教養として知っておきたい！刑法の基礎知識が得られる入門書5選
教養に敏感なあなたへ贈る、刑法の基礎を楽しみながら学べる一冊をご紹介します。まずは、漫画と共に学べる入門書。著名な事件を用いた解説が特徴で、堅苦しいイメージを払拭してくれます。また、一読を終えると、「あれもこれも刑法！」と驚かされるユニークな視点です。次に、対話形式の一冊。回答者は刑法の専門家、問い掛けるのは一般人。知識量だけでなく、法律の面白さも体感できます。最後に、実体験に基づく一冊。明快な語り口で、法律の「なぜ」を理解できる一冊です。以上の5冊で、あなたも刑法の達人になりましょう。
『刑法の時間』
さまざまな書きぶりを採用した全く新しい刑法の入門書。議論を重ねて厳選した重要テーマを，総論・各論あわせて全28話に整理して１冊に。コンパクトにまとまっているのでどんな時でもさらっと読める。刑法が面白くなり，実は役に立つ学問であることがわかる！
| 作者 | 佐久間修／編集 橋本正博／編集 岡部雅人／著・文・その他 嘉門優／著・文・その他 南由介／著・文・その他 ほか |
|---|---|
| 価格 | 2100円 + 税 |
| 発売元 | 有斐閣 |
| 発売日 | 2021年04月05日 |
『はじめて学ぶ人のための刑法』
| 作者 | 加藤,正明,1977- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ぎょうせい |
| 発売日 | 2024年03月 |
『刑法入門』
犯罪とは何であり、なぜ犯人には刑罰が科されるのであろうか。また、「罪が犯された」と言うためには、どのような条件が必要なのか。刑事裁判に市民が参加する裁判員制度が導入されるなど、私たちも刑法の基本を理解することがこれまで以上に求められている。刑法学の第一人者が、犯罪と刑罰をめぐる考え方をわかりやすく解説する。
| 作者 | 山口 厚 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2008年06月20日 |
『刑の重さは何で決まるのか (ちくまプリマー新書)』
| 作者 | 高橋則夫 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2024年04月10日 |
『刑法的思考のすすめ 刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ！』
法を使って問題を解決していく、
論理的かつクリエイティブな【思考戦】を体験せよ！
ポップでポップでエキサイティングな法学講座開講！
有罪か？無罪か？
刑法の現場ではギリギリの思考戦が繰り広げられている。
「刑法的思考」とはその数多の思考戦の中から抽出された
ロジカルシンキングの結晶のようなもの。
物事を論理的に考え、批判的に検討し、多角的に分析する、
そのような思考の補助ツールとなってくれる。
本書では、実際の事件や事例から
刑法を使って考えることの面白さを熱量たっぷりにお伝えします！
1 本書でやろうとしていること
2 殺人罪(刑法199条)を使って考える
・「人を殺した」とはどういうことか(その1)(その2)
・「人を殺し」そこねた場合
・それは本当に「人」ですか?
3 身近な犯罪を使って考える
・窃盗罪(刑法235条)を使って考える
・名誉棄損罪(刑法230条)を使って考える
・詐欺罪(刑法246条)を使って考える
4 刑法的思考の限界とその先
・刑法特有の制約
・新しい犯罪は作れる
・「使う」か「作る」か
5 刑法的思考の後で:刑法について知る
・日本の刑法の歴史
・日本の刑法の特徴
・刑法的思考で死刑を考える
| 作者 | 仲道 祐樹 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 大和書房 |
| 発売日 | 2022年03月24日 |
以上、「教養として知っておきたい！刑法の基礎知識が得られる入門書5選」をご紹介しました。真面目に学べる専門書から、楽しみながら学べる作品まで、手に取る方の目的や好みに合わせて選ぶことができるのが良いですよね。刑法が初めての方でも、これらの入門書を通じて、新たな知識や視点が見つかることでしょう。
また、教養を深めるだけでなく、刑法の理解は日常のニュースを見たり、社会問題について考える時にも役立つものです。これからますます変わりゆく社会の中で、法律についての知識は大切な武器となるはずです。
一冊でも読んだら、身の回りの出来事に対する視野が広がったり、物事の捉え方が少し変わってくることでしょう。一つ一つの法律がどのような背景から生まれ、どのように適用されているのか。そうした法の世界に足を踏み入れてみるのも、新たな自己啓発の一つかもしれませんね。
それぞれの著者から学べる知識や洞察を吸収することで、自分自身の思考や視野を広げてみてはいかがでしょうか。決して難しくない、刑法の世界への入り口がこれらの入門書です。ぜひ手に取り、深い学びの旅を始めてみてください。
最後に、すべての読者がこれらの推薦書籍を通じて刑法の興味深さを感じ、更なる知識への探求心が芽生えることを願っています。さあ、あなたも刑法という新たな世界へ、一歩踏み出してみませんか。
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