『怪談』などがじっくり読める!小泉八雲のおすすめ作品集5選

日本の風土や文化、人々の精神性を描きつつ、少々の怖さと謎解きが楽しめる小泉八雲の作品。彼の作品には怪談も多いですが、そのどれもが日本特有の美しさを感じさせます。中には読み終えた後に思わず「うーん」と考え込むような深みのある話も。また、彼の作品は一つ一つが短く、読み易さが特徴的です。だからこそ、手軽に楽しむことができ、また何度でも読み返すことができます。そして毎回、新たな発見や感動があることでしょう。今すぐ、小泉八雲の世界へ旅立つ準備はできていますか?深い想像力と共に、心地良い恐怖を味わいましょう。
『怪談・骨董』

「耳なし芳一の話」「雪女」など、日本に伝わる伝説や怪談を文学として再話した傑作群を収める、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の二大作品集『怪談』『骨董』を、ハーン研究の第一人者が個人完訳した決定版。
・
【怪談】
耳なし芳一の話
おしどり
お貞の話
乳母桜
策略
鏡と鐘と
食人鬼
狢(むじな)
轆轤首(ろくろくび)
葬られた秘密
雪女
青柳の話
十六桜
安藝之介の夢
力ばか
ひまわり
蓬莱
・
〈昆虫の研究〉
蝶
蚊
蟻
・
【骨董】
〈古い話〉
幽霊滝の伝説
茶碗の中
常識
生霊
死霊
お亀の話
蠅の話
雉の話
忠五郎の話
ある女の日記
平家蟹
螢
露の一滴
餓鬼
日常の事
夢想
病理的なるもの 真夜中に
草ひばり
夢を食らうもの
・
[解説]小泉八雲と階段の世界
作者 | 小泉 八雲/平川 祐弘 |
---|---|
価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2024年02月06日 |
『小泉八雲の世界一美しい怪談』

人の心の弱さと醜さを映す
奇奇怪怪な物語の世界へ
NHK朝ドラ「ばけばけ」で話題の小泉八雲の怪談が1話5分で読み切れる短編集。珠玉の名作17篇をその世界観が際立つ現代超訳に。気鋭のアーティスト6名が描く、ずっと眺めていたくなる神秘的なイラストとともにお届けする。
参加アーティスト:カワグチタクヤ/さとま/すり餌/HER/橋賢亀/Minoru
【収録話】
1.鏡と鐘と
2.猫を描いた少年
3.忠五郎のはなし
4.幽霊滝の伝説
5.死霊
6.生霊
7.常識
8.轆轤首
9.食人鬼
10.因果ばなし
11.破られた約束
12.お貞のはなし
13.青柳の話
14.閻魔大王の法廷にて
15.鮫人の恩返し
16.耳なし芳一
17.雪女
作者 | 小泉八雲/亡霊 |
---|---|
価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | CEメディアハウス |
発売日 | 2025年09月29日 |
『小泉八雲集』

作者 | 小泉 八雲 |
---|---|
価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1975年03月18日 |
『怪談・奇談』

日本を深く愛しつづけたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)1890年に来日以来、日本の物語や民間信仰、風習等を通して、西洋至上主義に捉われることなく日本を理解しよと務め、数多くの秀れた作品を残した。本巻は八雲の作品の中でも「耳なし芳一」「轆轤首」「雪女」等、一般に親しまれている怪談・奇談42篇を、気鋭のハーン研究者達の新訳で収録。さらに巻末にこれらの原拠30篇も翻刻した。
1 耳なし芳一
2 おしどり
3 お貞の話
4 乳母桜
5 策 略
6 鏡と鐘と
7 食人鬼
8 貉(むじな)
9 轆轤首(ろくろくび)
10 葬られた秘密
11 雪 女
12 青柳の話
13 十六桜
14 安藝之介の夢
15 宿世(すくせ)の恋
16 因果話
17 天狗の話
18 和 解
19 普賢菩薩(ふげんぼさつ)の伝説
20 死骸にまたがった男
21 菊花の約(ちぎり)
22 破られた約束
23 閻魔の庁で
24 果心居士(かしんこじ)の話
25 梅津忠兵衛
26 夢応の鯉里(りぎょ)
27 幽霊滝の伝説
28 茶碗の中
29 常 識
30 生 霊
31 お亀の話
32 蠅の話
33 忠五郎の話
34 鏡の少女
35 伊藤則資の話
36 美は記憶なり
37 美の悲哀
38 薄明の認識
39 破 片
40 振 袖
41 夜光るもの
42 ゴシックの恐怖
43 解 説
44 原 拠
作者 | 小泉 八雲/平川 祐弘 |
---|---|
価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1990年06月01日 |
『新編日本の面影』

作者 | Hearn,Lafcadio,1850-1904 池田,雅之,1946- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2000年09月 |
今回は、幽玄で独特の世界観を描き出す小泉八雲の作品をいくつかご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。神秘的な怪談から日本の風俗習慣に至るまで、その多岐にわたるテーマは、私たちが普段見逃しやすい日本の魅力を再確認する良いきっかけになるはずです。
小泉八雲の作品は一度手に取れば、それが何か忘れることなく記憶に焼き付く強いインパクトを持っています。その緻密な筆致は彼の独特の眼差しから生み出されたもので、それはまさに私たちが思い描く「日本らしさ」そのものと言えるでしょう。
もちろん、彼の作品を読むためには一定の心の準備が必要です。それは不思議な世界へ踏み込む覚悟、新たな視点を持つ勇気、そしてある種の美的感覚の開放が必要だと思います。しかし、それらを満たすことができれば、彼の世界を旅することは間違いなく素晴らしい体験となるでしょう。
私たちはどこかで、日常生活の独特の風景や特別な出来事を、心のどこかで切なく美しいと感じたことがあるはずです。小泉八雲の作品は、その感覚を形にしたものであり、私たちが「美しい」と感じるもの全てに通じる普遍性を秘めています。
最後に、小泉八雲の世界は物語だけでなく、彼の視線そのものが作品とも言えます。日本の風景を見つめ、その奥深さを見抜く彼の視線からは、まさに無限の可能性が広がっています。その視線を追い求め、あなた自身の中に新たな風景を見い出してみてはいかがでしょうか。これからも小泉八雲の作品と共に、より豊かな読書ライフをお楽しみいただければ幸いです。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。