夏休みに読みたいプラトン

夏休みにどっぷりと追求したくなる、知的な世界はいかがですか?プラトンは古代ギリシャの哲学者で、彼の思想は今も私たちに大きな影響を与えています。彼のディアログ(対話篇)は、さまざまな人物たちとの教え争いを通じて哲学の根源的な問いを追求しています。そして、それはまるでフィクション作品のような面白さがあるんです。刺激的な議論に引き込まれると、我を忘れて読み進めてしまうこと間違いなしです。夏の暑さにうんざりしたら、涼しい部屋で、心地よい扇風機の風を受けながらプラトンの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。あなたの知識と視野が広がること間違いなしですよ。
『ソクラテスの弁明・クリトン(プラトン)』

作者 | プラトン/著 久保勉/翻訳 |
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価格 | 520円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 1964年08月16日 |
『〈善〉のイデアと非命題的なもの プラトン『国家』篇研究』

プラトンの『国家』篇における「知識」の問題に、従来とは異なる一貫した新しい解釈を与えようとする果敢な試み。
序 論
第一章 第五巻476d7-480a13の「知識」と「思いなし」
第二章 第五巻の見物好きのものは説得されたか
第三章 第三巻414b7-415d4の「高貴な嘘」における「説得」
第四章 第六巻505e1-2における〈善〉の描写ー「すべての魂が追い求め、そのためになんでも行う」
補論 第四巻の魂の三部分説と第九巻の魂の三部分説はいかなる関係にあるか
第五章 第六・七巻における「〈善〉のイデア」と「仮設されたのでない原理」
第六章 第六巻「線分の比喩」509d1-511e5における「ディアノイア」の対象
第七章 第七巻「洞窟の比喩」514a1-516b6における洞窟の囚人の二段階
結 論
作者 | 川島 彬 |
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価格 | 4950円 + 税 |
発売元 | 東北大学出版会 |
発売日 | 2024年10月25日 |
『プラトン『国家』を読み解く 人間・正義・哲学とは何か』

『国家』をテキストとして読み解くことに徹底的にこだわり、従来の解釈を覆す新たな読みを提示。その価値と魅力を語る待望の入門書!
第一級の哲学テキストであるプラトンの『国家』。本書では、人間とは何かという問いが『国家』を貫く縦糸となっており、そこに正義とは何か、哲学とは何かという問いが絡んでくることを指摘。これらの問いにプラトンがどう答えているのかを読み解き、それに自分がどう答えるのかを考えることが『国家』を読むということだと論じる。
はじめに
第一章 『国家』を読む難しさ
1 何が難しいか
2 『国家』篇の概略
第二章 『国家』篇の構想
1 構想の要としての「人間の話」
2 議論をどう組み立てたか
3 「方法」の問題
第三章 問題を解く道筋
1 「正義とは何か」という問題
2 「別のもっと長い道」
3 「実践優位」の考え方
4 哲学をめぐる問題
第四章 問題はどう解かれたか
1 哲学者と国家
2 「複雑で多面的な生き物」
3 「魂の一性」
4 正・不正と幸・不幸
結びに代えて
註
参照文献
あとがき
『国家』出典索引
索 引
作者 | 岡部 勉 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 勁草書房 |
発売日 | 2021年12月24日 |
これからの暑い夏のお供に、どうでしょう?プラトンの世界への旅行は。プラトンの哲学の深淵を辿りながら、その瑞々しくも奥深い思想の中に身を投じてみてはいかがでしょうか。彼の著作では、人間の存在そのものや社会のあり方、理想の国家像、そして真の知識とは何かといった普遍的なテーマについて考えることができます。それぞれが我々の日常生活と深く関わっており、読むことで今までの価値観に挑戦できるかもしれません。
参考になるエピソードや生きた議論の数々。そのすべてが、夏休みにこそ手に取るべき一冊を紡いでいます。大切なのは、ただ読むだけでなく、自分自身と向き合い、自分自身を見つめ直す良いきっかけになるという点です。誤解しないでいただきたいのですが、これは決して難解な哲学書ではありません。確かにプラトンの作品は難解で、初めての読者には手に負えないかもしれません。しかし、ここでご紹介する書籍は、そんなプラトンの哲学をソフトに、でも深く理解するための一助となることでしょう。
あなたがこれまで哲学に関心がなかったとしても、この一冊を手に取ることで新たな世界が広がることでしょう。また、これまでプラトンに触れたことのある方でも、新たな発見や視点が得られるはずです。
これは単なるエンターテイメントではなく、人生そのものを見つめ直すためのインスピレーションを提供してくれます。さあ、あなたもプラトンの世界に飛び込んでみませんか?夏の風が心地良い読書スポットで、彼の思想に触れる時間こそが、この夏を特別なものにしてくれることでしょう。それでは、素敵な読書ライフを!
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