タイトルに「歌」が入った小説7選

音楽愛好家にも、文学ファンにもおすすめしたい、「歌」がテーマの小説を7冊揃えました。キャラクターの成長を描きながら、音楽の魔力を伝える青春ストーリーや、壮大な歌が人々を繋げるファンタジー、切ない恋愛を歌に託すラブストーリーなど、多彩なラインナップです。読むと、まるで自分が歌に包まれるような感覚が味わえます。読書に疲れたら、せっかくなので関連する曲を探してみてください。きっとその世界がより深く感じられるはずです。また、美しい言葉の旋律に心癒される作品も。"歌"というテーマを通じて、様々なエモーションが描かれています。
『歌はそこに遺された』

『答えのない時代に、創る意味を問う。その
覚悟に心から敬意を』
--池澤春菜(声優・作家)
『ネットとAIで「本物」と「正しさ」を見
失った世界を撃ち抜く1冊!』
--宇田川拓也(ときわ書房本店)
彼女は死後、
世界一の歌姫になった。
今世紀最もエモい、
近未来法廷ミステリーの誕生!
「私と一緒に、ストーリーを作ろう。君が歌う
からこそ意味がある理由を作ろう」
新進女性シンガー、荒井海鈴が殺された。彼
女の遺作『人魚』は、死をきっかけに大ヒット
する。生成AIの楽曲が隆盛の時代に、生身の
人間の作った曲がここまでバズるのは異例だっ
た。「あれを作ったのは、AI」と嘯く、海鈴
殺害の容疑者・備藤龍彦の言動に違和感を覚え
た東京地検公判検事の堂崎千也は、独自調査の
一環で、彼女が所属していた事務所を訪ねる。
社長の椎名栄弥は、一般的な芸能事務所の顔と
は別に、レッスン提供を主体とした怪しげなビ
ジネスに手を染めているようだった……。
『沈没船で眠りたい』で読書界を唸らせた気鋭
が贈る、今世紀最もエモーショナルな、近未来
法廷ミステリーの誕生!
目 次
序 章 歌姫
第一章 人魚
第二章 潜行
第三章 漸深
第四章 深海
第五章 海底
第六章 発信源
【参考資料】
cover illustration/鈴木康士
cover design/岩郷重力+WONDER WORKZ。
作者 | 新馬場新 |
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価格 | 2310円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2025年05月30日 |
『君が最後に遺した歌 (メディアワークス文庫)』

作者 | 一条 岬 |
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価格 | 624円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年12月25日 |
『あれは子どものための歌 (創元推理文庫)』

作者 | 明神 しじま |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2025年04月10日 |
『楊花の歌 (集英社文庫)』

作者 | 青波杏 |
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価格 | 671円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2025年04月03日 |
『星になれない君の歌』

作者 | 坂井,志緒 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2024年01月 |
『小説 父と僕の終わらない歌』

歌おう。人生は明るい。
アルツハイマーの父と、その息子が奏でた奇跡。
世界を感動させた奇跡の実話が、日本を舞台に映画化!
かつてプロを目指していた、音楽を愛する父・哲太。息子の雄太はそんな父が大好きだったが、アルツハイマーに冒されてしまう。
次第に家族を認識しづらくなり、粗暴になり、歌をうたうことさえ忘れてしまった。
あるとき、カーステレオから音楽を流すと、助手席の哲太が歌い始めた。
雄太は父とのデュエットを録画し、SNSにアップすると、瞬く間に世界中に拡散され、驚異的なバズを起こす。
しかし哲太の病状は進み、家族は限界を迎えようとしていたーー。
寺尾 聰 松坂桃李
監督/小泉徳宏
脚本/三嶋龍朗 小泉徳宏
作者 | 三嶋 龍朗/小泉 徳宏 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2025年03月14日 |
『くちびるに歌を』

青春小説の新たなるスタンダードが文庫化!
長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は、産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。
一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。
提出は義務づけていなかったこともあってか、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていたーー。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の中田永一さんは、乙一さんの別名義でもあります。
帯には、アンジェラ・アキさんの推薦コメントが入る予定です。
解説は、作家のねじめ正一さんが執筆されています。
作者 | 中田 永一 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2013年12月06日 |
全ての作品が、それぞれに「歌」というモチーフを持ちながら、どれも全く異なるアプローチで描かれていることに私たちは驚かされます。「歌」とひと口に言ってもその形は様々。喜びを讃え、悲しみを訴え、時には静かな時間を過ごすための背景音として存在します。
この7作品は、 その「歌」が人々の生活や感情、歴史や社会を如何に彩るか、という点で見事に表現していると思います。「歌」を通して見えてくるそれぞれのキャラクターの生き方や人間性、物語の舞台となる世界観を楽しんでいただければと思います。
もちろん、普段から音楽や歌が好きな方にとっては、さらに楽しむことができる作品群でしょう。しかし、それほど音楽に興味がないという方でも、それぞれの作品が持つ鮮やかな人間ドラマや深みあるテーマに引き込まれるはずです。
これらの作品は、ただ単に「歌」について語っているだけでなく、その背後にある深いメッセージやテーマ、世界観についても考えさせてくれます。「歌」という普遍的なテーマを軸に、それぞれが独自の哲学や視点を持つ作家たちの手によって、様々な物語が紡がれています。
それぞれの作品を深く読み解くことで、新たな「歌」に出会う喜びを感じていただけるでしょう。音楽や文学が大好きな方はもちろん、新たな視点や発見を求める方にも、ぜひこの7選を手に取ってみてください。お気に入りの一冊が見つかることを心から願っています。
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