友情を描いた児童書3選
早速ですが、ここでは一緒に笑ったり、泣いたり、助け合う心強い友情を描いた児童書を3つピックアップしました。まず一つ目は、家族や友達と過ごす日常を幼い視点から描いた作品、見事に子どもたちの純粋さと友情が描かれています。次に、動物たちが主人公の世界。彼らの絆が読者に勇気と温もりを届けてくれますよ。最後に、少し切ないけど、とっても心温まる友情話。登場人物たちが共同で困難を乗り越える姿は、子どもだけでなく大人の心もくすぐります。どの作品も笑顔と感動を運んでくれますよ。お気に入りを見つけてみてくださいね。
『パール街の少年たち』
みんなから尊敬を集めるリーダーのボカ、仲間をうらぎったことに苦しむゲレーブ、「ちび」とばかにされながらも、だれよりも勇敢なネメチェクー。都会にのこされた小さな原っぱをめぐり、彼らは勇気と知恵をふりしぼって戦います。ハンガリーの国民的作家モルナール・フェレンツが描く誇り高き少年たちの物語。小学校高学年から。
作者 | フェレンツ・モルナール/岩崎悦子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 | 2015年08月26日 |
『飛ぶ教室』
まもなくクリスマス。街全体が温かな雰囲気に包まれるなか、寄宿学校の少年たちは、波瀾万丈のクリスマス劇「飛ぶ教室」の稽古に励む。ある日、マルティンに母親から手紙が届く。そこには、マルティンがクリスマスに帰省する旅費を工面できなかったと書かれていた……。たとえ運が悪くても、元気を出せ。打たれ強くあれーー温かなメッセージが込められた、少年たちの成長の物語。
作者 | エーリヒ・ケストナー/池内 紀 |
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価格 | 572円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2014年11月28日 |
『ふたりはともだち』
作者 | アーノルド・ローベル/三木卓 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | 文化出版局 |
発売日 | 1983年04月 |
今回ご紹介した3冊の児童書は、どれも友情をテーマに描かれた作品ばかりです。主人公たちが仲間との絆を深めていく姿を通じて、友情とは何か、どうやって築いていくのかを学べます。
筆者自身もこれらの作品を読むことで、友情の大切さを改めて認識した次第です。また、彼らが困難に立ち向かう際にいつも側にいる仲間の存在。そうした友情がなければ乗り越えられなかった試練、友情があったからこそ見つけ出せた解決策。そんな描写には何度読んでも胸を打たれます。
友情というものは、時には熱く、時には優しく、人を励まし、力づけてくれます。これらの作品に描かれているような友情の姿が、読者である子どもたちの心に残り、そこから自分たちの友情を築く一助となれば幸いです。
最後になりましたが、これらの作品の素晴らしいのは、友情だけでなく、家族の愛情、先生や大人たちの思いやりといった、人間関係の大切さ全般を教えてくれる点です。友情のタネをまき、それを育てることで、人生はもっと彩り豊かで、心地よく、暖かいものになるのだと。
それに、読書という行為自体が友情のようなものですよね。紙のページをめくる一つ一つの瞬間が、作中のキャラクターたちとの出会いであり、思い出共有で、その時間はまさに友達と過ごす特別なひととき。だからこそ、共に時間を過ごした作品たちは、それぞれの心に深く刻まれて、永遠の友達になるのかもしれません。
さて、今回は特に心温まる児童書3冊をご紹介致しました。読むことで、子どもたちだけでなく大人たちの心もきっと暖かくなると思います。ぜひ手にとってご覧になってみてくださいね。この記事が、皆さまのためになりましたら幸いです。では、また次回の紹介でお会いしましょう!
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