ドイツ人の特徴を知る本 おすすめ5選 考え方や国民性など
ドイツ人の特性や国民性を知りたいあなたへ、5冊の本をご紹介します。無骨で一途な作品から、彼らの冷静な思考法や哲学的な視点を垣間見ることができます。また、当然と言えば当然ですが、彼らのビール愛やサッカー熱も見逃せませんよね。最後にご紹介するのは、日本人にはあまり知られていないドイツの地域色豊かな生活や文化が描かれている一冊。これらを読めば、ドイツ人の"らしさ"がもっと身近に感じられるはずです。まだ未知のドイツを知る旅、ぜひこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。
『ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか』
ドイツ人の平均可処分所得(手取り)は年290万円と意外に低い。しかも、消費税(付加価値税)は19%と高い。にもかかわらず、多くのドイツ人が「生活に満足している」のはなぜか? いっぽう、サービスが行き届いた世界一便利な国・日本で、日本人の多くが生活に「ゆとり」を感じられないのはなぜか? ドイツ在住29年のジャーナリストが肌で感じた「ドイツ流・お金に振り回されない」生き方を明らかにした一冊。
作者 | 熊谷 徹 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 青春出版社 |
発売日 | 2019年02月02日 |
『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』
目からウロコのドイツ流「最強メンタル術」
現地在住20年を超える著者が、ドイツで学んだ“ストレスフリー”生活の極意を解き明かすーー。
結婚を機に、ドイツへ移住したキューリング恵美子氏は、ドイツと日本の文化・習慣・考え方の違いに触れ、毎日が驚きの連続だったという。
・誰もが自分の意見を自信を持って伝えられる
・他人に振り回されず、相手に「忖度」しない
・時間内に必ず仕事を終え、残業はしない
・上司や同僚に気がねなく、長期休暇を満喫する
・職場でも街中でも、多くの女性がノーメイク
・服装やヘアスタイルの流行を追わない
・サウナは混浴が基本で、裸を見られても平気
・ビールは注がない、気遣いの「おもてなし」はしない etc.
そうしたドイツ人の生き方の背景にあるのが、「ありのままの自分」を大切にする「自己肯定感」の高さだと著者はいう。
「自分自身に満足しているーー日本45・1%/ドイツ81・8%」
内閣府がおこなった若者の意識に関する調査では、「自分自身に満足している」と答えた日本人は4割強で、調査対象となった7か国中で最低だった。対するドイツは、アメリカ、フランスとともに8割を超える高い数字となっている。
また、「自分には長所がある」という質問に対しても、日本人の回答はやはり調査国中で「最低」だったのに対して、ドイツ人は9割以上で「トップ」だった。
なぜドイツ人は「自己肯定感」が高いのか?
どうすれば日本人も「自分自身に満足している」と思えるようになるのか?
もっと自分に自信が持てるようにするにはどうしたらいいのか?
日独比較を通じて、“最強のメンタル”を生み出すヒントを探っていく。
【編集担当からのおすすめ情報】
ドイツ人の文化や国民性を解説した本は、これまでにもたくさん出されていますが、本書がユニークなのは、そんなドイツ人の特性を「自己肯定感の高さ」という観点から徹底的に分析しているところです。
著者のキューリング恵美子さんは、20年以上にわたる生活者としての経験から「自分に自信が持てる」ドイツ人のメンタルの強さの秘訣を探っていきます。
そこから見えてきたのは、「空気を読む」「他人に気遣う」日本人とは正反対の、「ありのままの自分」を大切にするドイツ流の生き方でした。
残業しない。メイクはしない。子供の成績が悪くても責めない。
ドイツ人の生き方を通して、あらためて日本人の生き方を見直してみるーー本書はそのきっかけになる一冊だと確信しています。
作者 | キューリング 恵美子 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年11月25日 |
『ドイツがわかるー歴史的・文化的背景から読み解く』
ドイツ人の考え方と価値観を歴史的・文化的背景から読み解き、さまざまな変化に対処していく姿を描く。第1章は日常から社会の多様性を取り上げ、彼らの信条や価値観を探る。第2章では連邦共和国、キリスト教文化、社会福祉国家、多民族国家、EUをキーワードに解説。
第1章 ドイツ人の暮らしと信条
1.平均的ドイツ人とは
2.国土と言葉
3.町と住まい
4.食生活
5.教育と資格
6.ドイツ人の働き方
7.環境が大切
第2章 ドイツを深く理解するためのキーワード
1.連邦共和国
2.キリスト教文化
3.社会福祉国家
4.多民族国家
5.EUの中のドイツ
作者 | 岩村偉史 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 三修社 |
発売日 | 2019年10月01日 |
『ドイツ人が教えてくれた ストレスを溜めない生き方』
生活大国ドイツで見つけた、日々をストレスフリーに生きるための暮らしと考え方の秘訣を、
働くこと、休むこと、住まうこと、食べること、装うこと、の5つの側面から紹介したエッセイ。
◎ 自分にとっての“心地よさ”に耳を澄ます
◎ むやみに謝罪しない
◎ 日曜は買い物をしない
など、今日から始められる方法が満載です!
