チーズの歴史を知る本 おすすめ6選
チーズ好きの皆さん、こんにちは!美味しいチーズに舌鼓を打ちながら、その歴史や由来、製法が知りたいと思ったことはありませんか?今回は、そんなチーズ愛好家のためのおすすめの本を6選ピックアップしました。
チーズの起源から現代までの変遷を描く歴史書。中世ヨーロッパの聖職者たちが確立した製法から派生した、現代フランスの伝承チーズの製法について考察する辞典的な一冊。アメリカの工業化されたチーズ製造から生まれた新種チーズと、それに対する反工業的な手作りチーズの衝突を描く社会学的な一冊。
どれもチーズに対する熱い思いと深い知識が詰まった一冊ばかりです。これを読んで、あなたのチーズライフが少しでも豊かになれば幸いです。
『チーズの歴史』
五千年以上前から人類とともにあったチーズ。乳の出る家畜さえいればその地域独自のものが作られた。農家で手作りする少量のものから、工場で大量生産されるものまで、チーズがいつ、どこで、なぜ発明されたかを明らかにする。2011年6月ブルース・インターアクションズ刊の新訳版。
| 作者 | アンドリュー・ドルビー/富原 まさ江 |
|---|---|
| 価格 | 2530円 + 税 |
| 発売元 | 原書房 |
| 発売日 | 2024年01月23日 |
『チーズの世界史 各国の歴史風土を凝縮した発酵食』
人類にとって身近な発酵食品であり、多くの人を魅了してやまない嗜好品でもある「チーズ」。長大な歴史のなかで、驚くほど多様な種類が生まれた一方、戦争や革命、宗教対立とともに発展と衰退をくり返してきた。ときに劇的なものがたりも秘める、その壮大な歩みを追う!
| 作者 | 木榑 博 |
|---|---|
| 価格 | 1100円 + 税 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2025年02月26日 |
『チーズと文明』
古代南西アジアで誕生したチーズは、ギリシャの神々に捧げられ、ローマ帝国の繁栄を享受し、キリスト教と共にヨーロッパ各地に広がり、時にはオランダ商船によって運ばれ、産業革命に立ち会い、ピューリタンと新大陸へと渡り、そして現代アメリカとヨーロッパの間では原産地名称と生乳使用をめぐって貿易紛争が繰り広げられる…、いつの時代もチーズは私たちの営みと共にある。
| 作者 | ポール・S.キンステッド/和田佐規子 |
|---|---|
| 価格 | 3080円 + 税 |
| 発売元 | 築地書館 |
| 発売日 | 2013年06月04日 |
『チーズの歴史 : 5000年の味わい豊かな物語』
| 作者 | Dalby,Andrew,1947- 久村,典子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ブルース・インターアクションズ |
| 発売日 | 2011年07月 |
『チーズの事典 絵画・建築・映画・文学で味わう』
種類も味わいもさまざまな、奥の深いチーズの世界。
本書は、AOP認定(フランスの食品の品質管理基準)された、ナチュラルチーズ45点を取り上げています。
チーズの基本的な製造方法や特徴、味わいや食べ方の紹介はもちろん、そのチーズが作られた土地にまつわる歴史的背景や文化、
アート、建築、映画なども、豊富なビジュアルを贅沢に掲載してくわしく紹介しています。
チーズが作られた土地のカルチャーを知ることで、味わいもさらに奥深くなるはず。
ぜひ、知識と文化の旅をしながら、チーズを味わっていただきたい一冊です。
さらに、相性のいいワインの見つけ方やパンとチーズの組み合わせ方も紹介。
また、意外と知らない素朴な疑問や、知っておくと便利な情報まで、チーズにまつわるQAを掲載。
本書はチーズの初心者から、プロ資格を目指すチーズ愛好家まで、観て読んで楽しめる、チーズのカルチャー本です。
■目次抜粋
チーズの基礎知識のこと
チーズの種類と認定
チーズの原料
