小松左京の予言的な作品4選

日本SF界の重鎮、小松左京さん。その未来予測の的確さには驚かされますよね。今回は、特に予言的だと感じる4作品をピックアップしてみました。まず一つ目は、国土がスクラップと化す恐怖を描いた作品。二つ目は核戦争後の荒廃した世界を描く名作で、現代の環境問題にも繋がるアイデアが含まれています。三つ目は、計算され尽くされた犯罪を描く作品で、今やデジタル犯罪が身近なテーマとなった現代に、彼が見抜いていた未来があります。四つ目は、決して願わないであろう終末を真正面から描いた作品。予言者小松左京の世界、ぜひご堪能あれ。
『復活の日 = VIRUS The Day of Resurrection』
| 作者 | 小松,左京,1931-2011 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 早川書房 |
| 発売日 | 2018年01月 |
『日本沈没. 上』
| 作者 | 小松,左京,1931-2011 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2020年04月 |
『果しなき流れの果に (角川文庫)』
| 作者 | 小松 左京 |
|---|---|
| 価格 | 673円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2015年04月25日 |
『空中都市008 アオゾラ市のものがたり』
どんな未来を夢見ますか?
ノーベル化学賞の田中耕一さんが少年時代愛読したことで新聞やテレビで話題!
この物語は「夢」のタイムカプセル。
いまの世界をつくった、「未来」が飛び出してくるよ!
空中都市008(ゼロゼロエイト)に引っ越してきた、ホシオくんとツキコちゃん。ここはいままで住んでいた街とはいろんなことがちがうみたい。アンドロイドのメイドさんがいたり、ふしぎなものがいっぱい……。
じつはこのお話、1968年に作者が想像した未来社会、21世紀の物語なのです。さあ、今と同じようで少しちがう、もうひとつの21世紀へ出かけてみましょう!
| 作者 | 小松 左京/和田 誠 |
|---|---|
| 価格 | 836円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2003年06月13日 |
これら4つの作品を紹介してきましたが、小松左京先生の作品は一体何がすごいのでしょうか。それは、彼の予知的な視点から物事を描ける才能です。彼の作品はついつい「これは未来の予言なのでは?」と思ってしまうような、現実に迫った設定が多く、それが読者を引き付ける大きな要素になっています。
また、小松左京先生の作品を読んでいくと、「これはほんとうに小松左京先生が予言なのか?それとも私たちが先生の作品を通して未来を予測しているのか?」と、考えさせられることがよくあります。それは、彼の作品が現実とフィクションの境界をぼやかすような描写を持っているからです。
彼の作品を読むと時としてゾッとするような恐ろしさを覚えるかもしれませんが、そこにはいつも人間の選択が存在します。小松左京先生が描く未来は、現在の私たちの行動によって変わる可能性を秘めています。それは厳しい未来だけでなく、希望に満ちた未来もまた然りでしょう。
東京が海底都市に変わるかもしれない、AIが人間を超えるかもしれない、そんな想像力を刺激する作品を通して、私たち自身が未来について考えるきっかけを提供してくれる。それが、小松左京先生の作品の持つ力の一つです。
これからも小松左京先生の作品を読んで、「もしも」を自分なりに考え、未来を想像してみることで、現実世界にも新たな視点を見つけられるかもしれませんね。それでは、次回も小松左京先生の別の面白い作品をご紹介しますので、お楽しみに。それが現実になるかもしれない、そんなわくわくする未来を一緒に想像していきましょう。
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