光によって変化する色を学ぶ!イラスト制作に役立つおすすめ本5選

色が物語を生み出し、その色を導くのが光。イラスト制作に役立つおすすめの本を5つピックアップしました。1つ目は、光と色の関係性を科学的に解明するもの。まるで教科書のように詳しく、理論に基づいた知識が学べます。次に、光の当たり方で色がどのように変わるかを実際の絵を使って解説する本。これを読めば、どんな光の状況でも自然な色を描くことが可能に。また、光や色彩を利用した作画テクニックを紹介する一冊も。プロの技を学べる絶好のチャンスです。そして、色彩心理を学べる本も。色の持つ力を理解し、感情表現に活かせます。最後に、美術史の中で色彩がどのように用いられてきたかを追う本。これらを通して、イラスト制作における「色」の深さと可能性を探求してみてはいかがでしょうか。
『色と光マスターガイド イラスト上達のための理論と実践』

作者 | 3dtotal Publishing/服部こまこ/宮本秀子 |
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価格 | 4158円 + 税 |
発売元 | ホビージャパン |
発売日 | 2023年02月09日 |
『光と色のチュートリアル : 陰影と色彩を自在に操る! : デジタル塗りの極意』

作者 | パク,リノ |
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価格 | 不明 |
発売元 | マール社 |
発売日 | 2021年12月 |
『画づくりのための光の授業 CG、アニメ、映像、イラスト創作に欠かせない、光の仕組みと使い方』

作者 | リチャード・ヨット/瀧下 哉代 |
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価格 | 3018円 + 税 |
発売元 | ビー・エヌ・エヌ新社 |
発売日 | 2019年11月14日 |
『カラー&ライト』

アーティストのためのアーティストによる、色彩と光の理論
作画に直結した解説と具体的な事例を示す豊富なイラストを掲載。アート、映画、ゲームをはじめ、さまざまな分野のアーティストに広く読まれています。
アメリカを代表する現代イラストレーターの一人であり、博識で知られるジェームス・ガーニーが、自身のアート制作の経験と知識を分かりやすく語る「A Guide for the Realist Painter:リアリズム絵画の手引き」シリーズ VOLUME 2
アートの基本は、光そして色彩にあります。鮮やかで、時間がたっても色あせない顔料を求めて世界中を探検した時代にはじまり、デジタルツールでアート作品を作れる現在に至っても、色彩と光をどう操るかはアーティストにとって最も興味のあるトピックでしょう。
光の性質、色の特徴を知ると、目に映ったものを視覚化するための方法が違った側面から見えてきます。光の描き方、色の歴史と性質、巨匠たちの色使い、人間の視覚などの理論からはじまり、さまざまな効果をもたらす配色方法(カラースキーム)、光と色の相互作用などの具体例が豊富に解説されています。
見開き2ページに1つのトピックがまとめられた、色彩と光についての読みやすい解説書です。さらに、光と色を巧みに使った巨匠の作品解説、ゲーテとニュートンをはじめ光の科学的側面からの考察、顔料の歴史など、読み物としても楽しめる内容です。
推薦の言葉:
アートスクールの学生だった頃にこの本に出会いたかった!
ーディラン・コール(Dylan Cole)、『アバター』コンセプトアートディレクター
ずっと探し求めてきた本、今まで決して出会うことのできなかった本がこれだ
ーマーク・トケット(Mark Tocchet)、フィラデルフィア芸術大学イラストレーション学科教授
これまでは、具象絵画を描くアーティストに向けて色彩と光を明快かつ徹底的に解説した書籍はありませんでした。本書の登場によって、その深刻な状況は一変しました。画題に正確かつ説得力のある表現を加えるためのさまざまな手法が解説された本書は、手描きのアーティストにも、デジタルアーティストにも大いに役立ちます。
ーネイサン・ファウクス(Nathan Fowkes)、DreamWorksコンセプトアーティスト、ロサンゼルスアカデミー・オブ・フィギュラティブ・アート講師
本書は、『Color and Light:A Guide for the Realist Painter 』(Andrews McMeel Publishing刊)の日本語版です。
作者 | ジェームス・ガーニー |
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価格 | 4180円 + 税 |
発売元 | ボーンデジタル |
発売日 | 2012年02月 |
『イラスト<光と色彩>解体新書』

作者 | ダテナオト/レミック |
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価格 | 2049円 + 税 |
発売元 | マイナビ出版 |
発売日 | 2022年08月24日 |
以上で、私のおすすめする「光によって変化する色を学ぶ!イラスト制作に役立つ本」の紹介を終えます。明るみと闇、複雑な光の反射や透過、そして物体が持つ本質的な色彩を理解し、それらを上手く組み合わせることで、生き生きとしたイラストを描くための知識を学ぶことができます。
それぞれの本は、対象となるテーマを深く掘り下げ、詳細な解説と豊富な例を通じて、あなたの理解を深める助けとなるでしょう。また、初心者から上級者まで、各々のレベルに合わせて学べる内容となっていますから、これから絵画やイラストに挑戦したいという方はもちろん、すでに描いている方でも新たな発見やインスピレーションを得られることでしょう。
私たちは日常的に様々な色に囲まれて生活していますが、それぞれの色がどのように生まれ、またどのように私たちの目や心を捉えているのかを知ることは、芸術作品を創るだけでなく、日々の生活を豊かにするための鍵となるかもしれません。この機会にぜひ、色についての知識を深めてみてください。
今回紹介した本たちは、自己表現のツールとしての色を理解するための一助となるでしょう。それぞれの本が持つ、独自の視点や解釈をあなたの創作活動に活かしてみてはいかがでしょうか。理論だけを学ぶのではなく、実際に筆を握り、感じたことや思ったことを形にすることで、きっと新たな世界が見えてくるはずです。
以上で紹介を終えますが、最後に一つだけ忘れてはならないことを伝えておきたいと思います。それは、「色は無限」であるということ。どんな色も、どんな組み合わせも可能性に満ちているのです。私たちの想像力次第でどんどん広がっていく、それが色彩の世界。ぜひとも、これらの本を通じて色彩の奥深さを追求し、あなただけの色彩表現を見つけてください。
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