チーズの産地
Fromage 01 白カビタイプ
カマンベール・ド・ノルマンディ/ヌフシャテル/ブリー・ド・モー/ブリー・ド・ムラン ほか
Fromage 02 青カビタイプ
ロックフォール/ブルー・デ・コース/ブルー・ド・ジェックス/フルム・ダンベール ほか
Fromage 03 セミハードタイプ
オッソー=イラティ・ブルビ・ピレネー/モルビエ/ルブロション・ド・サヴォワ/トム・デ・ボージュ ほか
Fromage 04 ハードタイプ
コンテ/アボンダンス/ボーフォール
Fromage 05 ウォッシュタイプ
リヴァロ/ポン・レヴェック/マロワール/モン・ドール ほか
Fromage 06 シェーヴルタイプ
マコネ/シュヴロタン/ピコドン/リゴット・ド・コンドリュー ほか
Fromage 07 フレッシュタイプ
ブロッチュ
チーズに合うワインとパン
Fromage Q&A
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チーズの基礎知識のこと
チーズの種類と認定
チーズの原料
チーズの産地
Fromage 01 白カビタイプ
カマンベール・ド・ノルマンディ/ヌフシャテル/ブリー・ド・モー/ブリー・ド・ムラン ほか
Fromage 02 青カビタイプ
ロックフォール/ブルー・デ・コース/ブルー・ド・ジェックス/フルム・ダンベール ほか
Fromage 03 セミハードタイプ
オッソー=イラティ・ブルビ・ピレネー/モルビエ/ルブロション・ド・サヴォワ/トム・デ・ボージュ ほか
Fromage 04 ハードタイプ
コンテ/アボンダンス/ボーフォール
Fromage 05 ウォッシュタイプ
リヴァロ/ポン・レヴェック/マロワール/モン・ドール ほか
Fromage 06 シェーヴルタイプ
マコネ/シュヴロタン/ピコドン/リゴット・ド・コンドリュー ほか
Fromage 07 フレッシュタイプ
ブロッチュ
チーズに合うワインとパン
Fromage Q&A
| 作者 | チーズ王国 |
|---|---|
| 価格 | 2420円 + 税 |
| 発売元 | 誠文堂新光社 |
| 発売日 | 2019年05月10日 |
『図説チーズの文化誌』
| 作者 | 森枝,卓士,1955- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 1999年09月 |
チーズが主役の物語、いかがでしたか?知識とともに教養も深まり、読み終わったあとは何だか少し胸が誇らしくなる、そんな魅力的な6作品をご紹介しました。これらの作品を通して、チーズがただ食べるためだけのものでなく、文化や歴史、人々の生活や哲学に深く根付いていることを改めて感じることができることでしょう。
それぞれの作品は、チーズの製造方法、種類、起源等を根底に持ちつつも、それぞれ異なる視点からチーズを描き出しています。一冊は美食家の視点から、ある一冊は科学者の視点から、またある一冊は歴史家の視点からと、様々です。そしてそれぞれの視点が絡み合い、一つの大きな「チーズ」の世界を見せてくれます。
チーズの世界はここで終わりではありません。ここでご紹介した6冊は、その入り口にすぎません。これを機に、ぜひ自身でも更に深く、広くチーズの世界を探求してみてください。そして、美味しいチーズとともに豊潤な時間を過ごすことができれば、これ以上に素晴らしいことはありません。
各作品それぞれが、チーズの世界をさまざまな角度から描き出し、読者に新たな発見や感動を与えてくれます。今回ご紹介した作品が皆様の道しるべとなり、チーズという一見身近な存在でも、深く掘り下げれば無限の可能性と魅力があることを知るきっかけとなれば幸いです。さあ、あなたも一緒にチーズの魔法に取り憑かれてみませんか。きっと新たな世界が広がることでしょう。
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