ミャンマーを旅行する前に読みたい本4選
ミャンマー旅行前に読むなら、まずは現地青年と日本人女性の絆を描いた感動小説がオススメです。ミャンマーの風景や郷土料理が美しく描かれています。次は、ミャンマーの歴史を上手く描いた作品。人情味溢れる描写から、その歴史背景がよく理解できますよ。また、数々の賞を受賞した作家が書いた、現地の厳しい社会問題を描いた短編集も良いですね。最後は、日本人が見たミャンマーを描いたコミカルな漫画。ニヤリとするシーンが満載で、楽しみながら現地理解が深まります。
『旅行マスターMr.タンの朝日の中の仏塔群・ミャンマー紀行』
ミャンマー最大の都市ヤンゴンから、湖面を輝かせるインレー湖、仏塔が林立するバガンへ、そしてかつての王朝の都マンダレーをはじめとする古都へ。世界１４６の国と地域を旅してきたＭｒ．タンの旅行記第７弾！
| 作者 | トウ予立 |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | パレード |
| 発売日 | 2021年07月01日 |
『はじめてのミャンマー 現地在住日本人ライターが案内する』
欧米人に絶大な人気を誇り、近年、日本人渡航者も急増中の、魅惑の国、ミャンマー。美しい風景と、おいしくバラエティーに富む料理。キッチュな雑貨や、ちょっと不思議な文化など、現地在住ライターの著者が、その魅力を存分にご紹介。
| 作者 | 板坂真季 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 東京ニュース通信社 |
| 発売日 | 2018年03月22日 |
『ミャンマー現代史』
ひとつのデモクラシーがはかなくも崩れ去っていった。--2021年におきた軍事クーデター以降、厳しい弾圧が今も続くミャンマー。軍の目的は？ アウンサンスーチーはなぜクーデターを防げなかった？ 国際社会はなぜ事態を収束させられない？ 暴力と分断が連鎖する現代史の困難が集約されたその歩みを構造的に読み解く。
はじめに
序章 ミャンマーをどう考えるか
1 クーデターの衝撃
2 歴史的背景
第1章 民主化運動の挑戦(一九八八ー二〇一一)
1 一九八八年
2 クーデターから選挙へ
3 弾圧のなかの抵抗
第2章 軍事政権の強権と停滞(一九八八ー二〇一一)
1 軍の支配原理
2 軍事政権の展開
3 軍事政権下の経済
第3章 独裁の終わり、予期せぬ改革(二〇一一ー一六)
1 軍が変えた政治
2 制度が変わり、行動も変わる
3 自由化と政治和解
4 紛争への新しいアプローチ
5 経済開発
第4章 だましだましの民主主義(二〇一六ー二一)
1 政権交代の現実
2 ボスとカリスマの攻防
3 困難になる共存
第5章 クーデターから混迷へ(二〇二一ー)
1 クーデター勃発
2 政争から危機へ
3 ポスト・スーチー時代の到来
第6章 ミャンマー危機の国際政治(一九八八ー二〇二一)
1 ミャンマー軍と外交
2 民政移管後の外交「正常化」
3 手をこまねく国際社会
4 日本とミャンマー
終章 忘れられた紛争国になるのか
1 この国の行方
2 この国の困難
3 日本はどうすべきか
あとがき
主要参考文献
ミャンマー現代史関連略年表
| 作者 | 中西 嘉宏 |
|---|---|
| 価格 | 946円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2022年08月22日 |
『地球の歩き方 D24』
| 作者 | ダイヤモンドビッグ社 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ダイヤモンド社 |
| 発売日 | 2018年09月 |
それぞれ異なる観点からミャンマーを描いたこれらの作品により、ミャンマーを訪れる前の予備知識として、また現地の人々に対する理解を深める素晴らしい材料となることでしょう。現地の文化や歴史、そして人々の日常生活への興味が気づかぬ間に自然と湧き上がってくることでしょう。私たちは作品に描かれた情景を目に浮かべながら、そこで起こる人々の喜びや悲しみ、日々の生活を紐解いていくことができます。
そして、その全ての情報は、あなたがミャンマーの地を踏む瞬間に有意義なものとなります。読んだ作品が現地で見る風景や人々に色を付け、見えてくるものがただの観光地ではなく、深い背景を持つ「場」へと変わります。それはまるで、空想の世界から現実世界へ跳び出した感覚に似ているでしょう。
各作品はフィクションではありますが、それらはミャンマーの現実やその人々の価値観、生活環境をきっちりと捉えています。特に漫画は視覚的な要素が強いため、イラストからミャンマーの風景や物事の感じ方を実感することができます。それが現地を訪れる際の楽しみを倍増させることでしょう。
旅は知らなかった世界を知る探求でもあります。それは本を読み、新たな視点や価値観に触れることでもあろうかと思います。ですから、旅行に行く前にその地を描いた作品へ触れるという経験は、旅の準備としても、心の準備としても非常に価値のあるものと言えるのではないでしょうか。
いよいよミャンマーへの出発が近づくとき、これらの作品はあなたの持つ期待やワクワク感に更なる燃料を与えてくれることでしょう。そう、あなたはもう一人の旅人として、これらの作品と一緒にミャンマーへ旅立つのです。それもこれも、各作品が持つ力によるものです。そして、ミャンマーという未知の地への旅路は、これから始まるばかり。さあ、旅の準備は整いましたか？旅を通じて得た新たな視点や経験を、それぞれの作品と照らし合わせてみてください。新たな発見があなたを待っていますよ。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。
