心温まる親子の絆を描いたノンフィクション小説おすすめ4選
親子の絆は、心温まるストーリーの素晴らしい題材ですよね。やさしさや勇気、愛情など、人間の本質を描いた作品をピックアップしました。第一の作品は、厳しい現実を乗り越えていく母子の勇気を描いたもの。次に、思春期の息子とかけ離れた世代の父とのぎこちないコミュニケーションを描いた一作。衝突しながらも理解しようと努力する姿が胸を打ちます。第三の作品は、父の大冒険に挑戦する少年の物語。父の背中を追いかけ、成長していく様子は微笑ましいです。最後に、娘の無邪気な質問に真剣に答える父親の姿を描いた作品。親子の日常を切り取ったこの作品は、愛おしさ溢れる1冊です。
『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』
父子の愛情に涙する、お弁当エッセイの名作誕生。
「高校3年間、毎日お弁当をつくる!」一人息子とした約束だから、破るわけにはいきません! そうして始まった怒涛のお弁当ライフ。つくりに作った数はなんと合計461食! 二日酔いの朝も、早出の朝も、休むことなく作り続けた著者。そして、きれいに空っぽになった弁当箱を持ち帰る息子。渡辺父子がお互いの想いを伝えあってきたのはこの“お弁当”だったのです。
地方ライブに出れば、その土地のお惣菜ネタを探し、居酒屋では味を盗み、息子のダイエットに知恵を絞る……。決して贅沢をするわけでなく、旬の食材を使った手作りの弁当には息子に伝えたい想いや教えが詰まっています。
凝り性の著者によって、見る見るうちに上達していくおかずや盛り付けのクオリティには目を見張るものがあり、そのセンスをマネしたくなります。さらに肩の力の抜けた料理作りのスタンスを知れば、お弁当デビューもしたくなるはず。秘伝の調味料や弁当作りのコツも満載。
| 作者 | 渡辺 俊美 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | マガジンハウス |
| 発売日 | 2014年04月30日 |
『父の詫び状』
宴会帰りの父の赤い顔、母に威張り散らす父の高声、朝の食卓で父が広げた新聞ーー。
だれの胸の中にもある、父のいる懐かしい家庭の息遣いをユーモアを交じえて見事に描き出し、“真打ち”と絶賛されたエッセイの最高傑作。また、生活人の昭和史としても評価が高い。
航空機事故で急逝した著者による、初めてのエッセイ集。全24篇を収録。初出は、日本初のタウン誌「銀座百点」。
解説・沢木耕太郎
| 作者 | 向田 邦子 |
|---|---|
| 価格 | 726円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2006年02月10日 |
『ぼくのお父さん』
『大家さんと僕』の著者が実の父を描く、ほのぼの感動の家族漫画。ぼくの「お父さん」は絵本作家。ずっと家にいて、一緒に遊び絵を描く。いつでもなんでも、絵に描く。夕飯に出た旬のタケノコを食べずに、絵に描く。そしておかずは冷めていく……。ふつうじゃなくて、ふしぎでちょっと恥ずかしい。ただの変わり者? それともーー。なつかしい「あの頃」を思い出す、全編オールカラーの最新作!
| 作者 | 矢部 太郎 |
|---|---|
| 価格 | 1265円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2021年06月17日 |
『とんび』
昭和37年、瀬戸内海の小さな街の運送会社に勤めるヤスに息子アキラ誕生。家族に恵まれ幸せの絶頂にいたが、それも長くは続かず……高度経済成長に活気づく時代と街を舞台に描く、父と子の感涙の物語。
| 作者 | 重松 清 |
|---|---|
| 価格 | 704円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2011年10月 |
今回は心温まる親子の絆を描いたノンフィクション小説を4つご紹介しました。どの作品も、家族愛や親子の絆という普遍的なテーマを真摯に扱い、読む者の心に深く響くものばかりです。それぞれの作品が制作される背景にあるのは、著者たち自身の生きざまや思い出、家族への深い愛情です。
読書は、ページをめくることで人々が別の世界に足を踏み入れ、新しい視点を得ることができる魔法のような時間です。しかもそれはたとえ自分たちの経験とは異なる物語でも、その中に込められた思いや人間ドラマは共感を呼び、自分自身の見方や考え方を見直すきっかけになります。
親子の絆を描いたこれらの作品は、多くの読者にとってそんな時間を提供してくれます。もしかしたら、過去の自分や家族のことを思い出し、涙するかもしれません。でも、その涙はきっと家族という存在の大切さを再認識する機会になるはずです。
最後に、これらの作品は読書の楽しみだけでなく、家族とのコミュニケーションや会話のきっかけにもなると思います。さまざまな家庭のあり方や親子関係を描いた作品を通して、自分たちの家庭や親子関係について考え、話し合う機会となれば最高です。
まだ読んだことがない方は、ぜひこの機会に手に取ってみてください。そして、それぞれの作品が持つ暖かさや人間性、家族へのメッセージを胸に刻んでいただければと思います。今回ご紹介した作品が、皆様の心に残るものであれば幸いです。
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