本書は、著者が考案した「生花のような美しいつまみ細工＝花つまみ細工」

の作り方を紹介した、新しいつまみ細工の実用書です。

一輪挿しやアクセサリーなど、暮らしや装いを彩る20の花つまみ細工のレシピを掲載。

リアルさを出すための布の染め方や葺き方のポイントなどを交えて、

制作工程をわかりやすく紹介しています。

■Part1　つまみ細工のいろは／道具、材料紹介・布について・基本の技法・絹の染め方　等

■Part2　四季を感じる花々／ネモフィラ・蛍袋・マリーゴールド・クリスマスローズなど　春夏秋冬の花を紹介

■Part3　贈りたい一輪の花束／アネモネ・フリージア・菊・バラ・ラナンキュラス

■Part4　憧れの花を装う／芍薬のコサージュ・八重桜のコーム・藤のかんざし

室町幕府はなぜ自壊したのかー室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱（一四六七〜七七）。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのかー。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。