イヤミスおすすめ7選!

怖さと同時に頭脳戦の快感を楽しめる、いわゆる「イヤミス」作品。暗闇の中で何が起きるのか、巧妙なトリックはどう解決するのか、犯人は誰なのか…その興奮は一度ハマれば抜け出せない魅力があります。この記事では、その中でも特におすすめの7作品を厳選しました。早く読みたくなっちゃいますよね?
ハラハラドキドキのストーリー展開はもちろん、キャラクターたちの心理描写にも一流作家の力量が光ります。各作品とも作者の世界観が色濃く表現されており、登場人物が抱える秘密や葛藤、恐怖といったミステリーならではの要素が詰まっていますよ。それぞれの作品で素晴らしい逆転劇を楽しんでくださいね。
『リバース』

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていたーー。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある”闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
『夜行観覧車』『Nのために』のスタッフが結集し、本作『リバース』は2017年にドラマ化。主人公の深瀬和久には藤原竜也。恋人役には戸田恵梨香。深瀬の親友、広沢由樹には小池徹平。深瀬の大学時代のゼミ仲間には市原隼人、玉森裕太、三浦貴大など出演し話題になった。
作者 | 湊 かなえ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年03月15日 |
『告白』

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞した国民的ベストセラー。
作者 | 湊 かなえ |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2010年04月 |
『ユリゴコロ (双葉文庫)』

作者 | 沼田まほかる |
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価格 | 556円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2014年06月18日 |
『許されようとは思いません』

作者 | 芦沢,央,1984- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2019年06月 |
『犯人のいない殺人の夜 新装版』

親友が屋上から落ちて、死んだ。自殺と思えない「俺」は当時の様子を探り始めるが……。(「小さな故意の物語」)直美は死ぬ直前にビデオメッセージを残した。その理由とは……。(「さよならコーチ」)岸田家の中で殺人が起きた。しかしそこには、死体もなければ犯人もいない……?(表題作)渦巻く人間の欲望を描いた全七編を収録。エンタメの頂点を極めた著者が贈る、珠玉の短編集!
作者 | 東野圭吾 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2020年02月05日 |
『ボトルネック』

作者 | 米澤,穂信,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2009年10月 |
『代償』

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか? 衝撃と断罪のサスペンスミステリ。
作者 | 伊岡 瞬 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年05月25日 |
以上、選りすぐりのイヤミス作品を7つお届けしました。どの作品も読んだ後の衝撃は筆舌に尽くし難いものがありますよね。登場人物たちの恐ろしいほどの狡猾さや、事件の真相に辿り着くまでの予想外の展開など、一度ハマったら抜け出せなくなる程の独特な世界観を持った作品ばかりです。
イヤミスというジャンルは、一見陰鬱で暗いイメージを持たれがちですが、その巧妙なストーリーテリングや個々のキャラクターの深みなど、様々な観点から楽しむことができる魅力があります。一つの事件や状況をどのように捉えるか、そしてその先にある真実にどのように辿り着くのか、読者自身が推理・考察を楽しむことができるのも大きな魅力と言えるでしょう。
特に今回紹介した作品たちは、その人間ドラマや洞察力を必要とするストーリー展開が読者の心を深く揺さぶります。どの作品も絶対に読み応えがあり、読後には衝撃的な結末が待っていることでしょう。
イヤミスは、文字通り「嫌み」の感情が生まれつつも、それを楽しむというちょっと独特な文化を楽しむことができます。人間の心理を描写した作品は、自分自身と向き合い、人間性を再確認するきっかけにもなります。
それでは、どの作品から手をつけるか、その選択は皆さん次第です。どの作品も、読む者を選ばず、様々な驚きや感動を提供してくれることでしょう。心して読み進めてくださいね。絶対に後悔はさせませんから。
以上、イヤミス7選をお届けしました。「どれから読もうかな」なんて悩んでしまうくらい、どれもが素晴らしい作品ばかり。全てが初めての方も、イヤミス好きな方も、この機会に是非とも手に取ってみてください。
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