真梨幸子おすすめ7選!

真っ白な紙一枚から生まれた登場人物たちが、ページをめくるごとにリアルに生き生きと活動する…そんな世界を創り出す、真梨幸子さんの作品。深い洞察力と繊細な筆致で描かれる人間ドラマは、読む者の心に深く残ります。青春の涙と笑顔、大人の葛藤と成長…その幅広いテーマは、どれもが共感を呼びます。また、恋愛から家族愛、友情まで節度を保った表現は、年齢性別を問わずに幅広い読者に愛されています。なおかつ、その淡々とした文体が心地好いですよ。7作品の中でも、特に心打たれたエピソードをピックアップしました。これを機に、ぜひ真梨幸子さんの世界に足を踏み入れてみてくださいね。
『殺人鬼フジコの衝動』

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた十一歳の少女。だが彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生は、薔薇色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?精緻に織り上げられた謎のタペストリ。最後の一行を読んだ時、あなたは著者が仕掛けたたくらみに戦慄し、その哀しみに慟哭する…。
作者 | 真梨幸子 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2011年05月 |
『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』

一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。その母である下田茂子が独占取材に応じるというのだ。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になったフジコの育ての親でもあった。茂子のもとに向かう取材者たちを待ち受けていたものは…。
作者 | 真梨幸子 |
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価格 | 712円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2012年11月 |
『みんな邪魔』

少女漫画『青い瞳のジャンヌ』をこよなく愛する“青い六人会”。噂話と妄想を楽しむ中年女性たちだったが、あるメンバーの失踪を機に正体を露にし始める。飛び交う嘘、姑息な罠、そして起こった惨殺事件ー。辛い現実から目を背け、ヒロインを夢見る彼女たち。その熱狂が加速する時、新たな犠牲者が…。殺人鬼より怖い平凡な女たちの暴走ミステリ。
作者 | 真梨幸子 |
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価格 | 838円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2011年12月 |
『女ともだち』

1章 楢本野江 2003年4月
2章 田宮瑤子 2005年9月
3章 ブラディータワー殺人事件の真相1
(『月刊グローブ』二〇〇六年六月号)
4章 吉崎満紀子 2006年6月
5章 ブラディータワー殺人事件の真相2
(『月刊グローブ』九月号)
6章 ブラディータワー殺人事件の真相3
(『月刊グローブ』十月号)
7章 井沢詩織 2006年9月
8章 ブラディータワー殺人事件の真相4
〈一稿〉
9章 小松佳苗 2006年10月
10章 ブラディータワー殺人事件の真相4
(『月刊グローブ』十一月号)
最終章
作者 | 真梨 幸子 |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年01月 |
『6月31日の同窓会』

作者 | 真梨 幸子 |
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価格 | 1111円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 |
『5人のジュンコ』

連続結婚詐欺&不審死事件の容疑者ー稀代の毒婦、佐竹純子。こんなとき“彼女”なら、どうするだろう?「そんなの簡単だよ」親友だった女、被害者の家族、事件を追うジャーナリストのアシスタント…。彼女たちは同じ名前だったがゆえ、悪意の渦に巻き込まれていく。
作者 | 真梨幸子 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2014年12月10日 |
『あの女』

タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。あの女さえいなければー。ところが、珠美がマンションから転落。女たちの運命が逆転した…が、それは悲劇の始まりに過ぎなかった。次々現れる怪しい女、女、また女。女がいるところに平和なし。真梨ミステリの真骨頂!
作者 | 真梨幸子 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2015年04月 |
以上、真梨幸子さんの作品から私のおすすめする7作品をご紹介しました。真梨幸子さんの作品の中で共通しているのは、描かれる人間の心理がとてもリアルで、それぞれのキャラクターが心から何を思い、何を感じているのかが深く浸透してくるところです。そして、それぞれの作品が持つ独自の世界観が、私たちの心に響き、読了後もなかなか忘れることができない魔法を持っています。
ここで紹介した7作品は、その中でも特に印象に残った作品ばかりです。しかし、真梨幸子さんの作風はまだまだ多彩で、ここに挙げた以外の作品にも素晴らしい魅力が溢れています。それぞれに異なるテーマを扱いながら、心の内側に迫るような鋭い筆致と、暖かくもあり時に厳しい人間観察が見事に織り合わさった作品は、読むたびに新たな発見や共感があることでしょう。
特に、現代人の深層心理を描くことに長けている彼女の作品は、私たち自身を見つめ直すきっかけを与えてくれること間違いなしです。読むという行為自体が、自己啓発につながるかもしれません。
また、真梨幸子さんの作品は一度読んだだけで終わらせず、何度も読み返すことで深みを増すものです。そのため、一度手にとってみることをおすすめします。そして何度でも読み返し、その世界観を味わい尽くしてください。そうすれば、きっとあなたも彼女のファンになることでしょう。
本日の紹介が、あなたが更に真梨幸子さんの作品に触れるきっかけになれば幸いです。
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