人生の答え探し!哲学をテーマにした小説おすすめ8選

あなたの心に潜む深深なる疑問、生きる意味や存在の本質について…。そんな哲学的な疑問を小説を通じて探る作品をいくつかご紹介します。社会風刺を込めながら人間の愚行を問う作品から、一見平凡な日常に潜む世界観を浮かび上がらせる作品までバラエティ豊かに揃っています。超越的な存在や死後の世界についても考えさせられる作品もあり、頭をフル回転させること間違いなし!哲学初心者から上級者まで楽しめる一冊に出会えると思いますよ。ぜひ、気になる一冊を手に取ってみてくださいね。
『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』

ニーチェ、サルトル、キルケゴール、ショーペンハウアー、サルトル、ハイデガー、ヤスパース!あの偉大なる哲学者たちが、現代的な姿になって現れ、高校二年生の主人公アリサに、“哲学する“とは、何かを教えていく小説。
作者 | 原田まりる |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2016年09月30日 |
『新装版 ソフィーの世界 上 ―哲学者からの不思議な手紙』

作者 | ヨースタイン・ ゴルデル/池田 香代子/須田 朗 |
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価格 | 943円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2012年07月31日 |
『グラフィック版 ソフィーの世界(下) : 哲学者からの不思議な手紙』

作者 | ヨースタイン・ゴルデル ヴァンサン・ザビュス ニコビー 須田朗 山本知子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 |
『【合本版】ゼロの使い魔 全22巻 (MF文庫J)』

作者 | ヤマグチノボル/兎塚 エイジ |
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価格 | 12632円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年02月23日 |
『時計じかけのオレンジ〔完全版〕』

近未来の高度管理社会。15歳の少年アレックスは、平凡で機械的な毎日にうんざりしていた。そこで彼が見つけた唯一の気晴らしは超暴力。仲間とともに夜の街をさまよい、盗み、破壊、暴行、殺人をけたたましく笑いながら繰りかえす。だがやがて、国家の手が少年に迫るースタンリー・キューブリック監督映画原作にして、英国の二十世紀文学を代表するベスト・クラシック。幻の最終章を付加した完全版。
作者 | アントニイ・バージェス/乾 信一郎 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2008年09月05日 |
『死に至る病』

「死に至る病とは絶望のことである」。──この鮮烈な主張を打ち出した本書は、キェルケゴールの後期著作活動の集大成として燦然と輝いている。本書は、気鋭の研究者が最新の校訂版全集に基づいてデンマーク語原典から訳出するとともに、簡にして要を得た訳注を加えた、新時代の決定版と呼ぶにふさわしい新訳である。「死に至る病」としての「絶望」が「罪」に変質するさまを見据え、その治癒を目的にして書かれた教えと救いの書。
実存主義の祖セーレン・キェルケゴール(1813-55年)の主著、待望の新訳!
「死に至る病とは絶望のことである」。──この鮮烈な主張を打ち出した本書は、キェルケゴールの後期著作活動の集大成として燦然と輝いている。本書は、気鋭の研究者が最新の校訂版全集に基づいてデンマーク語原典から訳出するとともに、簡にして要を得た訳注を加えた、新時代の決定版と呼ぶにふさわしい新訳である。
キェルケゴールは、本書の第一編で、まず人間を普遍的かつ非キリスト教的な視座から描き、人間の特定のあり方が「死に至る病」としての「絶望」であることを明らかにした上で、絶望がさまざまな仕方で具現化されるさまを見ていく。そして続く第二篇では、キリスト教的な視座から人間を改めて捉え直し、その考察を通して、心理学的な概念である「絶望」がキリスト教的な概念である「罪」に変質していくことを指摘する。そうして、その罪がさまざまな仕方で具現化されるさまが描き出されて本書は閉じられる。
このようにして「絶望」と「罪」の精緻を極める診断が行われる目的は「死に至る病」を治療することにあった。キェルケゴールはこう言っている。「この書全体において、私は信頼できる航路標識にしたがって舵をとるように、信仰にしたがって舵をとっている」。そうして読者の一人一人をキリスト教の信仰に導き、「死に至る病」を治癒させること。キェルケゴールが生きたキリスト教世界からは遠く離れた現代日本であるが、人間が「絶望」から無縁ではいられない存在であるかぎり、本書は限りない教えと救いを与えてくれるに違いない。
作者 | セーレン・キェルケゴール/鈴木 祐丞 |
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価格 | 1265円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年04月11日 |
『ガリバー旅行記』

