衣食住や結婚観、年中行事など庶民の生活を徹底解説第6章「考える」熟成する学問と思想閉鎖空間だった江戸時代に学問はいかに発展したのか第7章「栄える」諸藩と都市、地方の発展特色ある藩と都市の発展から地方分権のあり方を学ぶ
作者 | 伊藤賀一 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2022年12月20日 |
『江戸時代を知る、楽しむ。』

大河ドラマ、蔦屋重三郎と来て、江戸時代に興味を持ったらこの1冊! 2025年大注目の敏腕プロデューサー・蔦屋重三郎が駆け抜けた江戸時代の暮らし、娯楽、名所などについて、風情があるイラストとともにわかりやすく楽しく解説する注目度大の書籍です。
人口百万都市であった江戸を中心に繰り広げられた当時の生活、文化、娯楽、名所などを、平易で読みやすい文章と味のある絵をもとに展開。これを理解すれば大河ドラマがさらに面白く感じられること間違いなしの内容になっております。
作者 | 永井義男/鈴木あつよ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | Gakken |
発売日 | 2024年12月26日 |
『仕事と江戸時代』

戦国時代の終焉で、劇的な経済発展をした江戸時代。それを支える労働も多様になった。現代の働き方にも結びつくその変化を通して、江戸時代を捉えなおす。
現代の働き方、江戸に始まる
▼武士もダブルワークで才能開花
▼武家奉公人は人材派遣で
▼自立?嫁入り修行?武家屋敷に雇われ働く女性たち
▼余業で稼いだ金銭で年貢を納める百姓たち
(概要)
常に変化を求められながら、同時に変わらなさもあると感じる私たちの働き方。そもそも現代日本人の働き方の源流はどこにあるのだろうか。明治時代、産業革命以降の資本主義の流れのなかで形成されていったと見る向きもあるが、戦国時代の戦乱から解放され、おおいなる社会的・経済的発展や貨幣制度の成熟を背景に、多様化・細分化していった、江戸時代の労働事情が、その源にあると本書では考える。当時の社会を形作ったあらゆる階層の働き方を丁寧に掘り起こしながら、仕事を軸に江戸時代を捉えなおす。
作者 | 戸森麻衣子/本文 |
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価格 | 920円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2023年12月07日 |
『図解!江戸時代』

作者 | 歴史ミステリー倶楽部 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 三笠書房 |
発売日 | 2015年11月 |
『文庫 本当はブラックな江戸時代』

江戸は本当に人情味に溢れ、清潔で安全だったのか。遊郭はユートピアだったのか。当時の資料を元に、江戸時代がいかに“ブラック”な時代だったかを徹底検証していく。庶民のリアルな生活を徹底的に紹介し、江戸時代を無邪気に礼賛する風潮に一石を投じる一冊。
作者 | 永井義男 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2019年10月07日 |
『一冊でわかる江戸時代』

作者 | 大石,学,1953- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2021年10月 |
『川柳で追体験 江戸時代 女の一生』

