鈴木貫太郎本や2.5次元舞台、ヒグチ絵本などおすすめ書籍

今回は、歴史人物の本や2.5次元舞台の考察、魅力的な絵本など、幅広いジャンルのおすすめ書籍をご紹介します。ぜひお楽しみください!
『新装版 終戦時宰相 鈴木貫太郎』

日本の行く末を憂え、老骨に鞭をうって太平洋戦争終結に全精魂を傾けた気骨の男を描く人物伝ー日清日露の最前線で戦って武勲をあげ、水雷戦の権威となり、またロンドン海軍軍縮条約調印を支持し、過激派青年将校たちの標的と捉えられ、二・二六事件において危うく一命をとりとめた“運の強い男”の素顔をつづる。
作者 | 小松茂樹 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 潮書房光人新社 |
発売日 | 2022年06月24日 |
『祖父・鈴木貫太郎 孫娘が見た、終戦首相の素顔』

「もうほかに人はいない。頼む……鈴木」昭和天皇の、このひと言から全てが始まった!太平洋戦争の末期ーー。本土が焼け野原と化し、沖縄本島に米軍が上陸を開始したというのに、軍部の強硬派は「本土決戦」をいまだ呼号していた。航空機はおろか、武器弾薬さえ満足にない状況で、「根こそぎ動員」をした国民にカマや竹槍を持たせてどう戦えというのか!?著者は92歳、監修と解説は昭和史研究の第一人者、保阪正康最悪の戦況化で昭和天皇は、侍従長経験者の海軍大将・鈴木貫太郎に首相就任を頼んだ。涙を流さんばかりの様子だったという。日本の運命を託そうとしたのだ。この時、貫太郎は77歳。天皇の苦悩を知れば、辞退を続けることはできない。今に至るも歴代最高齢での内閣総理大臣就任となった。鈴木首相は、「戦争継続」をラジオ放送で強く訴え、まずは軍部と国民を欺いた……。貫太郎の孫娘の著者は、当時、女学生。首相秘書官に転じた父親(貫太郎の長男)、あるいは祖母、母親、孫だけに見せた老首相の素顔を活写する。また、激動の歴史に隠された秘話を公開する。戦いを始めるは易し、収めるは難(かた)し戦争を終結させることは、いかに難しいか。21世紀の今も、いや、今だからこそ肝に銘じておきたい真理ではなかろうか。本書は、祖父も襲撃された「二・二六事件」の日の朝の記憶から始まる。92歳の著者は覚えているーー。4発の凶弾を食らった日の緊迫感を!【目次から】序 章 二・二六事件の朝第一章 祖父の温もり第二章 鈴木家の人々第三章 波乱の海軍軍人第四章 第一次世界大戦始まる第五章 終戦内閣への動き第六章 終戦までの百三十一日間第七章 終戦後の秘話終 章 消えた銃弾
作者 | 鈴木道子 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2024年03月19日 |
『2.5次元文化論』

2.5次元文化は、アニメ・マンガ・ゲームの虚構世界を現実世界に再現して、虚構と現実のあいまいな境界を楽しむ文化実践である。舞台・ミュージカルに焦点を当てて作品の魅力や特徴を明らかにして、2.5次元の世界を熱量あふれる筆致で描く初の研究書。
作者 | 須川亜紀子/著 |
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価格 | 2000円 + 税 |
発売元 | 青弓社 |
発売日 | 2021年01月27日 |
『2.5次元舞台へようこそ ミュージカル『テニスの王子様』から『刀剣乱舞』へ』

「2.5次元舞台」は世界を制す!
年間300本以上観劇した著者による、初の入門書。
●内容紹介
2次元の世界を、生身の役者と新たな演出で3次元へと「翻訳」するエンターテイメント、それが「2.5次元舞台」--2015年に市場規模が103億円を突破するなど、爆発的な成長を遂げる、その誕生と歴史を紹介。
煌めく才能を持つ俳優、気鋭の演出家たちの情熱によって生み出されたムーブメントを知るための、はじまりの一冊。
●目次
はじめに 2.5次元舞台を、ジャンルから文化に
第1章 2.5次元舞台とは
第2章 2.5次元舞台の元祖であり最先端! 〜すべてはミュージカル『テニスの王子様』から始まった
第3章 2.5次元舞台誕生前夜 〜宝塚『ベルサイユのばら』とミュージカル『テニスの王子様』の間に
第4章 2.5次元舞台の発展と革命 〜劇場から飛び出した舞台『弱虫ペダル』の誕生
第5章 2.5次元舞台の可能性を信じる役者たち
第6章 2.5次元舞台を観てみませんか
第7章 2.5次元舞台だけじゃない、「刀剣乱舞」という全方位のコンテンツ
第8章 2.5次元舞台を愛する受け手の視点
おわりに 日本最強のコンテンツを生む実験場ーーそれが「2.5次元舞台」
●「あとがき」より
本書は2.5次元舞台のオフィシャル本ではないということです。記されていることは、すべて正式に世に出た記事を引用し、著者がこれまで観てきたこと、取材してきたことをベースにまとめています。
〜中略〜
まわりのおもしろがりの大人たちに「2.5次元舞台って流行ってるんでしょう? それってなに? どういうこと?」と聞かれることが最近とても多かったので、まずは知っていること、感じていることをまとめてみようと思ったことが最初でした。
作者 | おーち ようこ |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 星海社 |
発売日 | 2017年11月25日 |
今回ご紹介した様々な作品が、皆さんの日常に新しい風を吹き込むきっかけになれば幸いです。歴史や舞台芸術、絵本など、多彩なジャンルから選びましたので、興味のあるテーマを見つけてぜひ手に取ってみてください。読書を通じて知識や感性を豊かにし、心豊かな時間をお過ごしいただければと思います。素敵な本との出会いが、皆さんの生活をさらに彩りますように。これからもおすすめの素敵な本をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!お気に入りの一冊が見つかりますように。
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