マフィアの世界に迫る!犯罪組織ミステリーおすすめ10選「犬の力」「11月に去りし者」など名作をご紹介
犯罪組織というと、遠い存在かもしれませんが、小説や漫画を通じてリアルな現実が描かれています。そんなマフィアの世界に迫った、おすすめのミステリー作品を10選ご紹介します。犬の力や11月に去りし者など、数々の名作がありますが、それ以外にもおすすめの作品があります。暗く、陰惨な世界が描かれる一方で、さまざまな人物たちが巻き込まれ、緻密なストーリーで繋ぎ合わされていく様子には、引き込まれること必至です。また、犯罪組織の「人間」たちが描かれている作品もあり、彼らの思惑や人間関係の複雑さにも注目したいです。緊迫感が漂う中でも、登場人物たちの人間臭さやドラマチックさにハマること間違いなしです。すっきりしない結末に戸惑いつつも、考えさせられる作品ばかりです。
『犬の力 上』
血みどろの麻薬戦争に巻き込まれた、DEAの捜査官、ドラッグの密売人、コールガール、殺し屋、そして司祭。戦火は南米のジャングルからカリフォルニアとメキシコの国境へと達し、地獄絵図を描く。
| 作者 | ドン・ウィンズロウ/東江 一紀 |
|---|---|
| 価格 | 1047円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2009年08月25日 |
『11月に去りし者』
| 作者 | Berney,Louis 加賀山,卓朗,1962- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
| 発売日 | 2019年09月 |
『孤狼の血(1)』
常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。
緻密な構成、卓抜したリアリティ、予期せぬ結末。いやあ、おもしろい。正統派ハードボイルドに圧倒された。
ーー黒川博行氏(作家)
日本ミステリ史に残る、今世紀最高の悪徳警官小説だ。
ーー茶木則雄氏(書評家)
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていくーー。
| 作者 | 柚月裕子 |
|---|---|
| 価格 | 836円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2017年08月25日 |
『禿鷹の夜』
傑作の誉れ高い〈禿鷹シリーズ〉が新装版で再登場!
信じるものは拳とカネ。史上最悪の刑事・禿富鷹秋ー通称ハゲタカは神宮署の放し飼い。
ヤクザにたかる。弱きはくじく。しかし、恋人を奪った南米マフィアだけは許せない。
痛快無比!血も涙もひとかけらの正義もない非情の刑事を描いて読書界を震撼させた、本邦初の警察暗黒小説。
| 作者 | 逢坂 剛 |
|---|---|
| 価格 | 979円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2022年05月10日 |
『三分間の空隙. 上』
| 作者 | Roslund,Anders,1961- Hellen-Halme,Miho Hellström,Börge,1957-2017 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 早川書房 |
| 発売日 | 2020年08月 |
『暴龍: ドラゴン・マフィア (ノン・ポシェット あ 10-7)』
| 作者 | 阿木 慎太郎 |
|---|---|
| 価格 | 50円 + 税 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 |
『弁護士の血』
二十四時間裁判に関わり、自らの魂をすり減らし、家庭をかえりみることができないーニューヨークの弁護士エディー・フリンは、酒に溺れて妻から見放され、いま町をさまよい歩いていた。そんな時、ロシアン・マフィアが彼を脅迫する。要求をのまなければおまえの娘を殺害する。十歳の愛娘が拉致され、いま命の危険にさらされている。マフィアのボスは、自分に不利な証言者を殺害しろという難題を突きつけてくるが…。
| 作者 | スティーヴ・キャヴァナー/横山 啓明 |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | 早川書房 |
| 発売日 | 2015年07月23日 |
『業火の市』
1986年アメリカ東海岸。ダニーは通称ドッグタウンを仕切るアイルランド系マフィア・ファミリーの片隅に身を置いているが、昔からの仲間と平穏に暮らしていた。ところがある日、長らく共存共栄してきたイタリア系マフィア・ファミリーとの間に小さな諍いが起き、歯車が狂い始める。やがて報復は一線を越え、ダニーは否応なく復讐と裏切りに血塗れた抗争に引きずり込まれていきー。壮大な叙事詩の幕開け!
| 作者 | ドン・ウィンズロウ/田口俊樹 |
|---|---|
| 価格 | 1439円 + 税 |
| 発売元 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
| 発売日 | 2022年05月18日 |
『共謀捜査』
リヨンで永井が誘拐され同僚の保井刑事が捜査を開始。一方、東京で神谷刑事たちに密命が下り……。特命捜査チームが暴く驚愕の真相!
【著者略歴】
堂場 瞬一(ドウバ シュンイチ)
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。警察小説を数多く手がけ、「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「アナザーフェイス」など次々と人気シリーズを送り出している。
| 作者 | 堂場 瞬一 |
|---|---|
| 価格 | 1056円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2020年12月18日 |
『ザ・ボーダー 上』
グアテマラの殺戮から1年。メキシコの麻薬王アダン・バレーラの死は、麻薬戦争に終結をもたらすどころか、新たな混沌と破壊を解き放っただけだった。後継者を指名する遺言が火種となり、カルテルの玉座をかけた血で血を洗う抗争が勃発したのだ。一方、ヘロイン流入が止まらぬアメリカでは、DEA局長に就任したアート・ケラーがニューヨーク市警麻薬捜査課とある極秘作戦に着手していたー。21世紀のクライムノベルの金字塔『犬の力』『ザ・カルテル』のシリーズ第3弾、完結!
| 作者 | ドン・ウィンズロウ/田口俊樹 |
|---|---|
| 価格 | 1425円 + 税 |
| 発売元 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
| 発売日 | 2019年07月17日 |
今回ご紹介した10作品は、それぞれに独自の魅力や面白さがあります。犯罪組織の闇や裏側に迫り、時には現実を映し出すような描写が見られます。登場人物たちの人間ドラマや、組織内部の権力争い、裏切りなど、マフィアの世界に興味がある方は必見です。
それぞれの作品には個性的な主人公が登場し、彼ら彼女らの過去や人生観なども描かれています。人間臭いところも魅力の一つです。また、緻密かつ緻密に描かれたストーリー展開には目が離せません。
もちろん、犯罪者やマフィアを美談化しているわけではありません。物語は、時に残酷で衝撃的ですが、大人のための本格的な物語として楽しめます。読んだ後には、心に深くささるメッセージが残ると思います。
もし、今までマフィア小説や漫画に手を出したことがない方でも、ぜひこの機会にお試しください。10作品の中から、きっとあなたにぴったりな一冊が見つかるはずです。そして、新たな世界が広がっていくことでしょう。是非、読んでみてください。
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