ピエールは、スティーヌの家で暮らす小さなくまのぬいぐるみ。はじめて見た月を、硬貨と間違えて取りに行こうとしたり、雪玉のなかに閉じ込められてしまったり、バイクのタイヤを坂だと思ってひたすら登り続けたり……。勘違いから、いつもおかしなハプニングを巻き起こすピエール。これは、そんなおとぼけ屋のくまの、ゆかいな日々のお話です。

ピエールがやってきた

お手伝いは、まかせて

二十クローネ玉をおいかけて

ピエール、大ピンチ

走れ、ピエール

さんざんな海水浴

チビウサギはうでをい〜っぱいひろげデカウサギにいった「きみのことこんくらいすきだよ」するとデカウサギは…。チビウサギとデカウサギの話。

エルフィーとぼくは、いっしょに大きくなった。年月がたって、ぼくの背がのびる一方で、愛するエルフィーはふとって動作もにぶくなっていった。ある朝、目がさめると、エルフィーが死んでいた。深い悲しみにくれながらも、ぼくには、ひとつ、なぐさめが、あった。それは…

こころやさしいマイアサウラのおかあさんは、あるひ、たまごをひとつひろいました。じぶんのたまごといっしょに、たいせつにそだてていると、うまれてきたのは…。大人気のティラノサウルスシリーズ第４弾。

二〇一六年NHK大河ドラマは「真田丸」

山間部の小土豪であった真田氏は幸村の代に及び「日の本一の兵」と称されるに至る。その軌跡を『天地人』の著者・火坂雅志が描く！

発祥の地・信濃を追われ流浪の身となった真田幸隆は、軍師・山本勘介との出会いを機に甲斐の武田信玄に仕える。たちまち頭角を現した幸隆は「武田二十四将」のひとりに数えられるが、信玄の死後、武田家は崩壊の道へー。幸隆、昌幸、幸村の三代が武勇と知略で信長、秀吉、家康ら覇者に挑む。戦国の世に最も輝きを放った一族の興亡を描く巨編！

天正十年、真田幸村は上田城で父・昌幸と夜空を仰いだ。光を増して輝く己の星のまわりに、十の流星が飛来する。「どうやらこの幸村が智能をふりしぼって働く時、手足となって働いてくれる秀れた家来が、十人、現れましょう」武田勝頼の遺児・猿飛佐助、碧眼のイギリス人・霧隠才蔵、石川五右衛門の子・三好清海…「真田十勇士」決定版、待望の初文庫化。超絶の忍術妖術、息もつかせぬ第一巻！