樋口一葉を知る本 おすすめ6選 何した人?

明治時代の才女、樋口一葉の素晴らしい作品群を、色々なタイプの本で楽しめることを知っていますか?一葉の作品を題材にした小説や、一葉を描いた伝記マンガまで、様々なジャンルの本があるんですよ。生き生きとした筆致で人間の心情を描く一葉の文学は、現代にも通じる普遍的なテーマを持っています。女性作家として時代を風靡した彼女の生涯を知れば、その作品に更なる深みを感じられることでしょう。一葉の魅力を多角的に感じられる6つの本を選んでみました。きっとどれも心に響く一冊になるはずですよ。
『樋口一葉 : 近代日本の女性職業作家』

作者 | 真鍋,和子,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年03月 |
『木の葉のごとく 樋口一葉の生涯と作品』

作者 | 藤井正人 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | NextPublishing Authors Press |
発売日 | 2018年02月11日 |
『樋口一葉詳細年表』

2022年に生誕150年を迎えた樋口一葉は、日本初の女性職業作家で、また実在の人物として初めて女性で紙幣に肖像を飾るほど有名な作家である。
本書は24年の短い生涯の中で一葉が残した膨大な量の日記を丹念に追い、日々の出来事はもとより、その交流関係や、作品に対する思いをまとめた年表を掲載。
また、一葉の生活圏を網羅した地図や、一葉の作った和歌、読んだ書物や着物を紹介。
樋口一葉の人生がわかる、作家研究・女性史研究に必携の一冊!
【本書の特色】
1樋口一葉が残した日記を網羅し、その交流関係や、作品に対する思いを日記から紐解いた年譜。
2日記に登場する人物についての解説を付す。
3樋口一葉が暮らした場所を地図にまとめるとともに、読んだ書物、和歌、着物についても一覧・解説を収録。
カラー口絵
まえがき 伊藤氏貴
第一部 年表
年表 伊藤氏貴
コラム 樋口一葉「たけくらべ」を歩く 乗木大朗
第二部 付録
一葉の和歌 坂倉貴子
コラム 一葉の買い出し 乗木大朗
一葉の本棚 武井理紗
コラム 一葉の花見 佐藤奈波
一葉の着物 大塩香織
人物登場日時一覧 大塩香織
人名注 大塩香織
年表(日記)に見る一葉の足跡 能地克宜
あとがき 能地克宜
執筆者一覧
作者 | 伊藤氏貴/能地克宜 |
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価格 | 16500円 + 税 |
発売元 | 勉誠出版 |
発売日 | 2022年10月31日 |
『樋口一葉の世界』

樋口一葉の「人と文学」の両面から、その全体像の把握を目指している。古典と近代の過渡期を体験した一葉は、短い人生の中で、日本文学史の大きな節目を提示している。一葉がどのような文学的な意欲を、どのような文体で実現したのかは、完成作品としての一葉の短編小説の中に実現されているが、一葉の残した和歌・日記・雑記・書簡などにも焦点を当てて、一葉文学の深層を読み解き、わかりやすく解説する。文学ジャンルや時代性、同時代の文学者との交流や相互の影響など、多角的な視点から、一葉文学の魅力と達成に触れてみたい。
1.樋口一葉の文学世界 2.「萩の舎」以前の一葉と樋口家の人々 3.「萩の舎」入門 4.一葉における無常の認識 5.小説家への道 6.習作期から「武蔵野三部作」へ 7.作品発表の新たな舞台 8.『都の花』と『文学界』への登場 9.下谷龍泉寺町時代 10.本郷丸山福山町時代の文学開花 11.博文館とのつながり 12.さまざまな可能性 13.『たけくらべ』を読む 14.『通俗書簡文』と、現実への回路 15.一葉文学の達成域
作者 | 島内 裕子 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 放送大学教育振興会 |
発売日 | 2023年03月20日 |
『樋口一葉考』

透徹した論理と鋭敏な感性により、従来の一葉の作品解釈の通説の誤謬を明らかにし、一葉の強靱な精神を培った一葉日記の精密な読解により、夭折した天才の生活と思想の実体を抉り出した画期的な著述。
作者 | 中村稔(詩人) |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2012年11月 |
『樋口一葉』

女性が学問を学ぶことが一般的でなかった明治時代、文学を愛した樋口一葉は、小説を書いて作家として生きていくことを選びます。そして、短い人生のなかで、すばらしい作品をのこしました。
作者 | 山田 せいこ/野口 碩 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2015年01月02日 |
それでは、今回は明治時代の女性作家、樋口一葉に関するおすすめの本6選をご紹介させていただきました。一葉の作品は、現代の私たちにも共感する部分や学びを感じる部分がたくさんあります。彼女の描き出す人間の真実や感情、そして当時の生活風景や文化は、読むたびに新たな発見があります。また、彼女の苦闘や奮闘を描いた自伝的作品や評伝も、その人間性や時代背景を理解する手がかりとなります。
しかし、樋口一葉作品の魅力を全て紹介し切ることはできません。それぞれの作品は、その世界観、キャラクター、そしてメッセージが深く、読む人それぞれに異なる影響を与えます。一冊一冊、じっくりと味わいながら読んでみてください。そして、その中に隠された一葉のメッセージを見つけ出してみてください。
また、樋口一葉についてさらに深く知りたい、彼女の作品をもっと読んでみたいという方は、おすすめの本がきっとそこにあります。それぞれの作品をピックアップしてみて、どんな世界が広がっているのか、どんな感想を持つのか、ぜひシェアしていただきたいです。
最後になりましたが、これらの本を通じて、一葉の世界を少しでも多くの方々に知っていただければ幸いです。文学は人間の心を豊かにし、考える力を養います。一葉の作品があなたの心に残る何かをもたらしてくれることを願っています。きっと、新たな発見や感動があるはずです。本との出会いは、まさに宝探しのようなもの。あなたが見つける宝物が何であれ、それはあなただけのものです。ぜひ、この機会に一葉の世界へ足を踏み入れてみてください。
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