現代史を描いた!おすすめの第二次世界大戦小説10選「同志少女よ、敵を撃て」「永遠の0」など話題作をご紹介

皆さんこんにちは!今回は現代史ファン必見のおすすめ小説をご紹介します。第二次世界大戦を題材にした作品をピックアップ!戦争を描いた作品はまだまだ現代でも注目を集めます。感動的なストーリーはもちろん、当時の時代背景や様々な場面が詳細に描かれている作品も多数あります。中でも今回ご紹介する10作品はどれもおすすめ!戦争を身近に感じながらも人間ドラマを描いた一作は必見です。感動、勇気、そして希望。そんな言葉が思い浮かびます。是非、読んでみてください。きっと心に残る一冊になることでしょう!
『同志少女よ、敵を撃て』

作者 | 逢坂,冬馬,1985- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2021年11月 |
『永遠の0(ゼロ)』

作者 | 百田,尚樹 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年07月 |
『ジョーカー・ゲーム』

作者 | 柳,広司,1967- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川グループパブリッシング |
発売日 | 2011年06月 |
『戦場のコックたち』

作者 | 深緑,野分,1983- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2019年08月 |
『楊花の歌』

1941年、日本占領下の福建省廈門。
大阪松島遊廓から逃走して、上海、広州、香港と渡り歩き、廈門に辿り着いたリリーは、抗日活動家の楊に従い、カフェーで女給として働きながら諜報活動をしていた。あるとき、楊から日本軍諜報員の暗殺を指示され、その実行者として、琥珀色の瞳と蛇の刺青が印象的なヤンファという女性を紹介される。
中秋節の晩をきっかけに強くヤンファに惹かれていくリリーにとって、彼女と過ごす時間だけが生への実感を持てるひとときになっていた。
しかし、楊から秘密裏に出されていた指令は、暗殺に失敗した場合はヤンファを殺せというものだった……。
戦時下の中国・廈門を舞台に流転する女性たちの愛と葛藤を描く、圧巻の熱量を放つ第35回小説すばる新人賞受賞作。
【著者略歴】
青波 杏(あおなみ・あん)
1976年、東京都国立市出身。近代の遊廓の女性たちによる労働問題を専門とする女性史研究者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。
作者 | 青波 杏 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年02月24日 |
『ストックホルムの密使 上巻』

作者 | 佐々木,譲,1950- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1997年12月 |
『また、桜の国で』

一九三八年十月ー。外務書記生・棚倉慎はポーランドの日本大使館に着任。ナチス・ドイツが周辺国へ侵攻の姿勢を見せ、緊張が高まる中、慎はかつて日本を経由し祖国へ帰ったポーランド孤児たちが作った極東青年会と協力、戦争回避に向け奔走する。だが、戦争は勃発、幼き日のポーランド人との思い出を胸に抱く慎は、とある決意を固め…。著者渾身の大作、待望の文庫化!
作者 | 須賀しのぶ |
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価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2019年12月12日 |
『終わらざる夏 上』

戦況も敗色濃厚な昭和20年夏、3人の男に召集令状が舞い込み、北の孤島へ。45歳の片岡。4度目の召集となる歴戦の兵・鬼熊。若き医学生・菊池…。戦争の理不尽を重層的に描く渾身の長編。
作者 | 浅田 次郎 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2013年06月 |
『ミッドウェイ』

戦争へと突き進む時局に押され、憧れの女性への思慕も個人の夢も捨て去り、戦闘機乗りに身を投じた日米の若者たち。爆撃を受け火だるまになる空母、次々と飛び立つ戦闘機。はからずも同じ女性の影を追っていたとも知らずに、降旗とロバート、それぞれの想いがミッドウェイの空に交錯する……。太平洋戦争の分岐点となった激戦ミッドウェイ海戦に正面から取り組んだ、著者渾身の戦記小説。
詩人になりたかった降旗圭は、戦時へと突き進む時局に背中を押されるように、江田島の海軍兵学校に進んだ。軍人の世を憎み、彼に詩の話をしてくれた憧れの女性弓枝は、特高に捕らわれ死を選んだ。海軍将校への世間の憧れとは裏腹に、鉄拳で鋳型にはめられる日々。降旗はそれに耐え抜き、零戦パイロットになるべく霞ヶ浦航空隊へ進む。
サンフランシスコのロバート・ウッドは、日本人女性の寛子に心奪われる。だが、二人を引き裂くように、寛子の一家は日本に帰国することになった。弓枝と面影の似た寛子と、降旗は休暇中の横浜で出会い、出撃前の束の間、二人は恋仲となった。そして寛子を自家用機に載せたことのあるロバートもまた、戦闘機乗りへの道を選んでいた。
ハワイ真珠湾攻撃以降、戦局を優勢にすすめていた日本海軍は、レーダー網のない虚を衝かれて、本土空襲を浴びる。日本の空軍力を目の当たりにし、アメリカは戦艦から空母への転換を急ぎ進めていた。初の空母同士の対決となった珊瑚海海戦を経て、日本海軍はアメリカ太平洋艦隊を叩くため、ミッドウェイ沖に空母四隻を進めた。
だが序盤の戦いで蒼龍、加賀、赤城を次々に失い、空母は飛龍を残すのみとなった日本海軍は、手負いの空母ヨークタウンに狙いを定め、零戦や爆撃機を発進させるのだった。
飛龍の零戦部隊には降旗が、ヨークタウンの戦闘機にはロバートが生き残っていた。同じ女性と出会った互いのことなど知らない日米の若い戦闘機乗りは、両軍死力を尽くした戦闘の空に身を投じるほかなかった……。
太平洋戦争の戦火の中に散っていった若者たちの夢。迫真の戦記小説。
プロローグ
艶麗な拒否
復讐受験
継続した転向
逆行する潮流
青春の聖域
過保護の手当
最後の夜景
許されざる卒業
よみがえらざる夜景
瓜二つの女神
死を予感した詩
天への投身
要視察の裏切り
若者の義務
ぜいたくは素敵
幻影との交わり
美しい凶器
実体のない性媒
面目のための時間
操縦桿を握った鬼
私生児の勝利
播種された妻
晒された女神
火矢の一本
死装への転換
火のカーテン
浮かぶ熔鉱炉
免刑なき死刑台
国の破片
ただ一編の詩
終章
主要参考文献
作者 | 森村 誠一 |
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価格 | 979円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年07月16日 |
『大義の末』

作者 | 城山,三郎,1927-2007 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年07月 |
戦争は、人々を悲しみや苦しみに陥れる長い年月をもたらします。それでも、歴史の中で起こった出来事や人々の姿勢が私たちに与えた教訓は、今も未来も生きる私たちにとって重要なものであることは間違いありません。現代史を描いた第二次世界大戦小説は、そんな教訓を私たちに優しく、しかし強く伝えてくれます。
この記事では、紹介したい10作品の中から特に印象深かった作品をご紹介しました。若い女性たちが戦争に巻き込まれる姿や、家族を亡くした平和主義者たちの過酷な日々など、様々な視点から戦争の現実を伝えています。これら作品が描く悲惨な過去は、今も私たちが直面している問題、例えば平和の大切さや誤った国家行動の恐ろしさにも関わっています。
しかし、これら作品は単なる戦争小説であるだけではありません。主人公たちの勇気や愛、軍人たちの人間らしさなどに感動し、あたたかくそして重い心に残る作品ばかりです。この記事を読んでくださった皆様に、この作品たちをぜひ手に取っていただき、心の深いところで感じられることを願います。未来に生きる私たちが再度戦争を起こさないためにも、これらの作品が一助となることを心から祈っております。
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