夏に読みたい青春ラノベ10選

夏は若者たちが自由に過ごす季節ですが、青春ライトノベルと共にその刺激的な時間を過ごすのはいかがでしょうか。私がおすすめする10冊は、胸をときめかせたり、涙を流したり、勇気をくれたりする物語ばかりです。恋愛に焦がれる高校生や、秘密の世界を舞台に戦う少年、普通の日常が特別に感じられる物語など。それぞれの主人公たちが向き合う苦悩や喜び、成長の瞬間が描かれています。これらの作品は、キャラクターの一途な想いや夢中になる瞬間をリアルに再現し、読者を虜にします。誰もが一度は憧れる青春の日々を描いた物語は、夏の暑さを忘れさせてくれるでしょう。青春ラノベと共に、ホットな夏を満喫してみてください。
『』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | |
| 発売日 |
『サマータイム・アイスバーグ』
その恋心だけは、あの夏で凍ったままーー
真夏に突如現れた巨大な氷山が騒動になる中、三浦半島にある高校に通う進たちは、鬱屈とした夏休みを送っていた。
かつては仲の良いグループだった進と羽と一輝だが、一年前のある事故が原因で、今はぎこちない関係が続いている。
幼馴染を一時的に失い、無力感に苛まれる進。
外見は美人で男子からも人気があるが、弱く、ずるく、そしてそれを人のせいにしてしまう自分が好きになれない羽。
秀才で文武両道の優等生だが、自身ではどうすることもできない悩みを抱える一輝。
ある夜、氷山の現れた海岸で進は一人の少女と出会う。身元の分からない謎の少女は、一年前の事故以来、昏睡から醒めない進の幼馴染とそっくりで……。
少女の正体が分からないまま、「楽しい夏を過ごしたい」という少女の希望を叶えるため、進たちは奔走することに。
しかし、氷山出現の秘密が明らかになるにつれ、進たちの手には負えない大きな力が少女に迫る。
少女を元いたところに帰すためーー。
それぞれの淡い恋心や悩みを抱えたまま、進たちは氷山を目指す。
第16回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞。
煌めく夏の青春の輝きを閉じこめた、宝石のような物語!
【編集担当からのおすすめ情報】
ガガガ文庫のライトノベル大賞受賞作と言えば夏、そして青春!!というくらい名作が多い、夏をテーマにした青春物語。
爽やかなイラストと普遍的な青春のテーマを扱った本作は、是非映像化してほしい清涼感の漂う作品となっています!
| 作者 | 新馬場 新/あすぱら |
|---|---|
| 価格 | 803円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2022年07月20日 |
『夏を待つぼくらと、宇宙飛行士の白骨死体 = We who wait for summer and the skeleton of an astronaut』
| 作者 | 篠谷,巧 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2024年07月 |
『夏に溺れる』
十八、終わる夏。私は誰かを殺すことにした
「母さんを殺してきた」--夜凪凛が、元クラスメイトの夏乃光から衝撃的な告白を受けたのは、夏休み明けの8月24日のことだった。
凛が光と出会ったのは遡ること1年と1か月前の夏のこと。
当時、不登校だった凛は退学届を提出するためだけに高校を訪れた日、四階の窓から飛び降りようとしている男子生徒と出くわした。成績優秀で眉目秀麗、学校内ヒエラルキーの頂点にいる男子、夏乃光だった。
小説や映画などの好みが似ていた二人はLINEのやり取りで親交を深めていく。やがて凛は、光が親との関係に悩んでいることを知る。友人関係に悩んで退学を決めた凛だったが、半年間休学して四月から再び二年生として学校に通うことした。
ーーそして、夏休み明けの始業式の朝、遅刻して登校してきた凛のことを駐輪場で光が待っていた。母親を殺してきたと告げた光は、凛を連れて逃避行を始める。
これからどうするのかと問う凛に、光はあるゲームを提案する。それは、八月が終わるまでの七日間、一日一人ずつ交互に殺したい人間を殺していくというものだった……。
行き場を失くした二人は凶器と化す。瑞々しい感性で描かれた青春の危うい側面。第18回小学館ライトノベル大賞 大賞受賞作。
| 作者 | 青葉 寄/灸場 メロ |
|---|---|
| 価格 | 814円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2024年08月20日 |
『幽霊列車とこんぺい糖 新装版』
この“夏”をきっと忘れない。
絶望を生きる少女たちの、ひと夏の甘き死と再生の物語。
百合小説の傑作と名高い富士見ミステリー文庫発の青春ミステリー、待望の復刊!
