食欲を掻き立てる!グルメ小説から歴史小説までおすすめ作品10選

今回おすすめするのは、食べ物が主役の美味しい小説を紹介した記事です。ライト文芸のグルメ小説から、グルメミステリーまで、人気作品の中から選んだおすすめ10選をご紹介します。是非食べ物と一緒に楽しめる、美味しくて面白い小説たちを読んで、心もお腹も満たしてください!
『神様の定食屋』

妹とともに、両親の遺した定食屋を継ぐことになった高坂哲史。ところが哲史は料理がまったくできず、妹に怒られてばかり。ふと立ち寄った神社で、「誰かに料理を教えてもらいたい」と愚痴をこぼしたところ、なんと神様に、この世に未練を残した魂を憑依させられてしまった。神様曰く、魂から料理を教わる代わりに、その魂が望む相手に料理を振る舞い、未練を解消してやってほしいということでー。思い出の味を繋ぐ、五編の心温まる物語。
作者 | 中村颯希 |
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価格 | 672円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2017年06月15日 |
『ビストロ三軒亭の謎めく晩餐(1)』

三軒茶屋にある小さなビストロ。来る人の望みを叶える魔法のような店。料理は本格派、サービスは規格外。どんな事情の客も大歓迎。--ここ『ビストロ三軒亭』には、お決まりのメニューが存在しない。好みや希望をギャルソンに伝えると、名探偵ポアロ好きな若きオーナーシェフ・伊勢優也が、その人だけのオリジナルコースを作ってくれる、オーダーメイドのレストランなのだ。ひと月ほど前までセミプロの舞台役者だった神坂隆一は、姉の紹介でこの店のギャルソンとして働くことに。個性豊かな先輩ギャルソンたちに気後れしつつも、初めて挑んだ接客。だが、担当した女性客が、いろいろな謎を秘めた奇妙な人物であることを、隆一はまだ知らずにいた……。美味しい料理と謎に満ちた、癒しのグルメミステリー。
1〜アントルコート〜 奇妙な客の荷物と残した料理から、シェフが謎の真相に迫る。
2〜ダンドォーマロン〜 スペシャルな七面鳥の栗詰めで、店内で起きた事件を解決!
3〜ラクレット〜 チーズたっぷりの試食会にやって来たのは、なんと3人の魔女?
4〜キッシュ・ロレーヌ〜 シェフがなぜか作れない料理、キッシュに隠された秘密とは。
作者 | 斎藤 千輪 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年09月22日 |
『花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉』

人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、ひとつまみの謎。
三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れるーー。
優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、不朽の名作ミステリー!
第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作
解説 瀧井朝世
春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。
俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、
彼の故郷を訪れーー(表題作)。
バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。
作者 | 北森 鴻 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年02月16日 |
『ナチスの聖杯 (上)』

ヒトラーを狂わせた四つの鉤十字ーー
覇者の秘宝をめぐり、独英仏が激突!!
欧州ベストセラーコンビが放つメタ戦記ミステリ
一九三九年ーー。ヒマラヤの奥深く、チベットの聖地へと送りこまれたナチスのシンクタンク〈アーネンエルベ〉の探検部隊が、鉤十字を象ったルビー色に輝く物体を持ち帰る。それは世界に分散して隠された古代の遺物【ルビ:レリック】で、四つあると伝えられている権力のシンボルの一つだった。四つの鉤十字は、それぞれがこの世を形成する“四大元素”の水、風、地、火を表しており、そのすべてを手にした者は世界を制するという。そのうちの一つを手に入れたナチス・ドイツは破竹の勢いで進撃を続け、領土を拡大していく。だが、世界を征服し、ヒトラーの千年王国思想を実現させるには、残る三つのレリックも獲得する必要があった。
親衛隊長官のヒムラーとその片腕のヴァイストルトは、レリックの在りかを示す絵画があるというスペインのモンセラート修道院に向かうが、絵画は一足先にフランス人のトリスタンによって持ち出されていた。ヴァイストルトは投獄されていたトリスタンを調査団のメンバーに加え、絵画の謎を解き、二つ目のレリックを追って、異端カタリ派終焉の地、モンセギュールの城跡に向かう。
一方、ドイツに抵抗を続けていたイギリスは、ナチスの不穏な動きを察知していた。チャーチル首相直下の諜報機関SOEのマローリーは、敵側にレリックが渡るのを阻止すべくモンセギュールに乗りこむ。ここにレリックをめぐる争奪戦の火蓋が切られたーー。
作者 | エリック・ジャコメッティ/大林 薫/ジャック・ラヴェンヌ/郷 奈緒子/練合 薫子 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2019年06月20日 |
これまで、食べ物にまつわる小説やミステリー、またナチス・ヒトラーの時代を描いた歴史小説をご紹介してきました。それぞれに興味深いストーリーが展開され、読者の皆様に楽しんでいただけたのではないでしょうか。食べ物と文学の融合、ナチス・ヒトラー時代の記録、どちらも別のテーマではありますが、共通して言えるのは、作品ごとに独自の世界が広がっているということです。ぜひ、自分に合ったものを見つけて、読んでみてください。きっと、新たな世界が広がります。ありがとうございました。
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