四季折々の風景を鑑賞!美しい写真で京都の庭園を紹介する本5選
京都の美しい庭園を写真で楽しむ、そんな魅力溢れる本があります。四季折々の京都の風景が詰まった一冊は、まるで時間旅行に出かける感覚。春には桜、夏には青葉、秋に紅葉、そして冬は雪景色と、一年を通して移り変わる自然の美しさを感じます。また、一つ一つの庭園の歴史を知れば、さらにその風景が豊かに見えるでしょう。自宅から気軽に京都の庭園めぐりが楽しめますよ。忙しい日々の中でちょっとした息抜きに、また、旅行の下調べとしても最適です。是非手に取ってみてくださいね。
『しかけに感動する「京都名庭園」 : 京都の庭園デザイナーが案内』
作者 | 烏賀陽,百合 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2018年03月 |
『日本の庭 京都』
京都の名庭の美しさに息をのむ写真に、見どころを[日英対訳]で紹介。
一生に一度は訪れて鑑賞したい、京都の真髄を代表する名庭。その絶美さを、見どころの解説文とともに紹介します。「鑑賞することで人生を学べる」という庭の奥深さを、美しい写真で伝えます。眺めているだけで心が落ち着き、豊かになる1冊です。
洛西、洛中、洛北、洛東、洛南、府下、といったエリアごとに分類し、実際に京都の庭を見学する場合に、それぞれめぐりやすいよう掲載しています。
さらには、宮廷人の庭、平安・桃山・明治の庭園と坪庭、なども掲載し、全96カ所の庭を紹介しています。それぞれの庭の美しさに感銘させられる、見応えがある内容です。
日本庭園についての用語解説やガイドマップも掲載し、バイリンガル仕様ですべての文章に英文を併載しており、海外の方への贈り物としても最適です。
作者 | 中田昭/鮫島圭代 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | パイ インターナショナル |
発売日 | 2019年07月10日 |
『京都 和モダン庭園のひみつ』
たとえば日本人旅行客にも、インバウンド客にも大変な人気を誇る、京都・東福寺の方丈庭園「井田の庭」。近代日本において「永遠のモダン」を標榜した作庭家・重森三玲による設計で、伝統的な市松模様をサツキの刈込みと葛石(かづらいし)で表現した、大胆な意匠です。
京都には、ほかにも伝統と現代的センスを融合させたすばらしい庭がたくさんあります。本書では、三玲の孫にあたる作庭家・重森千青氏が、京都に行ったらぜひ見てほしい“和モダン庭園"を選び、京都の庭園写真に定評のある写真家・中田昭氏の写真で解説。新旧問わず、「モダン」な庭は、なぜ、見るものにそう感じさせるのか。その秘密を、美しい写真と庭鑑賞のためのキーワードから読み解き、背景にある庭園設計思想などを紹介します。ビジュアル編(第一部。写真+ミニ解説)には英訳付き!
まえがき
第1部 京都 和モダン庭園案内 解説・重森千青(英訳付) 写真・中田昭
三千院/慈照寺/詩仙堂/平安神宮/天授庵/法然院/無鄰菴/金地院/宝泉院/実相院/妙満寺/真正 極楽寺(真如堂)/正伝寺/上賀茂神社/龍源院/真珠庵/源光庵/瑞峯院/龍安寺/東海庵/天龍寺/東林院/本法寺/桂離宮/盧山寺/相国寺/梅小路公園/松尾大社/東福寺/龍吟庵/光明院/一華院/醍醐寺
第2部 和モダン庭園鑑賞のツボ
自然の縮景ーー四季、時刻、天候による変化
庭園形態の違いによる楽しみ方
3つの様式/池泉庭園/枯山水庭園/露地
なぜ日本庭園はモダンなのか
植物が果たす役割
植物における見立ての美/植栽表現
永遠不変性を表現する石組
石における見立ての美/石組の妙、石の種類/鶴、亀、蓬莱石組
余白の構成
「借景」--自然を取り込む造園手法
借景の美しい庭園
直線と曲線の妙
「和モダン」な庭園はなぜ生まれたか
付録 モダンな庭園を設計した作庭家たち
夢想疎石/千利休/小堀遠州/片桐石州/第七代小川治兵衛/重森三玲
あとがき
本書(第1部)に出てくる社寺
京都 和モダン庭園マップ
作者 | 重森 千青/中田 昭 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2017年10月20日 |
『一度は行ってみたい京都「絶景庭園」』
作者 | 烏賀陽,百合 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2015年11月 |
『京都坪庭拝見』
作者 | 水野克比古 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 光村推古書院 |
発売日 | 2007年08月 |
それぞれの四季の移ろいを収めた美しい一冊に、心が踊りました。平凡な日々に咲かせた一輪の花、せせらぎの音をたたえた清流、夏の暑さを吹き飛ばしてくれる緑豊かな庭園、秋の風情を感じさせてくれる紅葉の木々、そして冬の儚さを描いた雪景色。それぞれの風景が、読んでいる私たちを異次元の世界へと誘ってくれます。読み進めるごとに、心の中に自然の美しさが灌々と湧き上がってくる感情は、まるで私たちがそこに実際にいるかのような感覚を呼び起こしてくれます。
京都の庭園は、その美しさだけでなく、庭園を作り上げるための精神性や日本人ならではの視点をも感じさせてくれます。それは一つ一つの石や木、水の配置にまで表れています。読み終えた瞬間、きっと皆さんも“何か”を感じ、新たな視点が手に入るでしょう。これらの本を手にとり、四季折々の風景を未訪問の皆様に伝えたい、京都に行ったことのある方々にはその想い出を蘇らせたいと感じました。
最後に、それぞれの季節に語られる繊細な表現と、心から感じたその美しさをどうぞ味わってください。季節が移ろうごとに、また違った風景を見せてくれるのも、やはり日本の魅力の一つ。ぜひ一度、実際に京都の庭園を訪れてみてください。新たな発見や感動がきっと皆さんを待っています。そして、その風景があらためてこの本に出会う契機となり、日本の美しさを再認識し、楽しむことができる一助となれば幸いです。美しい四季を切り取った京都の庭園を通して、皆さんも自然との繋がりや大切さを感じていただければと思います。四季折々の京都庭園をたっぷり堪能してみてくださいね。
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