寂れた無人駅のホーム。
こんぺい糖。ひまわり畑。
そして、あの廃棄車両。
リガヤという名の、不思議な彼女を連想させる四大要素。
思えばそこから、あたしの夏は始まった。
飛び込み自殺をするはずのローカル線が廃線となり、生理不順で味覚障害な中学二年生・有賀海幸の保険金自殺計画はムダになってしまった。
途方に暮れる彼女は、タガログ語で“幸せ”を意味する名を名乗る年上の少女・リガヤと出会う。
「ボクがこいつを『幽霊鉄道』として、甦らせてみせる!」
謎めいた彼女は、廃棄列車の復活と自殺志願の海幸に〈死〉を与えることを誓うのだった。
海幸とリガヤの、忘れられない夏が始まる。
| 作者 | 木ノ歌 詠/椎名 くろ |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 星海社 |
| 発売日 | 2023年06月28日 |
『どうせ、この夏は終わる(1)』
人類滅亡の危機が発表されてから二年が経ち、世界はとっくに恐怖することに疲れていた。誰もが、どうしようもない現実を忘れてダラダラと毎日を過ごしている。そんな、人類最後の夏休み。
夢を投げ出した少年はずっと好きだった幼馴染との距離感がわからず戸惑い、スランプ中の文芸部部長は場末のゲーセンでゾンビをド派手に蹴散らす少女と出会い、やさぐれモード全開の女子高生は謎だらけの転校生を尾行し、重大な秘密を抱える少女は廃墟マニアの恋人との最後のデートに臨み、ひねくれ者の少年は女子高生監督に弱みを握られて人類最後の映画を撮るーー。
どうせ終わる世界で繰り広げられる、少年少女のひと夏の物語。
第1話/だから僕は青春をやめた
第2話/初恋は意外と死なない
第3話/潜在的に危険な星空
第4話/さよなら前夜
第5話/どうせこの夏は終わる
| 作者 | 野宮 有/びねつ |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年12月08日 |
『夏の終わり、透明な君と恋をした』
海殊の穏やかな高校生活は、同じ高校の美少女・琴葉との出会いで一変する。なんの接点もなかった琴葉が、ひょんなことから海殊の家で居候をすることに。同居生活の中で心を通わせ、次第に惹かれ合う2人だが、琴葉には「秘密」があった。ある日を境に、周りの人間から琴葉の記憶が失われ、さらに琴葉の存在そのものすら消え去っていき……。「私のこと、もう忘れていいよ」真実を知った海殊は、それでも彼女と生きることを決意するがーー。精一杯“今”を生きる2人の姿に涙する、第7回スターツ文庫大賞大賞受賞作。
| 作者 | 九条 蓮 |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | スターツ出版 |
| 発売日 | 2023年04月28日 |
『さよならすべてのブルー (LYLEHOUT BOOKS)』
| 作者 | welca/春花 あや |
|---|---|
| 価格 | 500円 + 税 |
| 発売元 | |
| 発売日 | 2022年05月05日 |
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet』
ある午後、あたしはひたすら山を登っていた。そこにあるはずの、あってほしくない「あるもの」に出逢うためにーー子供という絶望の季節を生き延びようとあがく魂を描く、直木賞作家の初期傑作。
| 作者 | 桜庭 一樹 |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2009年02月25日 |
『夏へのトンネル、さよならの出口』
| 作者 | 八目,迷,1994- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2019年07月 |
あとがきにまで足を運んでくださり、親愛なる読者の皆さま、本当にありがとうございました。この記事を読んで、夏の日々が少しでも華やかで楽しいものになれば、ライター冥利に尽きます。
このリストを作成しながら、私自身が高校生の頃の夏休みを思い出しました。暑い日差しの下で友人たちと過ごし、海や花火大会へ出かけ、初めての恋と向き合った日々。それぞれの作品は、そんな青春の日々を生きる主人公たちの様々な姿を鮮やかに描いています。
一部作品は現実から少し離れた世界を舞台にしていますが、主人公たちの健気さや、友情、恋愛、成長といったテーマは誰しもが共感できるもの。そして何より、これらの作品はすべて、 '青春'という特別な時間を大切に描いています。
漫画やライトノベルは、文字によって描かれる世界を私たちの想像力で膨らませる素晴らしい媒体です。それぞれのページを開くたびに、新たな世界が広がり、主人公たちと共に冒険できる。夏はまさに、そんな新しい世界を探求するには最適なシーズンです。
取り上げた10作品には、それぞれ独自の魅力と感動が詰まっています。文章、美しいイラスト、登場人物たちの抱えるリアルな問題や感情…。これら全てが鮮やかな青春を描き出しています。きっとあなたが好きな1冊、またはそれ以上を見つけることができるでしょう。
読むことで、同じような悩みを抱える主人公たちと少しだけ胸が通じ合ったり、慰められたり、勇気づけられたり、あるいは単純に楽しんだりして、一緒に青春を体験してみてください。
それがどんな結果に結びつくにせよ、一つ一つの物語はあなたの心に何かを残すはず。その何かがあなたの夏休みを、そして少しでもあなたの人生を豊かにしてくれたら幸いです。
今年の夏は、これらの作品と共に一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか。きっと、忘れられない夏になることでしょう。
それでは皆さま、素敵な夏の日々をお過ごしください。
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