死を題材にした絵本から社畜と少女の日常まで 今読むべきおすすめシリーズ3選

今回は、私がおすすめする3つの書籍について紹介します。一つは死を題材にした絵本3選。もう一つは社畜と少女の1800日を描いたシリーズ。そして最後に、異色な恋を描く山田くんシリーズです。それぞれ独特な魅力があり、一つひとつが興味深い作品となっています。是非、読んでみてください。
『山田くんとLv999の恋をする(1)』

彼氏をネットゲームで知り合った他の女に取られた茜。ストレス発散に雑魚モンスターを狩っていると、ギルドメンバーのアフロ男・山田に声をかけられる。同じギルメンの誼でフラれたことを愚痴るも、山田は無表情で「興味ない」とそっけない返事。挙句に「狩場を譲れ」と言う山田に「これだからゲームする男なんて!」とキレる茜だったが、好きなゲームをフラれっぱなしでやめられないと一念発起。ネトゲのリアルイベントが開催されることを知った茜は元彼に会えるかも……とお洒落をして会場に乗り込むが、元彼の横には新しい彼女の姿が……。直後、人混みに押され転んでしまった茜に手を差し伸べたのは超イケメンの黒髪男子。しかしそんなイケメンの無愛想な態度と「興味ない」という言葉で頭に浮かんだのはあのアフロ頭のアバター……この眼の前にいるイケメンこそあの山田だった!? 目の前で元カレのイチャコラを見せつけられた茜は山田を居酒屋に連行してヤケ酒に付き合わせる。酔いつぶれた茜が目を覚ますと、そこは見知らぬ場所……山田の部屋だった。もしかして私……!?
作者 | ましろ |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年02月21日 |
『山田くんとLv999の恋をする(2)』

ネットゲームで知り合った他の女に彼氏を取られた女子大生の茜。そのゲーム内で知り合った山田は、ゲーム内ではアフロなのに現実では超イケメンなDKだった!? ゲームでも現実でも無愛想で嫌なやつだと思っていた山田の気遣いや意外な一面に触れていくうちに、山田のことが気になり始める茜。そんな中、茜はギルドマスターでみんなのアイドル的存在の瑠璃姫からオフ会に誘われる。待ち合わせ場所には、山田やギルドメンバーに混じって瑠璃姫にそっくりな美少女が……。しかし、ゲーム内と同じように話しかけた茜に少女は胡乱げな眼差しで一言、「誰この人」とーー。茜と山田を巡るリアル×ゲームの日常に新たなイベント勃発!?
作者 | ましろ |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年09月23日 |
『ほろづき 月になった大きいおばあちゃん』

あなたの住む町はどんなところですか。あなたのおばあちゃんは元気ですか。沢田としきがこころのふるさとを描いた二作目の創作絵本。ゆっくりと読んでください。
作者 | 沢田としき |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 岩崎書店 |
発売日 | 2001年08月 |
『葉っぱのフレディ いのちの旅』

この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた子どもたちと、子どもの心をもった大人たちに贈ります。
わたしたちはどこから来てどこへ行くのだろう。
生きるとはどういうことだろう、死とは何だろう。
人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。
この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになってくれることを祈ります。
この本はアメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が書いた、生涯でただ一冊の絵本です。
この絵本の原書を手にしたとき、編者はすぐに出版を決意し、契約にサインしました。
絵本の中には編者の決意をうながすキーワードがありました。
CHANGE IS NATURAL
作者のバスカーリア博士は敬虔なクリスチャンです。
変わることは自然なことだ、死もまた変わることの一つだ、と書いています。
日本人の死生観と同じです。
そして、物語は、春に生まれた葉っぱのフレディが、夏にはよく働き成長し、秋には紅葉し、冬には死ぬけれど、また春に生まれるという、いのちの循環を書いたものです。
出版後、原書をあらためて読み直して、このフレーズを探したのですがどこにもありません。
未だもって不思議なことだと思っています。
この地球上では太古の昔から、いのちの循環が行われています。
バスカーリア博士は、子どもたちに向かって絵本を作るとき、哲学のみならず自然節理の観点からも、生態系循環の真実を語りました。
2025年「葉っぱのフレディ」は出版累計120万冊に達しました。真実に根ざした絵本ですから、これからもたくさんの読者の方に読まれていくのだと思います。
作者 | レオ・バスカーリア/みらい なな/島田 光雄 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 童話屋 |
発売日 | 1998年10月 |
以上、おすすめの書籍をご紹介しました。
それぞれ個性的な作品であり、それぞれが読む人にとっての刺激になることでしょう。
私自身も、これらの作品を読んで心に残ったものが多くありました。
書籍は、いろいろな人の想像力や経験が詰まっている不思議なものです。
ぜひ、あなた自身の想像力や感性を働かせて、これらの作品を読んでみてください。
きっと、新しい発見があるはずです。ありがとうございました。
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