音楽界の闇に迫る!音楽ミステリーおすすめ10選「シューマンの指」「さよならドビュッシー」など名作をご紹介
今回は、音楽ミステリーのおすすめ作品を集めました。音楽家たちの人間模様や音楽業界の表と裏、そして探偵たちの推理合戦など、魅力ある要素が盛りだくさんの作品ばかりです。中でも、「シューマンの指」「さよならドビュッシー」など、名作が登場します。さまざまな事情にて、音楽人としての生き様が描かれ、ミステリアスな展開にも注目です。作品内で話題になる曲や楽器にも興味深く、音楽好きにもお勧めです。業界の裏側や謎解きに興味がある方にもぜひ読んでほしいです。音楽にまつわる秘密と行き先不明となった人物から、今も未さきミステリーまで、音楽業界に迫っていきます。ぜひ一度手にとってみて、その魅力にたっぷりと浸ってみてください。
『シューマンの指』
音大のピアノ科を目指していた私は、後輩の天才ピアニスト永嶺修人が語るシューマンの音楽に傾倒していく。浪人が決まった春休みの夜、高校の音楽室で修人が演奏する「幻想曲」を偶然耳にした直後、プールで女子高生が殺された。その後、指を切断したはずの修人が海外でピアノを弾いていたという噂が…。
作者 | 奥泉 光 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年10月 |
『さよならドビュッシー』
ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生するー。『このミステリーがすごい!』大賞第8回(2010年)大賞受賞作。
作者 | 中山七里 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2010年01月 |
『この世の涯てまで、よろしく』
幽霊騒動と殺人事件をめぐり、青年ピアニストと音大生たちが走る走る!過去に置いてきた“謎”が奏でる、秘密と再会の物語。
作者 | フレドゥン・キアンプール/酒寄進一 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2011年05月 |
『歌の翼に ピアノ教室は謎だらけ』
「私、変な男の人を、見たの!」楽器店二階の音楽教室で、生徒の小学生ユイカが泣き出した。商店街周辺に変質者が出没していた矢先の事件-だが、少女と弟の証言が微妙にズレて…(第一話「バイエルとソナチネ」)。ピアノ教師杉原亮子が解きほぐす生徒たちの心の襞と綾。そして音楽大学を首席で卒業しながら、人前で演奏できなくなってしまった亮子自身の過去の秘密。些細な事件や奇妙な悩みを、亮子先生が穏和な推理で鮮やかに解決する癒しのミステリー連作。
作者 | 菅浩江 |
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価格 | 942円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2003年05月20日 |
『トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ』
プッチーニ作曲の歌劇『トスカ』上演中、主演女優のナイフが相手役の首筋に突き刺さった!「開かれた密室」である舞台に、罠を仕掛けた犯人の真意は!?さらに前例のない新演出の予告直後、第二の犠牲者が…。芸術フリークの瞬一郎と伯父の海埜刑事が、名作オペラゆえのリアリズムを逆手に取った完全犯罪の真相を追う。
作者 | 深水黎一郎 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年08月 |
『ジークフリートの剣』
「あなたは、幸せの絶頂で命を落とす」世界的テノールである藤枝和行が念願のジークフリート役を射止めた矢先、婚約者・有希子は老婆の予言どおりに列車事故で命を落とす。ジークフリート同様に“恐れを知らず”生きてきた和行だが、愛する人を喪った悲しみのあまり、遺骨を抱いて歌うことを決意した。そして和行の前に現れた美女ー。今年度「本格ミステリ大賞」候補作家の渾身作。
作者 | 深水黎一郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2010年09月 |
『ストラディヴァリウスを上手に盗む方法』
若き天才女性ヴァイオリニストの凱旋コンサート会場からこつ然と消えた、時価数十億の伝説の名器。突如容疑者と化した1800人の観衆。場内の不満が最高潮に達したとき、チャイコフスキーのあのメロディがー真犯人は?そして犯人が用いた、驚くべき犯行手口とは!?書下ろし表題作はじめ、全ページに美しい旋律が鳴り響く、珠玉の3篇。
作者 | 深水 黎一郎 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2017年05月17日 |
『椿姫を見ませんか』
注目の“椿姫”が大学オペラ練習中に毒死し、実在の“椿姫”を描いたマリー・デュプレシ像贋作事件が23年ぶりに浮上する。鍵を握る画家は日本画学生守泉音彦と気まぐれプリマ鮎村尋深の目前で息絶え、第二の“椿姫”も公演初日に斃れた。そして、第三の“椿姫”尋深が死を仕掛けられた舞台に上がるー。
作者 | 森雅裕 |
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価格 | 523円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1989年03月01日 |
『大いなる聴衆』
誘拐犯の目的は、カネではなかった。脅迫状にはただ一言。「ハンマークラヴィーアを弾け。しかも、完璧に」-。突然変更されたプログラム。紛糾する音楽祭。苦悩するピアニスト。2回目の本番が近づく…。このベートーヴェンの長大な難曲のどこかに、謎を解く鍵が?札幌とロンドンを舞台に華麗に展開する音楽ミステリー。
作者 | 永井するみ |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2000年08月30日 |
『マエストロ』
ロイヤルダイヤモンドの広告塔としてコンサートを行う美貌のヴァイオリニスト・神野瑞恵。ところが使っている名器グァルネリの調子が悪くなり、楽器商・マイヤー商会の柄沢の勧めで称号なきマイスターと呼ばれる保坂を訪ねる。そこで素性はわからないが、すばらしい音色を奏でるヴァイオリンに出会いー。演奏は一流半と評されていた瑞恵が陥った罠と彼女の力強い再生を鮮やかに描いた長編サスペンス。
作者 | 篠田節子 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2005年11月 |
以上、音楽ミステリーのおすすめ10選をご紹介しました。音楽界における人間ドラマやミステリアスな事件を描いた作品には、音楽を愛する者だけでなく、そうでない方にも楽しめるものがたくさんあります。また、作曲家や演奏家の生涯を描いた伝記的な作品も、音楽を学びたい方にはおすすめです。音楽という一つのテーマを通じて、人間の心に寄り添う作品が揃っている音楽ミステリー。是非、一度手に取ってみてはいかがでしょうか?楽しい音楽探求の旅になること間違いありません。
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