鈴木涼美5選
こんにちは!今回は鈴木涼美さんの作品の中から私の5選をご紹介します!鈴木さんの作品は、とにかく感動的で、物語の一環一環が心に残るんです。青春の一ページを切り取ったような繊細さに始まり、怒涛の展開へと続く作品や、日常の中にひそむドラマを見つけさせてくれる作品まで、幅広い魅力が詰まっています。そして何より、鈴木さんが描くキャラクターたちの生きる力、人間力が物語を一層引き立てます。他の作家さんにはない、鈴木さんならではの繊細さと深みにきっとあなたも引き込まれるはず!一度、読んでみてくださいね。
『めめSHEやつら 賢くて愚かな私たちを補完する、彼女たちの物語(1)』
「自分の痛みと似たような痛みがどこかの誰かの物語の中に潜んでいることに心強くなって、荒々しい現実が生きるに値するもののような気がしてくる、ああいう瞬間を生きたいといつも思っている。それは私たちの生きざまを、効率よくはしないかもしれないけれど、どこかで少し豊かにする」(「はじめに」より)。
小説、漫画、映画、ドラマ、etc--。数多の物語に登場する女性たちの姿から、迷路のような女の人生をサバイブするヒントを探る『ダ・ヴィンチ』の人気連載がついに書籍化。
新井すみこの連載イラストもフルカラーで収録。
| 作者 | 鈴木 涼美/新井 すみこ |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2025年11月20日 |
『典雅な調べに色は娘』
| 作者 | 鈴木,涼美,1983- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2025年11月 |
『ギフテッド』
第167回芥川賞候補作にして、『「AV女優」の社会学』『身体を売ったらサヨウナラ』などで知られる鈴木涼美の、衝撃的なデビュー中編。歓楽街の片隅のビルに暮らすホステスの「私」は、重い病に侵された母を引き取り看病し始める。母はシングルのまま「私」を産み育てるかたわら数冊の詩集を出すが、成功を収めることはなかった。濃厚な死の匂いの立ち込める中、「私」の脳裏をよぎるのは、少し前に自ら命を絶った女友達のことだったーー「夜の街」の住人たちの圧倒的なリアリティ。そして限りなく端正な文章。新世代の日本文学が誕生した。
| 作者 | 鈴木 涼美 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2022年07月12日 |
『ノー・アニマルズ』
2025年に取り壊しが決まっている期限つきの“棲み処”。そこで生きる人間たちの「欲望」を描いた著者初の連作集!
俗世というジャングルをサバイブする男女はアニマルか。
グランドホテルならぬグランド古マンション形式の物語は、混沌として続いてゆく。----桐野夏生氏
両親が離婚し、母とふたりで暮らしている高校生の羽衣。母の自己中ぶりには慣れたが、母の今の恋人のことは心底気にくわない。その男と別れてくれたら母の全てを許してやるのに。
「501号室 十七歳はこたつで美白に明け暮れたい」
十年以上ホストとして生きてきた春樹。いずれは店を辞め同棲中の女を実家に連れていこうと考えていたが、女は勝手に出ていってしまい……。
「309号室 三十三歳はコインロッカーを使わない」
子どもが欲しいかどうかもよくわからないまま卵子凍結することを決めた有希子。人生の選択を先送りする最良の方法だと思ったけれどーー。
「403号室 三十九歳は冷たい手が欲しい」
ほか、全7篇を収録
【目次】
204号室 二十八歳は人のお金で暮らしたい
403号室 四十三歳はどうしても犬が飼いたい
402号室 八歳は権力を放棄したい
501号室 十七歳はこたつで美白に明け暮れたい
309号室 三十三歳はコインロッカーを使わない
403号室 三十九歳は冷たい手が欲しい
1階 二十六歳にコンビニは広すぎる
【著者プロフィール】
鈴木涼美 (すずき・すずみ)
1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部在学中にAV デビュー。その後はキャバクラなどに勤務しながら東京大学大学院社会情報学修士課程修了。修士論文はのちに『「AV 女優」の社会学』として書籍化。2022 年『ギフテッド』が第167 回芥川賞候補作、23年『グレイスレス』が第168 回芥川賞候補作に。他の著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』『浮き身』『トラディション』『YUKARI』『娼婦の本棚』等多数。
| 作者 | 鈴木 涼美 |
|---|---|
| 価格 | 2090円 + 税 |
| 発売元 | ホーム社 |
| 発売日 | 2025年03月26日 |
『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』
まっとうな彼氏がいて、ちゃんとした仕事があり、昼の世界の私は間違いなく幸せ。でも、それだけじゃ退屈で、おカネをもらって愛され、おカネを払って愛する、夜の世界へ出ていかずにはいられないー「十分満たされているのに、全然満たされていない」引き裂かれた欲望を抱え、「キラキラ」を探して生きる現代の女子たちを、鮮やかに描く。
| 作者 | 鈴木涼美 |
|---|---|
| 価格 | 638円 + 税 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2016年12月06日 |
以上、鈴木涼美さんの独特な世界観を描き出す5つの作品をご紹介させていただきました。鮮やかなイラストレーションと、誰もが感じることのできる普遍的な感情を描いたストーリーは、読者の心を掴むこと間違いなしです。
鈴木さんの作品を読むと、日常の中にこんなにも色んなドラマが隠れているのかと気づかされます。ちょっとしたことから、想像もつかないような独自の世界が広がっていて、それはまるで魔法にかかったような感覚。毎度、その発想の豊かさには驚かされます。
鈴木さんの作品の魅力はまだまだたくさんありますが、それはひとつひとつ丁寧に読み解き、味わい尽くすことでこそ感じ取れる美味しさだと思います。言葉にならないような感情を、一冊の作品を通じて感じたくないですか?
あ、でもあまりにも夢中になりすぎてしまうと、現実の時間を忘れてしまうかもしれませんね。それくらい、鈴木さんの作品は引き込まれる力があります。ですから、読むときは時間に余裕をもって。そうすれば、さらに深い楽しさを感じることができますよ。
日常と非日常が織りなす独特の世界観、描かれる人間模様、そしてそれを支える美しい絵。鈴木涼美さんの作品をこれから読む皆さん、羨ましいです。きっと、あなたたちの心に深く響く何かが待っているはずです。それでは、素敵な読書の時間をお過ごしくださいませ。
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