VR空間がキーとなるミステリーおすすめ5選!

VR(バーチャルリアルティー)空間が舞台のミステリー、素晴らしいですよね。全く新しい世界の中で起こる意外な事件に、誰もが驚くんです。そのうえ、現実世界とは違う法則を持つVR空間だからこそ可能なトリックや真相が、ミステリーファンの好奇心を刺激します。そこで今回は、VR空間がキーとなるミステリーを5作品ピックアップしました!ハイテク科学と緻密な推理が交差する作品から、人間ドラマに焦点を当てた作品まで、バラエティ豊かなラインアップです。読み終えた後には、「現実と仮想、どちらが本当の世界?」と考えさせられるかもしれませんよ。各作品の特徴を踏まえ、自分の好みに合った1冊を見つけてみてくださいね。
『名探偵に甘美なる死を』

館に集うは『素人探偵』8名
VR空間と現実世界で繰り返される殺人・・・・・・
生死を賭けたゲームの行方は?
ちりばめられた伏線、密室の謎、二つの読者への挑戦
『時空旅行者の砂時計』『孤島の来訪者』に続く
〈竜泉家の一族〉シリーズ最新作は王道の“館”ミステリ
「犯人役を演じてもらいたい」と、メガロドンソフトから依頼を受け、VRミステリゲームのイベント監修を請け負った加茂冬馬。会場であるメガロドン荘に集ったのは『素人探偵』8名、そこには「幽世島」の事件に関わり現在はミステリ作家となった竜泉佑樹もいた……。しかしイベントは一転、探偵とその人質の命を懸けた殺戮ゲームへと変貌を遂げる。生き延びるには、VR空間と現実世界の両方で起きる殺人事件を解き明かすしかないーー! 『時空旅行者の砂時計』『孤島の来訪者』に続く、 “館もの”本格ミステリ長編。
作者 | 方丈 貴恵 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2022年01月08日 |
『Butterfly World 最後の六日間』

人型のアバター=バタフライが生息するVR空間〈バタフライワールド〉にログインしたアキは、ログアウトせず現実世界に戻らない者たちが暮らす〈紅招館〉に向かう。アキはある事情から〈紅招館〉に住み続けたいと願うのだが、非暴力が徹底されているはずの〈館〉で住人の死体が発見される……。現実世界とVR空間を行き来するパラレルワールド・青春本格ミステリ。
作者 | 岡崎琢磨 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2021年07月29日 |
『銀色の国』

僕らは誰も死なせない。
そのために真実を明らかにする。
友人の不可解な死に潜む、想像を絶する悪意。
日本推理作家協会賞受賞作家による鮮烈なミステリ
NPO法人で自殺対策に取り組む晃佑の元に、元相談者が自殺したという知らせが届いた。遺族曰く、自殺直前の彼はVRにのめり込んでいたらしい。一方、SNSに死をほのめかす投稿を繰り返す浪人生のくるみは、ネット上の自助グループ〈銀色の国〉に誘われる。仮想と現実で、一体何が起きているのか。日本推理作家協会賞受賞作家による傑作ミステリ。
作者 | 逸木 裕 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2023年02月20日 |
『断片のアリス』

狂った VR 内の殺人ゲーム 予測不能の脱出ミステリ。雪と氷に閉ざされた現実世界から離れ、人々は生活のほとんどを VR システム ALiS の中で過ごしていた。傷つくことのない穏やかで平和な仮想空間で。しかし突如、椎葉羽留は囚われた。痛覚も“死”も存在する恐怖の VR クラスタに。ログアウト不能の狂気の館で、連鎖する殺人。そしてたどりつく、この創られた世界の真相と、彼女の正体とは !? 衝撃の結末に驚愕する VR 脱出ミステリ。
作者 | 伽古屋 圭市 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年02月28日 |
『クラインの壷 (講談社文庫)』

作者 | 岡嶋二人 |
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価格 | 838円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年02月08日 |
皆さん、いかがでしたか?これらの作品はVR空間を舞台にしたミステリーという、新鮮な視点から物語を展開させている点が魅力の一つですね。犯罪現場が現実世界ではなく、まるで別世界とも言えるVR空間に置かれることで得られる深淵な謎解きや、現実とはまた違うスリル感がユニークで、何だか新しい体験をしているかのような感覚に陥ります。
それにこれまでにない状況下で進行するストーリーは、読む人自身の想像力をも駆り立て、犯人探しや真相究明に心を躍らせること間違いなしでしょう。しかも、現実世界とは異なる規則や法則が存在するVR空間ならではの捜査法や考察法も、一風変わった盛り上がり方を見せてくれます。
ミステリー作品は、自分が犯人や事件の真相を推理しながら読む楽しみも大きいですが、それがVR空間で展開されることで、それまでとは違う視点や思考法を求められ、想像力のトレーニングにもなりますね。
まだ読んだことがない方は、この機会にぜひ手に取ってみてください。後味の良い読了感と共に、現実のミステリーでは味わえないVR空間独自の魅力に魅了されること間違いありません。
既に読んだことのある方には、再読をお勧めします。初読時には気づかなかった細部の仕掛けやヒントに気付けるかもしれませんし、それぞれの作中で描かれる現代社会への風刺や洞察も見逃せません。
最近では、VR空間を扱った作品が少しずつ増えてきました。常に新しい視点を提供してくれるこのジャンルに、これからも注目したいですね。それでは皆さん、実際のVRのように深く物語に没頭して、心行くまで楽しんでみてくださいね。
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