1726年にロンドンで刊行された『ガリバー旅行記』は、アイルランド出身の聖職者でジャーナリストのジョナサン・スウィフトが書いた4部構成の諷刺小説です。現在にいたる300年のあいだ、世界中の子どもと大人に読み継がれてきました。次々と起きる出来事、たっぷりの諷刺、理屈抜きの面白さ!本書は定評と実力をそなえた米文学者の柴田元幸が、「お茶の間に届くこと」を意識して、朝日新聞に好評連載した翻訳の書籍化です。夏目漱石は『ガリバー旅行記』の諷刺の特質を論じて「古今の傑作」と高く評価し(『文学評論』「スウィフトと厭世文学」)、20日世紀の傑作諷刺小説『動物農場』や『一九八四年』を描いたジョージ・オーウェルも「飽きることなどまずあり得ない本」と賞賛しました(「政治対文学ーー『ガリヴァー旅行記』論考」)。物語は嵐にあって船が難破、必死に泳いで辿り着いた島が小人国のリリパット。そして次には巨人国のブロブディングナグ、空飛ぶ島のラプータ、支配される島のバルニバービ、フウイヌムと呼ばれる馬たちが暮らす理想郷へと……4部構成で縦横無尽にすすみゆきます。訳者解説では『ガリバー旅行記』の出たとこ勝負で縦横無尽に進んでいくストーリの面白さの特質が分析されています。作品を創造的に描きこんで連載時より好評を博した挿絵の平松麻による口絵4頁つき。◯目次出版者から読者へ 第1部・リリパット国渡航記 第2部・ブロブディングナグ国渡航記 第3部・ラプータ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリブ、日本渡航記 第4部・フウイヌム国渡航記 ガリバー船長から縁者シンプソンへの手紙 告 解説
作者 | ジョナサン・スウィフト/柴田元幸 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2022年10月07日 |
『1984 (角川文庫)』

作者 | ジョージ・オーウェル/田内 志文 |
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価格 | 832円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年03月24日 |
それぞれの作品が描き出す、人生や世界の意味、価値観、倫理、道徳といったテーマは、ひとりひとりの生き方に大いに影響を与え、我々が何を選択し、何のために生き、何を大切にするのかという指針となるものです。
これらの作品を通じて、あなた自身がどのような哲学を持つか、またはどのような哲学に共感するかを見つけてみてください。それはあなたの人生の中で重要な役割を果たすことでしょう。別の視点を提供してくれる作品ほど、価値があるとも言えます。
かく言う私も、これらの作品を読むことで、一見矛盾して見えるさまざまな考え方を理解する手助けを受けた一人です。それは個々の観点が混在することで、より豊かで多面的な世界観を描く材料を手に入れることができました。
そして最後に、これらの作品が示唆していることを鵜呑みにするのではなく、一度違和感や疑問を持ってみることをお勧めします。それが哲学への第一歩であり、あなた自身のフィルターを通して物事を見る力を育てる糧になります。
読書はあなたをどこにでも連れて行ける旅。目の前のページの向こうには、未知なる冒険と新しい発見が待っています。きっとあなたが探している答えが、どこかのページの中に隠れているはずです。哲学的な視点を持った作品を読むことで、より深い人生観や世界観を持つきっかけになれば幸いです。
心からそんな期待をしています。今回ご紹介した作品たちが皆さんの心に響き、人生の選択を豊かにしてくれることを願っています。
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