島根県が舞台の絵本4選
島根県の美しい風景や豊かな自然を描いた絵本をご紹介します。まず1冊目は出雲大社と神々の物語を織り交ぜたファンタジー絵本、神秘的な世界が広がります。2冊目は島根の特産物「しゃもじ」にまつわる暖かな家族の物語です。情緒あふれる絵とともに、地元愛と個性がきらりと光ります。3冊目はノスタルジックな島根の町並みをのんびりと描いた絵本、思わず肩の力が抜けて癒されますよ。最後にご紹介するのは、島根の海岸線を旅する冒険絵本。生き生きと描かれた動物たちの表情と、自然への敬意が心地良い一冊です。
『おばあさんの しんぶん』
戦後の苦しい時代、新聞をとる余裕のある家は多くありませんでした。
どうしても新聞が読みたくて配達を始めたてつおに、新聞を読ませてくれる老夫婦がありました。
時はたち、おじいさんに次いでおばあさんも亡くなったとき、てつおは思いがけない事実を知りますーー。
「新聞配達に関するエッセーコンテスト」最優秀作を絵本化!
*よみきかせ5さい〜
*ひとりよみ7さい〜
作者 | 松本 春野/岩國 哲人 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年07月22日 |
『きっと あえる わたりどりのともだち』
トットは渡り鳥のマガンの子どもです。遠い北の国に生まれたトットは、夏の終わり、お父さん、お母さんと仲間たちと昼も夜も飛び続け、日本にやってきました。田んぼで出会ったコハクチョウのクークーも、遠い国から日本にやってきた渡り鳥。天敵に狙われるなどのピンチをお互い助けあって切り抜けた二羽は、ひと冬の間に友情をはぐくみます。別れと出会いの季節にぴったりの、渡り鳥たちの可愛らしく、あたたかな友情の物語です。
作者 | 鎌田暢子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 株式会社 福音館書店 |
発売日 | 2020年02月12日 |
『うさぎのねがいかざり』
「出雲つるし雛世界ギネス認定プロジェクト」を推進する園山明生子氏(出雲市下横町)が、同プロジェクトを契機に文章を書き下ろし、出雲市大社町在住のイラストレーター・わほぷけ(本名森山慎也)氏が絵を担当した絵本。
内容は、サメに皮をはがされ、八十神たちからいじめにあって傷ついたウサギが、オオクニヌシノミコトとスセリヒメに助けられ、その恩返しに仲間や小さな精霊たちと力を合わせて「ねがいかざり」(つるし雛)を作って贈るお話。
できあがった「ねがいかざり」が出雲の空に浮かび上がる姿をかわいらしい絵とともに表現した。神西湖や出雲大社が物語の舞台になっている。
作者 | そのやまあきこ/わほぷけ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 山陰中央新報社 |
発売日 | 2019年11月13日 |
『旅の絵本 8』
作者 | 安野,光雅,1926-2020 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 福音館書店 |
発売日 | 2013年05月 |
読者各位、お付き合いいただきありがとうございました。今回はなかなか珍しいテーマ、島根県が舞台の絵本を4つ紹介させていただきました。絵本に描かれる島根県の風景は、豊かな自然と独自の文化が息づく、まさに日本の原風景。その中に描写された人々の暮らしや心の動きは、現代社会を生きる私たちにとってもなんとなく共感したり、気づきを得たりすることがあるかもしれません。
せっかくなので、これをきっかけに島根県を訪れてみては如何でしょうか。鳥取県と共に「出雲・石見」の名で親しまれる地域では、神話の舞台である出雲大社をはじめ、重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた津和野町の町並み、世界遺産の石見銀山など見所も盛りだくさんです。地元の美味しいごはんやスイーツもお忘れなく。
絵本の中で描かれる情景を、実際の目で見て、体で感じてみると、違った発見があるかもしれませんね。子供が絵本を手に取って楽しむ姿も、きっと素敵な思い出になることでしょう。
最後に、絵本は子供だけでなく大人も楽しめる素晴らしいエンターテイメントだと改めて感じました。これからもあなたが心地好く、そして新鮮な驚きを感じられるような絵本を紹介していきたいと思います。今回の記事が、素敵な絵本との出会いのきっかけになれば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
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