春画の世界がわかる本10選

春画好きの皆さま、お待たせしました!その詳しさやアート性に引き寄せられる春画の世界をもっと深く知りたい方必見、ここで10冊のおすすめ本をご紹介します。歴史背景から技法、作品解説まで、それぞれ異なる視点から春画を考えることができる本ばかりです。凝り固まったイメージを覆すような意外な事実が明らかになる一方、時代背景による描写の変化や、名家の逸話など、読むほどに魅力が深まります。春画初心者の方でも楽しみながら理解できる作りになっているので、気軽に手にとってみてくださいね。意識の広がりとともに、春画の深淵をのぞき見る旅へ。あなたの知らない春画の世界がここに広がっていますよ。
『春画でわかる 江戸の性愛術』

江戸の人々は泰平の世を謳歌した一方で、厳しい階級社会の中、密通は死刑となり、住環境は声もつつぬけで覗き放題だった。しかし、こうした制約があるからこそ、より大きな性的快感を得ようと性技法を深化させたのである。
本誌では、口吸い、手くじり、相舐(あいなめ)といった前戯から、九浅一深(きゅうせんいっしん)の腰づかいや曲芸的な体位といった本番技術まで、江戸の人々が考え出したテクニックを春画とともに紹介する。
作者 | 永井 義男 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2023年11月09日 |
『春画でわかる江戸の色事』

作者 | 永井義男 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 |
『江戸春画~EDO SHUNGA~ 岐阜浮世絵春画美術館COLLECTION』

作者 | 柴田正寛 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ジーウォーク |
発売日 |
『とんでも春画 : 妖怪・幽霊・けものたち』

作者 | 鈴木,堅弘,1977- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2017年05月 |
『春画 : 江戸の絵師四十八人』

作者 | |
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価格 | 不明 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2018年01月 |
『春画の色恋 江戸のむつごと「四十八手」の世界』

「四十八手」はたんなる体位の解説ではなく、出逢いから始まる色恋の物語である。最初の浮世絵師と呼ばれる菱川師宣が描いた「四十八手」を一手ずつていねいに紐解きながら、西川祐信、鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎など、後世の浮世絵師たちがそれらをどう描いたか、表現の変遷をたどる。著者の春画研究の集大成にして、渾身の名著! 図版250点以上、カラー口絵付き。 (解説・浅野秀剛)
「四十八手」は、たんなる性戯や体位だけでなく、出逢いから始まる「色恋の物語」でもあった。本書は、最初の浮世絵師と呼ばれる菱川師宣の『恋のむつごと四十八手』を、第1図から第48図まで一手ずつ丁寧に紐解きながら、西川祐信、鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎など、後世の浮世絵師たちがそれらをどう画いたか、表現の変遷をたどる。
春画を愛で、楽しみながら江戸人の性意識や風俗を読む、著者の春画研究の集大成にして、渾身の名著。
図版250点以上、カラー口絵あり
解説ーー浅野秀剛
口絵
はじめに
第一部 菱川師宣の色恋四十八手ーー浮世絵前期の恋のかたち
●『恋のむつごと四十八手』の世界
第一図 逢夜盃【あふよのさかづき】
第二図 思比【おもひくらべ】
第三図 明別【あけのわかれ】
第四図 ぬれなづけ
第五図 四手【よつで】
第六図 茶臼【ちゃうす】
第七図 花月擬【くわげつのなぞらへ】
第八図 投足上【なげあしあげ】
第九図 君膝枕【きみのひざまくら】
第十図 曲茶臼【きょくちゃうす】
第十一図 後だき【うしろだき】
第十二図 寝入物【ねいりもの】
第十三図 顔隠【かほかくし】
……
第四十八図 火燵隠【こたつがくれ】
第二部 西川祐信とその後の色恋四十八手ーー浮世絵中期以降の恋のかたち
●「色恋拾遺四十八手」の世界
巴取【ともえどり】
舌人形【したにんぎょう】
床柱【とこばしら】
搦手【からめて】
水揚【みずあげ】
新鉢【あらばち】
安宅【あたけ】
家鴨【あひる】
養子喰【ようしぐい】
階段遣【きざはしづかい】
縁先の恋【えんさきのこい】
笑い道具【わらいどうぐ】
……
江戸の色恋ーーあとがきに代えて
増補 浮世絵春画の見どころ読みどころ
解説 浅野秀剛
作者 | 白倉 敬彦 |
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価格 | 1496円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年09月11日 |
『カラー版 世界に誇る日本のアート 春画ベスト100 (宝島社新書)』

作者 | 永井 義男/ |
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価格 | 1695円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 |
『感じる春画 現代意訳で味わう官能世界 (MSムック)』

作者 | 車浮代 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | メディアソフト |
発売日 | 2022年04月28日 |
『春画のからくり』

春画では、女性の裸体だけが描かれることはなく、男女の絡みが描かれる。男性のための女性ヌードではなく、男女が共にそそられ、時に笑いながら楽しむものだったと考えられる。また、性交場面を際立たせるために、顔と性器以外は、衣装で隠された。「隠す・見せる」「覗き」等の視点から、江戸のエロティシズムの仕掛けが明らかになる。図版豊富。
作者 | 田中優子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2009年04月08日 |
『肉筆春画』

作者 | |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2009年05月 |
以上、春画の世界がわかる本10選をご紹介させていただきました。解説本、小説、漫画、専門書など、広範な範囲からピックアップさせていただきましたが、どの本もきっとあなたの視野を広げてくれることでしょう。
春画は、エロティックな表現ばかりに目が向きがちですが、実はそれだけではないんです。その時代の生活や風俗、思想など、さまざまな視点からも解釈できるのが魅力です。この視点を持つことで、ただのエロスから一歩進んだ、大人の楽しみ方が見つかるはずです。
また、ただ春画そのものを見るだけでなく、その背景にある物語や作者の思い入れ、時代背景を理解することで、より深く作品を理解することができます。その一助となるような書籍を選んでみました。
「春画ってただのエッチな絵、そんなものにどうして興味を?」と思われる方もいるかもしれません。でも、それは大きな誤解です。春画の世界は奥深く、美しさと哲学を兼ね備えたアートです。
それぞれの本が、あなたにとって春画の新たな扉を開く鍵となれば幸いです。あなたの探求心が織りなす新たな収穫が、お手元の一冊から始まるかもしれません。皆様の豊かな読書ライフを応援しています。以上が私のおすすめする春画の世界がわかる、10冊の紹介でした。それでは、あなたの新たな冒険が、素晴らしいものでありますように。
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