江戸時代を生き抜いた女性たちの人生はどんなものだったのか?
今どきのSNSのような江戸時代の川柳をもとに、辛酸なめ子さんが江戸時代に妄想ワープ!誕生から娘時代、元服、結婚、日常生活、出産、臨終までを追体験するように、当時の女性の人生を、現代と比較しつつ、鋭く考察します。
著者書き下ろしのコメント入りイラストも楽しめる。カラー口絵では江戸時代の女性たちの生活や行事がわかる図版を収録。
はじめに 江戸時代の川柳をもとに女性の人生について考察
第1章 誕生
第2章 江戸時代の幸せな育児
第3章 江戸時代の下半身の薬とは……
第4章 江戸時代の子どもの遊び
第5章 江戸時代の習い事
第6章 江戸時代の月経観
第7章 女子の元服は羞恥心とのせめぎ合い
第8章 江戸時代の「あの日」
第9章 女性のための媚薬入門
第10章 江戸時代の女性の分類
第11章 江戸時代のおそるべきナンパ術
第12章 江戸時代のデート
第13章 江戸時代の見合
第14章 嫁入り前
第15章 結納のイニシエーション
第16章 婚礼の段取り
第17章 あいさつ回り
第18章 江戸時代のハイレベルな新妻
第19章 江戸時代の妻の呼び名
第20章 江戸時代の夜の生活
第21章 江戸時代の妊婦
第22章 江戸時代の出産舞台裏
第23章 江戸時代の分娩
第24章 江戸時代の節約生活
第25章 江戸時代の銭湯文化
第26章 江戸時代の下衆不倫
第27章 江戸時代の間男
第28章 江戸時代の嫁姑問題
第29章 江戸時代の姑問題、後半。その時小姑は……
第30章 江戸時代の尼たち
第31 章 江戸時代の老後
第32章 江戸時代シニアの性生活
第33章 江戸時代のご臨終
第34章 冥土の旅の腹ごしらえ
第35章 メメント・モリin江戸
終章 時空を超えて、江戸時代のご先祖様とつながる
参考文献
おわりに
作者 | 辛酸 なめ子 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 三樹書房 |
発売日 | 2024年07月03日 |
『江戸時代の暮らし方 = Life Styles in the Edo Period』

作者 | 小沢,詠美子,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2013年08月 |
『図解でスッと頭に入る江戸時代』

江戸時代の260年という泰平の時代は世界史的にも類例がない。優れた政治機構が整備され、民衆の間にも自治体制が確立されていた。江戸時代の社会背景は、時代小説や時代劇でもたびたび登場し、そうした知識を知っておくことは、さらなる楽しみをもたらしてくれる。将軍の暮らし、江戸の統治システムといった、いわゆる「お上」の仕組みから、武士や農民・商人の暮らし、職業、娯楽などの「庶民」の仕組みまでを図解で解説。「仕組み」という面から江戸時代を捉えた実用的江戸案内。
作者 | |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 昭文社 |
発売日 | 2020年11月24日 |
これらの本たちを通して一緒に旅をした皆さん、いかがでしたでしょうか。様々な時代がある中でも、特に江戸時代というのは独特の文化が花開き、それが今に至るまで色濃く生き続けている期間だと思います。歴史といっても、川上から下っていくような一方通行のものではなく、むしろ川底を這うように時代の深層をかきまぜ、現代に繋がっていくものだと感じることでしょう。
江戸時代の人々の生活感や人間模様、時代背景を反映した風俗習慣などを詳細に描いた作品が多く揃っていて、読むだけでなく、その時代に自分がタイムスリップしたかのような体験感が得られるはずです。時には笑いあり、涙ありで、おそらく皆さん自身の日常にも繋がる部分が数多く見つかったのではないでしょうか。
そして何より、架空の物語だけでなく、実際にあった出来事や人物を基にした作品を通して、過去の人々の営みを垣間見れるのは、まさに読書の醍醐味と言えます。私たちは現代社会に生きていますが、見えない糸で過去と繋がっています。それを感じられるのは、このあたりも含めて読書の大きな魅力だと思います。
これらの作品をきっかけに、江戸時代への興味をより深め、日本の歴史や文化への理解を深めていただけたら、これ以上の喜びはありません。きっとこれまでとは違った視点、新たな発見があったのではないでしょうか。それがまた新たな物語を生み出す原動力にもなるでしょう。未読の方にとってはこれからの楽しみを、すでに読んでいる方にとっては振り返りつつ、さらなる深みへといざなってくれることでしょう。
以上、一冊でも皆さまの興味を引く作品があれば幸いです。そして何より、紹介した作品がこころのどこか深い部分に響く有意義な読書時間となれば幸いです。これからも引き続き、良書と皆さまが出会えるきっかけを提供してまいります。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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