古代ローマを知る本3選
まず一冊目は、歴史と宗教が融合した魅力的な物語。ありのままの古代ローマ社会を描きつつ、神々や神話が日常生活に深く根づいていたことを独自の視点で捉えます。二冊目は、写実的な描写と人間ドラマの深みが魅力。ローマの光と闇を繊細に描き出し、当時の人々の生活や社会状況をリアルに伝えてくれます。最後の一冊は、ローマ帝国の栄光と衰退を描いた壮大な歴史冒険小説。政治や戦争だけでなく人々の日常や文化も丁寧に描かれていて、古代ローマの息吹を感じられます。どれも深みのある名作ばかり。ぜひお手に取って見てくださいね。
『ローマは一日にして成らず. 上』
作者 | 塩野,七生,1937- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2002年06月 |
『カラー版 世界の教養が身につくローマ史の愉しみ方』
2023年9月16日から12月10日まで東京都美術館で「永遠の都ローマ展」が開催されます(その後、福岡市美術館)。ローマ市のカピトリーノ美術館の所蔵品を中心にローマに関する美術品を展示するものです。古代ローマの歴史を知ることが、この展覧会をより楽しむための第一歩になります。ローマ史は西欧諸国の人々にとって、基本的な教養です。西欧の美術も文学も建築もすべてローマ史の教養があれば、より愉しめます。その教養をより高めるための一冊です。カラー写真も豊富に、ビジュアルでも愉しめます。
作者 | 本村 凌二 |
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価格 | 1390円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2023年09月08日 |
『図解古代ローマ人の日常生活 大帝国に生きた皇帝・庶民の素顔』
作者 | |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 洋泉社 |
発売日 | 2012年04月 |
では、これらの3冊を堪能して古代ローマの壮大な世界を肌で感じていただければと思います。厳密な歴史とは外れる部分もあるかもしれませんが、それでも盛り込まれた伝説や神話、人々の生活様式、社会状況などから、古代ローマの息づかいを感じ取ることができるでしょう。ただし、過去の文明を学ぶときには、自分自身が現代の視点と価値観を持ち込むことなく、できるだけ当時の人々の立場や視点で物事を理解しようとする姿勢が重要です。
また、古代ローマ文明は現代の多くの社会制度や文化、芸術にも大きな影響を与えた歴史的に非常に重要なものです。そういった視点からも、この古代ローマをテーマにした作品を読むことで、我々の生活や文化、社会を再評価し、理解を深める手がかりになることでしょう。
さらに、小説や漫画というメディアならではの醍醐味、それが人々の心の動きを描くことであり、人間の感情を直接、かつ深く描き出すことのできる手法を活かして、古代ローマの人々の生きざまや思考を感じてみて下さい。これらを体感することにより、まるでタイムマシンに乗って古代ローマへ旅をしたかのような感覚を味わえるのではないでしょうか。
こうした作品を通して、古代ローマの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。雄大な歴史の一部分を肌で感じることで、自分自身の世界観や見識が広がる可能性があります。それでは、読書の旅を心行くまでお楽しみください。
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