はじめに
ドイツ人に学ぶストレスを溜めないための10カ条
第1章:働くこと
・休んでばかりに見えるのに、社会が回る不思議
・感謝の基準と、サービスのレベル
・時間内に成果を出す
・行為の目的を考える
・自分の基準を持ち、優先順位をつける
・効率を求めすぎることの弊害 など
第2章:休むこと
・仕事とプライベートの区分け
・年間計画はまず休暇から?
・「お互いさま文化」は社会をしあわせにする
・週末の過ごし方
・掃除に料理。普通の家事もみんなでやれば団らんに
・日曜日は買物の日にあらず など
第3章:住まうこと
・100年前の家に住む
・空っぽのアパートで自分のスタイルを作り上げる
・「住」が大切なドイツ人
・ドイツ版ヒュッゲ、「ゲミュートリヒ」
・家での時間の質を向上させるゲミュートリヒな設えとは
・ゲミュートリヒな空間に欠かせないアイテム など
第4章:食べること
・朝食は皇帝、昼食は王様、夕食は物乞いのように
・ドイツの食生活を知ることで、思い込みから解放された
・ポイントは食材自体の味の濃さ
・パン・ソーセージ大国ドイツ。カルテスエッセンで、おしゃれなおもてなし
・家族団らんは食後のゲーム
・平日と週末でメリハリのある食生活 など
第5章:装うこと
・ドイツへは日本より数段ドレスダウンして
・ファッションが表す合理性?
・求められない女性らしさ、かわいらしさ
・買物は選挙だ
・基準があればファッションを楽しめる
・メイクはマナーではない など
おわりに
作者 | 久保田 由希 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 産業編集センター |
発売日 | 2018年11月14日 |
『とつげきドイツぐらし!』
作者 | 白乃,雪 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年08月 |
それぞれの作品をお読みになり、ドイツの文化や人々の性格、その国民性の魅力に触れていただけたら幸いです。質実剛健なイメージが強いドイツ人ですが、実は情熱的な一面も持っています。それは彼らの芸術や音楽、料理など多岐にわたる文化を見れば一目瞭然です。
そして、彼らのリアリスティックな視点と洞察力には、きっとあなたも感銘を受けるでしょう。また、物事を深く考え、時間をかけてじっくりと取り組む彼らの姿勢は、私たちに大切な何かを思い起こさせてくれるはずです。理論と実践を重視する彼らの姿勢や、美を愛し信念を貫く姿は、知識をより深めるための素晴らしい糧となるでしょう。
そして何より、これらの作品を通じて、異なる文化を理解し、違いを尊重することの大切さを再認識できます。ここで紹介した作品を読み進めていくうちに、ドイツに対する理解だけでなく、世界各地の人々に対する理解も深まることでしょう。
まだ未知の文化に触れる楽しさ、新たな視点を得る喜びを、ここで紹介した作品たちが皆さんに提供してくれることでしょう。自分の視野を広げ、新たな価値観を得ることで、自身の成長や人間力の向上に繋がりますよ。
これを機に、従来の考え方や視点を少し変えてみることで、新しい発見や経験があるかもしれません。多くの人が持つステレオタイプを超えて、一人一人の個性や価値観に触れることで、確固たる自己と他者への理解を深めてみてください。その旅路は、きっと有意義なものとなることでしょう。
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