福沢諭吉、幼稚園児、猫写真集を紹介する「福沢諭吉から猫写真集まで!おすすめの本4選」

福沢諭吉に関する本、幼稚園児にオススメしたい絵本、そして猫の魅力が詰まった写真集。今回は、さまざまなジャンルのおすすめ書籍を紹介します。福沢諭吉の生涯や思想を学びたい方、子どもたちに楽しく学べる絵本をお探しの方、猫好きさんは必見です!それぞれのテーマに合わせたおすすめの作品を8冊、4冊、5冊ずつご紹介します。書店で迷ったときの参考にしてみてください。さあ、読書の旅を始めましょう!
『福沢諭吉 変貌する肖像 文明の先導者から文化人の象徴へ』

福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。その世論の動向を見ていけば日本近現代史が見えてくる。福沢評価の変遷の系譜をたどり、福沢の実像を浮かび上がらせる。
福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。それは福沢の議論の変化というよりも、福沢をとりまく世論の側の変化によるものといえる。福沢を評価した徳富蘇峰は、晩年には福沢が日本の伝統的な良風美俗を破壊したと罵倒。戦後は丸山眞男から原則ある実学思想家として賞賛されるも、朝鮮蔑視の脱亜論者として批判もされ、他方で一九八〇年代半ば以降は一万円札の肖像となり、文化人の象徴となった。福沢評価の変遷をたどり、その過程を詳細に考察。福沢の実像を浮かび上がらせる。
作者 | 小川原 正道 |
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価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2023年08月07日 |
『今を生きる思想 福沢諭吉 最後の蘭学者』

一九世紀後半、西洋は近代文明のモデルである一方で、独立を阻む脅威でもあった。この文明と独立の矛盾を乗り越えるために、福沢が重視したのが学問であった。グローバル化の始まりを目撃した蘭学者の軌跡。
【本書の内容】
当たり前の常識を疑い、意見の異なる他者と討議する。それこそが自由な空間であり、社会は前進するーー。
学問と政治のあるべき姿を求めた福沢の思索を辿る。
●演説・討論を生んだ徳川期の知的共同体
●大坂の片隅でグローバル化の原理を探る
●攘夷思想とは異なる福沢の「兵学論」
●自由と専制の戦いだった明治維新
●自由は不自由のなかに生まれる?
●統計学ブームの火付け役
●トクヴィルを援用した「地方分権」論
●メディアの発展が情念をかりたてる
●蘭学者の「脱亜論」
福沢自身、明治八(一八七五)年公刊の『文明論之概略』のなかで、儒学が主流であった徳川時代と、西洋文明が洪水のように押し寄せる明治日本とは大きく異なると指摘し、まるで一つの身体で二つの人生を生きているようだとして、「一身にして二生を経るがごとく」と評した。政治社会は、「革命」的に変わった。では、この大きな動乱のなか、なぜ福沢はそうした鋭く冷静な洞察を提示できたのか。それは、福沢が徳川期から「蘭学」を通じていち早く西洋学術に触れていたからに他ならない。歴史は重層的であり、江戸と明治を架橋する文化的鉱脈の持続と変容に光を当てる必要がある。
徳川日本は、文化的な成熟を背景に、部分的とはいえ世界に開かれていた。その際、当時の学者たちが世界の情勢や学問を知るための手がかりとしたのが、蘭学であった。西洋世界との出会いについても、開国期からではなく、江戸期の西洋学である蘭学に遡って考えなければならない。--「はじめに」より
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100ページで教養をイッキ読み!
現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!
1:それは、どんな思想なのか(概論)
2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景)
3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用)
テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、
「一気に読める教養新書」です!
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作者 | 大久保 健晴 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年03月16日 |
『おやすみ、はたらくくるまたち』

広い広い工事現場では、道を作ったりビルを建てたりするために、たくさんの車が働いています。やがて日が沈むころ、車たちはようやく一日の仕事を終え、思い思いに「おやすみなさい」の支度を始めます。夜が訪れると、車たちはそっと目をとじ、夢の時間へ。
作者の息子さんは大の車好き。寝る前に車と聞くと興奮して眠れなくなってしまいます。そこで、車たちも一日元気に動いた後、夜になると眠りにつく様子を親子で想像したところ、ぐっすりすやすや。
子どもたちがゆっくりと眠れるように描かれた絵本。
作者 | シェリー・ダスキー・リンカー/トム・リヒテンヘルド/福本 友美子 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | ひさかたチャイルド |
発売日 | 2012年09月 |
いかがでしたでしょうか。福沢諭吉に関する本、幼稚園児向けの絵本、そして猫の写真集をご紹介させていただきました。福沢諭吉に関する本では、彼がどのようにして現代の日本を築いたのかを知ることができます。また、幼稚園児向けの絵本では、子供たちの心を豊かに育てるストーリーが詰まっています。目を輝かせる子供たちの笑顔が浮かびますね。そして、猫の写真集では、岩合光昭さんの独特な視点で撮られた猫たちの姿に、思わず癒されることでしょう。猫好きにはたまらない一冊です。さまざまな題材の本をおすすめしましたが、それぞれに魅力があります。気になった方はぜひ手に取ってみてください。きっと新たな発見や感動が待っていることでしょう。これからも様々なジャンルの本を紹介していきますので、お楽しみに。読書の秋、思いっきり本を楽しんでくださいね。またお会いしましょう。
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