現代社会の裏を描く!面白くて読めるおすすめ推理小説10選

肩の力を抜いて一緒に現代社会の裏側をのぞき見てみましょう。今回は見えない闇を暴く、推理小説の魅力を10冊ご紹介!各作品ともに、鮮やかな筆致で描かれる現代の風景や、複雑に絡み合う人間関係が見どころです。捻くれた犯罪の真相を追い詰める過程で、一見平和に見える日常の下に潜む無数の問題点を浮き彫りにします。民間人の探偵役から一筋縄ではいかない刑事まで、登場人物たちがどんな手段を使って事件解決に挑むのか、その手腕にも注目です。何気ない一日が一変する瞬間、そのスリルをお楽しみください。
『模倣犯 1』

作者 | 宮部,みゆき,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2005年12月 |
『火車』

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消してーなぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。
作者 | 宮部 みゆき |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2012年11月 |
『リバース』

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていたーー。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある”闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
『夜行観覧車』『Nのために』のスタッフが結集し、本作『リバース』は2017年にドラマ化。主人公の深瀬和久には藤原竜也。恋人役には戸田恵梨香。深瀬の親友、広沢由樹には小池徹平。深瀬の大学時代のゼミ仲間には市原隼人、玉森裕太、三浦貴大など出演し話題になった。
作者 | 湊 かなえ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年03月15日 |
『告白』

作者 | 湊,かなえ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2010年04月 |
『犯罪者【上下 合本版】 (角川文庫)』

作者 | 太田 愛 |
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価格 | 1426円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年01月25日 |
『白ゆき姫殺人事件』

化粧品会社の美人社員が殺害された。容疑者は同僚!? ネットで飛び交う憶測と無責任な週刊誌報道。噂話の矛先は、一体誰に刃を向けるのか。主演・井上真央で映画化!(解説/中村義洋)
作者 | 湊 かなえ |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2014年02月 |
『連続殺人鬼カエル男 (宝島社文庫)』

作者 | 中山七里 |
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価格 | 594円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2020年01月10日 |
『殺人の門』

作者 | 東野,圭吾,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2006年06月 |
『解夏』

病により徐々に視力を失っていく男。故郷の長崎に戻った彼の葛藤と、彼を支えようとする愛する人との触れ合いを描く表題作「解夏」他、全4作品。人間の強さと優しさが胸をうつ、感動の小説集。
作者 | さだ まさし |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2004年04月28日 |
『バチカン奇跡調査官 : ウエイブスタンの怪物』

作者 | 藤木,稟,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年08月 |
それでは、ここまで現代社会の裏面を描きつつ、頭をフル回転させること必須な推理小説10選をご紹介してきました。登場人物たちが模索する真実、それを彩る鮮やかなトリック、あるいは絶妙のタイミングで明かされる真相……。読者自身も一緒になって推理し、解き明かしていく楽しみは何物にも代え難いものがありますよね。
それぞれの作品は、緻密な舞台設定と巧妙なトリックで読者を驚かせてきたと思います。一方で、現代社会の問題をベースにスリリングな物語を展開していますので、ただミステリーを楽しむだけでなく、我々が生きる社会を深く観察し、反省するきっかけにもなります。
一冊一冊のストーリーは、痛快な驚きと共に、読んでいる我々に深い洞察を与えてくれます。登場人物たちの奮闘が、大きなサスペンスとなって巻き込み、葛藤や試練が、深い感動となって胸に迫ります。どの作品も、扉を開ければそこには別世界が広がっています。
なぜ、このようなおすすめの作品たちに目を通すべきかというと、それはただ面白いから、ではありません。物語には学びがあり、それを通し我々は新たな視点を手に入れることができます。ここで紹介した小説たちを読むことで、現代社会を見る視点が変わるかもしれません。それぞれの作品には、それぞれの社会を切り取った視点が凝縮しています。
まだ読んでいない作品があれば、ぜひ手に取ってみてください。きっと、一冊一冊が貴重なひとときを提供してくれるはずです。自分の知らない世界を覗き見ることで、視野が広がり、深い理解を得られるでしょう。それでは、今回の記事が皆さんの読書の一助となれば幸いです。次回もまた、新たなおすすめ作品をご紹介する予定ですので、お楽しみに!
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