心に響く家族ドラマ!おすすめ歴史小説と万葉集の歌人が登場する小説
心に響く家族ドラマ!現代家族小説おすすめ10選。バトンが受け継がれ、家族の絆が描かれた名作が勢ぞろい!家族の絆に感じ入ること、家族の愛や葛藤に心打たれること間違いなし。注目の作品をご紹介します。
『そして、バトンは渡された』
家族よりも大切な家族
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときーー。
大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。
解説・上白石萌音
| 作者 | 瀬尾 まいこ |
|---|---|
| 価格 | 847円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2020年09月02日 |
『流星ワゴン』
家族小説の新境地。直木賞受賞後の初の長篇。
ひきこもり、暴力をふるう息子。浮気を重ねる妻。会社からはリストラ寸前……死を決意した37歳の僕は、死んだはずの父子が運転する不思議なワゴン車に乗り込んだ。
37歳・秋
「死んでもいい」と思っていた。
ある夜、不思議なワゴンに乗った。
そしてーー自分と同い歳の父と出逢った。
僕らは、友だちになれるだろうか?
28歳のときぼくは父親になり、父は「おじいちゃん」と呼ばれるようになった。親になってからの日々は、時間が重層的に流れる。小学5年生の長女を見ていると、小学5年生の頃の自分を思いだし、その頃の父のことも思い出す。少しずつ、昔の父のことがわかってきた。こどもの頃はあれほどおっかなかった太い腕が、じつは決して太くはなかったんだとも気づいた。長生きしてほしい、なんて口に出すのは嫌だから、ぼくは父親と家庭の物語を紡ぐ。--(重松清)
| 作者 | 重松 清 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2002年02月 |
『浅田家!』
二宮和也主演!
「家族」を撮り続けた写真家と、彼を支え続けた「家族」の
笑いと涙あふれる感動実話。
映画『浅田家!』10月2日(金)全国公開に先がけ、小説版8月7日(金)発売!
「一生にあと一枚しか、写真と撮れないとしたら?」
彼が選んだのは、“家族”だったーー。
消防士、レーサー、ヒーロー、バンドマン……家族全員を巻き込んで、
それぞれが“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、
その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》で、写真界の芥川賞・
木村伊兵衛写真賞を受賞した、写真家・浅田政志(二宮和也)。
受賞をきっかけに各地の家族から撮影依頼を受け、《家族写真家》として
ようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こるーー。
かつて撮影した家族の安否を確かめる為に向かった被災地で、
政志が目にしたのは、家族も家も全てを失った人々の姿だった。
「家族ってなんだろう?」
「写真家の自分にできることは何か?」
シャッターを切ることが出来ず、自問自答を繰り返す政志。
津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗浄して、家族の元に返す
《写真洗浄》の活動に参加し、そこで写真を見つけ嬉しそうに
帰っていく人々の笑顔に触れることで、再び《写真の持つチカラ》を
信じられるようになる。
そんな時、一人の少女が現れる。
「私も家族写真を撮って欲しい!」
それは津波で父親を失った少女の願いだったーー。
| 作者 | 中野量太 |
|---|---|
| 価格 | 693円 + 税 |
| 発売元 | 徳間書店 |
| 発売日 | 2020年08月07日 |
『信長の棺 上』
「惟任(光秀)ご謀反」-。安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。10カ月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった。
| 作者 | 加藤 廣 |
|---|---|
| 価格 | 693円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2008年09月03日 |
『名残の飛鳥 吾が妹持統天皇の悲しき生涯』
大化の改新、白村江の戦い、壬申の乱ー謀略に満ちた時代を生き抜いた女帝。その心の闇とは?額田王、天武天皇、大津皇子ら、時代に翻弄された人々への鎮魂歌。
| 作者 | 大森遼 |
|---|---|
| 価格 | 1886円 + 税 |
| 発売元 | 柏艪舎 |
| 発売日 | 2008年07月 |
今回、現代家族を舞台にした心に響くドラマや、仕掛けられた歴史の舞台、そして万葉集の歌人たちの物語をご紹介しました。家族という絆を描いた作品には、共感や感動を覚えることができるでしょう。「そして、バトンは渡された」や「流星ワゴン」など、名作と言われる作品に触れることで、自らの家族の絆にも新たな気づきが生まれるかもしれません。
一方、歴史小説では、「本能寺の変」を軸にした作品をピックアップしました。時代背景や武将たちの姿に思いを馳せることができるでしょう。このような作品には、歴史のおもしろさや、運命の重さを感じることができるかもしれません。
また、万葉集の歌人たちが登場する小説も魅力的です。詩人たちの感性や人生の物語に触れることで、日本の古典に対する興味や理解が深まることでしょう。万葉集の歌に込められた思いや情景に、心が揺さぶられること間違いなしです。
どの作品も、それぞれ独自の魅力を持っています。家族の絆や歴史の動乱、詩人たちの心情に触れながら、読書の時間をお楽しみください。作品を通じて、新たな発見や感動があることを願っています。
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