言語学の本 おすすめ6選 入門にも

日々、言葉を使いコミュニケーションをとっているあなた。言葉について、もっと深く知りたいと思ったことはありませんか?今回は、そんな皆さまにおすすめの言語学の本を6冊紹介します。初心者でも理解しやすいように作られた入門書から、さらに深い情報を知りたい方向けの本まで、一冊ずつ丁寧に紹介しますね。言葉の成り立ちや言語の進化、コミュニケーションの秘密を解き明かす本ばかり。この中から自分の興味に合った一冊を見つけて、言語学の魅力を体験してみてくださいね。
『言語学入門 : これから始める人のための入門書』

作者 | 佐久間,淳一,1963- 加藤,重広,1964- 町田,健,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 研究社 |
発売日 | 2004年12月 |
『よくわかる言語学』

作者 | 窪薗,晴夫,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2019年10月 |
『言語学入門』

「言語学とは何か」。日本語をはじめとする豊富な例で学べる入門書。基礎を学び、整理できる11のチャプター。学習効果を高め、楽しめる20の「コラム」。
作者 | 斎藤純男 |
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価格 | 2310円 + 税 |
発売元 | 三省堂 |
発売日 | 2010年07月 |
『はじめての言語学』

あなたは「言語学」に何を期待しますか? 語源「正しい日本語」、マルチリンガル、哲学・思想……ありがちな思い込みをただし、外国語学習者はもちろん「ことば」に興味ある全ての人に贈る「入門の入門」。(講談社現代新書)
あなたは「言語学」に何を期待しますか? 語源「正しい日本語」、マルチリンガル、哲学・思想……ありがちな思い込みをただし、外国語学習者はもちろん「ことば」に興味ある全ての人に贈る「入門の入門」。
第1章 言語学をはじめる前にーーことばについて思い込んでいること
1--言語学のイメージ
2--言語学のストレス
3--言語学のポイント
第2章 言語学の考え方ーー言語学にとって言語とは何か?
1--目的はメッセージを伝えること
2--「キゴウのタイケイ」とは?
3--文を語に分け、語を音に分ける
4--虹が七色とは限らない
5--人間にだけ言語がある
第3章 言語学の聴き方ーー音について
1--大切なのは人間のことばの声
2--世界中の言語音を書き表わす方法
3--日本語に巻舌はいらない
4--声の上げ下げで意味が変わる
5--音声と音韻の違いを押さえる
第4章 言語学の捉え方ーー文法と意味について
1--文法と文法書は違う
2--世界共通の文法はない
3--いちばん小さな意味のまとまり
4--「寒いねえ」は単なる気象情報ではない
5--言語のしくみにどうアプローチするか
第5章 言語学の分け方ーー世界の言語をどう分類するか?
1--言語は数えることができない
2--日本語と英語は「比較」できない
3--《ウラル・アルタイ語族》なんてない
4--ことばは変わらないわけにいかない
5--地域差だけが方言ではない
第6章 言語学の使い方ーー言語学がわかると何の得になるか?
1--《美しい言語》も《汚い言語》もない
2--お金儲けは難しい
作者 | 黒田 龍之助 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2004年01月17日 |
『28言語で読む「星の王子さま」』

世界の名作を世界の言語でリレーする
文字を見る・発音する・読み解く
世界中さまざまな言語に翻訳され、愛読されている『星の王子さま』を言語学的に解説しました。
言語学の考え方を知ると、言語ごとの特徴や共通点がわかり、言語を学ぶことが楽しくなります。
王子さまが星から星へと旅したように、28の言語で『星の王子さま』を読み継ぎながら、世界の言語を旅してみませんか。
第1部は、世界中の言語に通用する言語学の考え方を、発音、文法、単語、文字といった言語の構成要素を取り上げながらやさしく解説。
第2部は28言語の概説に続いて、『星の王子さま』を1言語1章ずつ読み進みます。
全文に逐語訳付き。
東京外国語大学が開設している全28の専攻語を網羅
作者 | 風間伸次郎/編著 山田怜央/編著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京外国語大学出版会 |
発売日 | 2021年03月30日 |
『みんなの言語学入門 : 日本語と英語の仕組みから未知の言語へ』

作者 | 牧,秀樹 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 開拓社 |
発売日 | 2023年11月 |
それぞれの本は確かに言語学界の重要なツールであり、初心者から専門家まで、言語の香りを感じさせるものばかりでしたね。考えてみると、私たちが駆使する言葉というのは、ただ意志を伝えるだけでなく、思考や文化、時代背景まで包み込んだ多大な意味を持つものなんです。目の前のこの言葉があることで、未知の世界が広がり、逆に言葉に触れることで未知の世界が見えてくる。それらが逆に新しい視点や考え方を作り出す。こんなに面白い事って他にないんじゃないでしょうか。
さて、今回ご紹介した本達もそんな世界を皆さんにも広げてくれることでしょう。これから手に取るみなさんが、何か新しい気付きを得られることを心から願っています。もしかしたら、それは学問としての興味から、あるいは単なる好奇心から。でも大切なのは、それが新しい世界を覗く第一歩なのです。そう、言葉と向き合う奇跡。
今回おすすめした言語学の本たちは、読むだけではなく、ぜひあなた自身で感じ、考え、そして言葉にしてみてください。どの本も、新たな発見や深遠な思索の扉を開く鍵となることでしょう。それぞれの世界観を楽しんでいただけたら、なにより嬉しいです。
これからも、様々なジャンルの本を紹介していきますので、お楽しみに。ともに未知の世界を旅していきましょう。私たちの目の前には、まだまだ知らないことでいっぱいの世界が広がっています。次回もお会いできること、楽しみにしています。それでは、素敵な読書ライフを。
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